冠稲荷神社からお伺いする出張神事の種類は地鎮祭が一番多いのですが、その他にも竣工祭、井戸埋め、樹木伐採、氏神御霊入れ、などなど、本当に色々あります。火入れ式の事。

権禰宜の雑賀直子です。

冠稲荷神社からお伺いする出張神事の種類は地鎮祭が一番多いのですが、その他にも竣工祭、井戸埋め、樹木伐採、氏神御霊入れ、などなど、本当に色々あります。

写真は上棟祭
先日頂きましたお問い合わせは「火入れ式」について。

いつもお世話になっております建設会社様から
「溶鉱炉うごかす時のお祓い、ってあるでしょ?あれっていつやるの?」という趣旨のお問い合わせを頂きました。

ボイラーなどの火入れ式の事ですね。

実際に稼働させる時に合せるのか。
それとも暦の上で良日を選ぶのか。
良日を選ぶのであれば、稼働はその日に合せるのか。

 

(-_-;)難しい、というか、微妙な問題ですが。

冠稲荷神社からお伺いする例では
「実際の始動」と「火入れ式(始動式)」は一致していない事が多いです。

神事としての本来の趣旨を求めれば、
設置⇒神事⇒始動となるはずですが、そこはそれ。色々事情がありますので。

暦のめぐりに係らず仕事はありますし、ボイラーは仕上がります。
試運転も必要ですし…。
でも神事の日取りは選びたい!

ですが、出来上がった設備が稼働しないまま遊んでしまう事になるのは…………(-_-;)

ですので。

実際は始動しているけれど、いったん止めて「火入れ式」を行い、その神事の中で「起動スイッチ オン!」ゴゴゴゴ・・・・・わぁ~い、おめでとう\(^o^)/パチパチパチ!とするわけです。

形骸化をお勧めしているわけではありません!
ありません!が、各々事情がありますので、そこはソレ、という事で(^_^;)

以上、お問い合わせを頂きましたので
皆様にもご紹介でした(*^。^*)

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