権禰宜の雑賀直子です。
本日の太田市は晴れ!朝夕は少し寒いですが、ここ数日の 寒さ 涼しさがウソのように明日は 暑く 暖かくなるみたいですね!
地鎮祭はそろそろ日焼け止め☀とかがとっても大事になります!
さてその地鎮祭。
神社界にも標準的な決まりというか、資料というか、は存在します。
そちらに掲載されている地鎮祭会場の図がこちら。
……………まずは解読するところから…て感じですね。
しかもコレ、かなり大がかりな地鎮祭の図なので、もうちょっと略儀的な図が欲しいです。
…………先ほどの図よりスッキリした感じですね、でも解読することろから始めたい感じですね。
ちなみにこれも結構人数が居る時の例ですので(この図には神主さんが3人居る設定なってます)もうちょっと少人数で
色々決まりがあってややこしい(-_-;)
そんな地鎮祭、「鎮物(しずめもの)」という物を地中に埋める、という行事が存在します。
土地の神様へのプレゼント 由⊂(´∀`*)>*みたいなものです。
実際は埋める真似だけをして、神事後取り出し、工事にあわせて埋めたり。
神事中に『埋める真似』は省略して、神事後神主さんからもらって建設会社様が埋める、お施主様はノータッチ、なんて場合もあります。
「鎮物」自体省略する事も有ります。
さてその鎮物。先ほどの資料をひも解くとこんな事が記されています。
鉄人像5枚。
鉄鏡 5面。
鉄小刀子5枚。
人像の部分、拡大しますね。
なに、この可愛いの。(今回、一番紹介したかったのコレです!!)
一般的な『鎮物』は、インターネット検索して頂ければ画像が沢山有りますが、なんか…………大分違う…。数も違う。
「標準的な規定」と、「現在の主流」、「流通品」。。非常に微妙で難しい問題でもあります(-_-;)
ちなみに、上記でない場合も規定されておりまして、
・土器を組んで入れ物と蓋にして、その中に神社の砂、もしくは小石を入れて麻で十字に縛る。
・五色の幣束を麻で縛る。
・地鎮祭が終わったら神籬(神様の憑代)の芯。要は中心の枝。
冠稲荷神社では五色の幣束をご用意しております(*^。^*)