強い雨が降りましたね。二十四節気についての続きをお話しいたします。

こんにちは。

巫女の岩瀬愛梨です。

午前中はとても暑かったですが、午後になると急に風が強くなり雨が降りはじめました。

前回の二十四節気の話の続きです。前回は二十四節気の完成図を起こしませんでしたので、簡単な図を起こしてみました。

このようになります。

これを季節ごとに分けるとこうなります。四角く囲ってあるのが季節の始まりです。

こうしてみると、一つの季節から次の季節までに六つの節気があります。

これらは、「節(せつ)または節気」と「中(ちゅう)または中気」が交互に配されております。

月名正月二月三月四月五月六月七月八月九月十月十一月十二月

節気

立春啓蟄清明立夏芒種小暑立秋白露寒露立冬大雪小寒
中気雨水春分穀雨小満夏至大暑処暑秋分霜降小雪冬至大寒

どちらかというと、中(中気)に重きがおかれたようです。

なぜなら、中気を暦の基準とし、月のうちに含まれる中気が何かによって月の名前を決めていたからです。例:雨水を含む月が正月(一月)、大暑を含む月が六月

これは太陰太陽暦(旧暦)では閏月を設ける基準となっていました。

月の満ち欠けによる12か月の日数(太陰暦の一年)は、二十四節気が一巡する日数(太陽暦の一年)よりも約11日短いので、そのまま暦を使用すると日付にズレを生じ続けます。このずれが重なると中気を含まない月が現れるため、その月を閏月とするそうです。

今年は丁度閏月がありますので、今度暦を見てどのようになっているか確認したいと思います。

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