こんにちは。
巫女の岩瀬愛梨です。
本日は冷たい強い風が吹いてますね。大鳥居の桜もハラハラと散り始めています。
今月ももう終わりに近づいておりますが、今月の神様朱印の少彦名神(スクナビコナノカミ)についてお話ししたいと思います。
少彦名神は一寸法師のモデルとなったといわれています。
少彦名神は古事記によると大国主神の国造りの際、天乃羅摩船(アメノカガミノフネ:ガガイモの実とされている)に乗り、ヒムシ(蛾とされる)の皮の着物を着て波の彼方より来訪しました。
そして、神産巣日神(カミムスビノカミ)の命により大国主神と義兄弟の関係となって国造りに参加しました。
少彦名神は国造りの協力神、常世の神、医薬・温泉・禁厭(呪術)・穀物・知識・酒造の神とされています。
三月の神様朱印は丁度木瓜が見頃となる月ということもあり、木瓜の花とよく遊びに来るメジロも一緒に描かれています。
話は変わって、連日のようにお伝えしておりますが、現在境内では木瓜の他、ソメイヨシノや桃厳島社近くの枝垂れ桜などが見頃を迎えております。
戌亥参道でもソメイヨシノや八重紅枝垂他にも枝垂れ桃が開花しております。
木瓜近くの枝垂れ桜は蕾が多くなってきたように思いますが、まだ開花には至りません。開花はもう少し先のようですね。楽しみに待っていたいと思います。
本日は、少彦名神についてご紹介致しました。