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本日は彼岸の明ですね。彼岸の明は他にも言い方があるようです。

こんにちは。

巫女の岩瀬愛梨です。

本日は朝から雨ですね。強くなったり弱くなったりしております。

また本日は彼岸の明(ひがんのあけ)ですね。

この彼岸の最終日を彼岸の「走り口(はしりくち・はしりぐち)」とも言うそうです。

あまり一般的ではないので、方言なのかと思います。

調べてみると、栃木県足利市・群馬県館林市・太田市・・・辺りでは使われている様です。

「走り口」と聞くと「走り始め」₌彼岸の初日を思い浮かべますが、彼岸の最終日の事を指すのですね。聞いてとても驚きました。

いつも使っている言葉が方言だったり、お年寄りの方とお話ししていると分からない方言が使われていたりするので、方言はとても興味深いですね。

皆さんの地域では彼岸の「明」ですか?それとも「走り口」ですか?

身近な家族、友達などと方言の話をしてみると面白いかもしれませんね。

さて、聖天宮前のモミジは若干黄色っぽく見えるところが増えて来たようです。

他にも桜の木や梅の木、木瓜なども黄色い葉っぱが増えて風が吹くと落ち葉となりひらひらと舞っています。

黄色い絨毯が見られるのはいつになるでしょうか。たのしみですね。

金木犀も満開になるのが楽しみです。

台風が近づいているためか、どんよりとした「雨催い」でした。

こんにちは。

巫女の岩瀬愛梨です。

彼岸桜が前よりも花の数が増えているような気がします。蕾も発見しました!

まだ花は咲き続きそうですね。

本日は台風が近づいているためか、どんよりとした天気でした。

朝には晴れ間もありましたが、午後には雨が降って来ました。

雨になる前の暗い空も見るとなぜだか落ち着きます。

雨が今にも降りそうな空の様子を雨催い(あまもよい)というそうです。

ほかに雨模様(あめもよう)という言葉も、もともとは雨が降りそうな空の様子を表したそうですが、別の意味として雨が降っているらしい様子、そして現在では現に雨が降っている様子も雨模様という言葉が使われるようになったそうです。

使われ方によっては言葉の意味が変わること、増えることもあるのですね。

さて、昨日秋分の日を迎えました。

七十二候は初候「雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ)」です。

雷が鳴り響かなくなるという意味です。

この候は対になる候があり、それは春分の末候「雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす)」です。

春から夏にかけて鳴り響いた雷が収まる時期となりました。

しかし台風によってまだ天気が荒れるようですね。皆さまもお気を付けください。

本日は落ち着いた日でした。境内の百日紅も満開(?)のようです。

こんにちは。

巫女の岩瀬愛梨です。

本日も動くと汗ばむ天気ですね。

境内では百日紅が綺麗に咲いています。

今年の百日紅はあまり咲かなかったな・・・と思っていましたが、それからどんどん花が開いております。

前までは上の方の外側に咲いていた為、下から見上げても見えにくかったですが、現在は下の方にも花が咲き、すぐ近くで綺麗な花を確認することができます。

萩の花も沢山咲いております。小さくて分かりにくいですが、薄紫の蕾のようなものもありますので、まだ綺麗な花が見られますね。

この萩は何という種類だろうと以前も調べました。その時は「紫千代萩(むらさきせんだいはぎ)」かなと思ったのですが、「宮城野萩(みやぎのはぎ)」「ヤマハギ」にも似ていますね。

「宮城野萩」は夏に咲くため、「夏萩(なつはぎ)」との別名があり、その由来は夏のうちから美しい花をつけるからだそうです。

またハギよりも派手な花が咲くので、ハギの中では人気の品種なのだそうです。

「ヤマハギ」は6~9月にかけて花を咲かせます。花の時期が長いため、満開がはっきりしないそうです。

花は直径一センチほどで遠目には目立たない所が似ています。

枝は垂れ下がらずに直立するか真横に伸びるそうですが、境内に咲いているものは枝が垂下がっているように見える為、違う種類なのか、それとも真横に伸びているものが垂れ下がっているように見えるからヤマハギなのかと調べてもすぐには判別できませんね。

ちなみに宮城野萩のほうは枝が垂れ下がるそうです。

こんな風に名前の知らない花を調べていくと色々な品種だったり別名だったりを知ることができて楽しいですね。

神社の境内には沢山の植物がありますので、ぜひその特徴などをみて調べてみてください。

本日、一粒万倍日です。晴れたり曇ったりと不安定な天気ながら、沢山の方にお参り頂きました。

こんにちは。

巫女の岩瀬愛梨です。

本日の空は雲が沢山出てましたね。暗くなったり、晴れたり、部分的に雨が降ったりもしました。

そして、本日前々からお話しておりましたが、一粒万倍日です。

旧暦七月の子の日です。

以前、節切りで区切った月の中の決まった干支の日が一粒万倍日になることをお話致しました。

現在、立秋(七月節)~の期間ですので子・未の日が一粒万倍日になります。下の画像をご覧ください。

次の一粒万倍日は明々後日の9月9日です。八月節が始まりますので、今度は卯・申の日が一粒万倍日になります。丁度、重陽の節句でもありますね。

そして、一粒万倍日は選日のひとつです。

選日とは、暦注の中で六曜・七曜・十二直・二十八宿・九星・暦注下段以外のもの総称です。雑注とも言います。

選日には八専・十方暮・不成就日・天一天上・三隣亡・三伏・一粒万倍日・犯土(大土・小土)・騰日などがあります。

そのほとんどは十干十二支の組み合わせによってその日の吉凶を占うものです。

神社などの暦には色々詳しく書かれておりますので、隅々まで読んでいただくととても面白いと思います。

百日紅が綺麗に咲いております。ほんの少し気温が下がってきたためでしょうか。そして本日、天赦日です。

こんにちは。

巫女の岩瀬愛梨です。

本日9月2日は「天赦日(てんしゃび)」です!

天赦日とは、神が天に昇る日で、天が地上の万物を養い、その罪を許す日です。

暦の上では最上の吉日であり、年に5~6回しかありません(2020年は7回)。結婚・引っ越し・旅行など、何をやっても吉の日です。

また天赦日に一粒万倍日が重なるともっと良い日になります。

今年の天赦日と一粒万倍日が重なっていたのは1月22日と6月20日です。

ちなみに次の天赦日は11月1日で、次の一粒万倍日は9月6日です。一粒万倍日はひと月に4~6回ほどあります。

そして天赦日と一粒万倍日が重なるのは、2021年1月16日です。

ちなみに、この天赦日は季節と日の干支で決まります。

立春から立夏の前日までは「戊寅(つちのえとら)の日」、立夏から立秋の前日までは「甲午(きのえうま)の日」、立秋から立冬の前日までは「戊申(つちのえさる)の日」、立冬から立春の前日までは「甲子(きのえね)の日」です。

現在は立秋を過ぎていますので、「戊申」の日が天赦日にあたるのですね。

天赦日にきちんとした決め方があったとは知りませんでした。

一粒万倍日にもきちんとした決め方があるようなので調べてみたいと思います。

 

 

4連休1日目ですが、あいにくの雨です。拝殿前の水溜りが池のようです。雨のしずくが落ちると、水面が揺れて風情があります。

こんにちは。

巫女の岩瀬愛梨です。

本日は国民の祝日『海の日』ですね。その意義は「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う。」と定められています。

今年は新型コロナウイルスの影響や、雨の影響もあり、外出自粛をする方も多いと思います。

自粛にふさわしいという言い方はどうかと思いますが、お家の中で過ごすのにピッタリな記念日もあります。

それはふみの日です。1975年度から毎月23日を語呂合わせで2(ふ)3(み)の日」として各地方別に手紙を書く運動を展開していました。

そして、1979年、郵政省(現 日本郵政グループ)によって「手紙の楽しさ、手紙を受け取る嬉しさを通じて文字文化を継承する一助となるように」という、郵便物の利用促進を目的として制定されました。

特に7月は旧称が「文月」であることから、7月23日を「文月ふみの日」として、切手を発行したりなどのイベントを実施しています。

文月の由来は短冊に歌や字を書き、書道の上達を祈った七夕の行事にちなみ、「文披月(ふみひらきづき)」が転じたとする説が有力です。

その他、旧暦7月が稲穂の膨らむ月である為、「穂含月(ほふみづき)」「含月(ふくみづき)」、稲穂の膨らみを見る月である為、「穂見月(ほみづき)から転じたとする説もあります。

今は暑中見舞いを出す時期です。暑中見舞いでなくても普段メールなどでやり取りしている友達などに手紙を書いてみると良いかもしれませんね。

本日は朝から曇り空で静かな日でした。境内の花をご紹介致します。

こんにちは。

巫女の岩瀬愛梨です。

本日は朝から曇り空ですね。

境内も静かです。

そして、境内を歩いておりますと、百日紅が本当に上の方にひっそりと咲いているのを見つけました。下から見上げると葉っぱに隠れて見えませんが、少し離れたところから見ると綺麗な紫色の花が見えました。

百日紅は八月の縁守に入れ奉製致します。

一年前に植樹された木と一緒に撮ってみました。百日紅が上の方にちらっとあるのが見えます。

植樹された木を改めて見ると、去年より高くなっており成長を感じました。

そして、いつもベンチの近くにある桃の木ばかりに気を取られてましたが、赤ちゃん木瓜近くの桃の木も実が大きくなっています。

今までで一番濃いピンク色です。

桃の近くに変わった花を見つけました。

柏葉紫陽花(カシワバアジサイ)です。葉の形が柏に似ていることからこの名前が付けられました。

あまり意識してみたことが無かったのですが、藤のような房の花で驚きました。

先端の装飾花は白く、装飾花の奥にある両性花が隠れるようについてます。両性花は緑にピンクがかっています。

さて、七十二候は小暑の末候、鷹乃学習(たかすなわちわざをならう)です。

五・六月に孵化した雛が、巣立ちの準備をする頃という意味です。独り立ちができるよう、飛び方を覚え、獲物の捕り方を覚え、一人前の鷹へと成長していきます。

明日は戌の日です。皆さま、御身体に気を付けてお過ごしください。

本日、戌の日です。あいにくの雨ですが、多くの方がご来社されました。雨の音の効果についてお話致します。

こんにちは。

巫女の岩瀬愛梨です。

本日は朝から雨でじめじめとしていますね。

外に出ると濡れてしまうので、雨の日は苦手だという方も多いのではないでしょうか。

ちなみに私は雨の音が好きなので、雨の日は苦手ではありません(*^_^*)

実際、雨の音には癒しの効果があります。

その癒し効果の秘密は「1/fゆらぎ(えふぶんのいちゆらぎ)」です。

「1/fゆらぎ」は自然の音が、それぞれ元から持っているリズムのゆらぎのことです。

雨の音に限らず、自然界にあふれる音の中には、この「1/fゆらぎ」を持った音が沢山あります。

なぜ、「1/fゆらぎ」に癒しの効果があるのでしょうか。

それは、人間の身体の中にこの「1/fゆらぎ」で動いている部分が沢山あるからです。

「1/fゆらぎ」は規則的にも聞こえるけれども、機械ではかったように規則的な音ではなく、完全なランダムな音でもないというのが特徴です。

雨の音も規則的なようで規則的な音ではない、かといってランダムな音でもありません。弱かったり強かったりの変化もあります。

人間で言うと、例えば心拍などは規則的な音のように感じますが、完全に規則的ではありません。他にも呼吸や体温の変化なども「1/fゆらぎ」が取り入れられています。

雨の音以外の「1/fゆらぎ」は小鳥のさえずりや電車の揺れ、炎のゆらめきや木漏れ日など目で見て感じられるものもあります。

たまには雨の音に耳を傾けて、ぜひ自然に癒されてみてください。

以前、旧暦についてお話致しました。今回は閏月について考察してみます。

こんにちは。

巫女の岩瀬愛梨です。

少し日にちが空きましたが、また暦についてお話していきたいと思います。

以前にもお話ししたと通り、今年は閏月がある年です。

5月23日から6月20日まで閏4月でした。

今回はどのように閏月が決められているのかについて考察したいと思います。

まず、現在でも一か月が30日の月や31日の月があるように、旧暦でもひと月が29日または30日と決められていました。

現在では2・4・6・9・11月が31日ではない月になります。これを「小の月」と言い、反対にひと月が31日ある月を「大の月」と言います。

旧暦でもひと月が29日ある月を「小の月」、30日ある月を「大の月」と呼んでいました。

例として、今年の暦を見てみます。1月はまだ旧暦12月で25日に旧正月となります。その前日は30日、つまり旧12月は30日(大の月)であることが分かります。

その他、今年の大小の月は以下の表のようになっております。(旧11月以降は暦がないため不明です。)

旧正月旧二月旧三月旧四月旧閏四月旧五月旧六月旧七月旧八月旧九月旧十月

そして、以前のブログでもご紹介したように、中気が何になるかによって月が決定します。青で囲ってある部分が旧4月です。4月中気にあたる小満があります。

そして、旧5月に入ってから5月の中気である夏至があります。(紫の線の部分です。)よって、赤い線の部分には中気は何も含まれていないことが分かります。

よって、旧4月の後、旧5月の前の期間は閏月にあたり、4月の続きということから閏4月になるということでしょうか。

ここまでどのように閏月が決められているのかを考察してみましたが、難しいですね。

大小の基準についてが少し曖昧なので、また機会があったら考えてみたいと思います。

今回は閏月がどのように決められているのかを考察してみました。

本日、雪が降りましたね。桜と雪のコラボレーションもとても素敵でした。

こんにちは。

巫女の岩瀬愛梨です。

朝は大雨が降っておりましたが、次第に霙、そして雪へと変わりました。

春の陽気が続いた後の突然の雪なので、境内の植物たちもびっくりしているのではないでしょうか。

せっかくなので、境内のあちらこちらで雪景色を撮影してきました\(^o^)/

まずは大鳥居です。昨晩からの雨で少々桜が散ってしまったようですが、雪がまるで桜の花びらのようにも見えますね。

縁結びの桜の方は雪の重みで枝が下の方まで垂さがっております。

昨日まではパッと横に開いていた花びらも雪の重さで下向きになっていました。

続いては木瓜です。

雪の間から見える赤や緑が素敵ですね。

桜の花びらは雪に隠れてしまう感じですが、木瓜の方は色も濃く花も大きめなので、雪に隠れることなく色鮮やかな姿がとても綺麗です。

ちなみに。春の季語に「桜隠し」というものがあるそうです。

「桜隠し」とは陰暦三月に雪が降ること、まさに本日の雪は桜隠しですね。

他にも桃や枝垂れ桜も綺麗です。

午後には雪が雨に変わったため、雪も結構解けてきました。

短い時間の雪景色でしたが、冬と春が入り混じった風景を楽しめました(#^.^#)

本日はとても寒い日となりました。お身体に気を付けてください。