昨日は日が暮れた後、冷たい雨が降りましたね。雪が降りそうな気温でしたが、雪は降ることなく・・・。本日は早朝から強めの風が境内に吹き込んでおりました。ですが、2月の始まりというのもあり、平日ながら境内は観光やご祈祷の方々でにぎわっておりました*^^*

こんにちは!

巫女の片野志穂菜です。

昨日の雪予報は当らず、日が暮れた境内には雨が降っておりました。

乾燥した空気が少しでも潤いましたが、境内には冷たい風が吹き込みました。

そんな境内ですが、本日はご祈祷や観光の方もいらっしゃり、境内は賑わっておりました。

そんな中、拝殿のご見学に上がられた方から、とても良いお話をお聞きしました。

皆様、拝殿の中にある、「算額」というものを見たことはございますか?

江戸時代の日本で独自に発展した和算の問題や回答を、額や絵馬に記し、神社や仏閣に奉納したというものです。

(聞いたお話によると、神社や仏閣で発表会のようなものもしていたそうです)

冠稲荷神社の算額は、群馬県指定重要文化財に指定されています。

奉納されているのは、最上流算額(さいじょうりゅうさんがく)関流算額(せきりゅうさんがく)です。

最上流算額は、関流算学が盛んであった上州に、最上流和算を伝えた足利小俣の大川栄信(のち栄貞)の門人大川直信らが文化11年(1814)に冠稲荷神社に奉納したものです。

太田市のHPより抜粋。

ご来社くださった方は、大学の先生でいらっしゃるそうで、思わず私もいろいろ聞いてしまいました!

お時間をいただきありがとうございました!*^^*

冠稲荷神社ではこの算額をはじめ、ボケの木や、獅子舞、聖天宮など数多くのものが重要文化財に指定されております。

皆様、ご来社の際は、ぜひご覧になってください♪

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