こんにちは。
巫女の岩瀬愛梨です。
本日も境内では蝉が元気よく鳴いています(^_^)
ここ最近は祭典やお神輿のお祓い、また花火大会などが開催されるなどお祭りが沢山ありました。
そこで、本日はお祭りについて考えてみたいと思います。
まず、お祭りとは、その年の収穫の感謝や祈り、慰霊のために神仏や祖先をお祀りする儀式です。
古代では祭祀と政治が一致していたため、政治の事を政(まつりごと)と呼びました。
祭祀の際には神様などに対して供物などが捧げられ、儀式が行われます。
最近では祭祀とは関係なく行われるイベントも祭りと言われます。
また、祭祀と祭礼という言葉にもちょっとした違いがあります。
祭祀はどちらかというと神社で行っている祈祷や地鎮祭などですね。ご神体に神様をお招きして、お願い事をして人間への加護を願うものです。
五穀豊穣や商売繁盛、疫病退散、無病息災、家内安全、安寧長寿などの招福祈願や厄除けとして行われるものです。
また、年中行事が発展して行われているものや慰霊のためなどいろいろな目的や意義があります。
皆様の地域で行われているお祭りもどういった由来で行われているのかなど調べてみると面白いかもしれませんね。