こんにちは。
太田市の冠稲荷神社の片野志穂菜です。
皆様、今日が何の日かご存知でしょうか。
本日十月二十日から十一月七日の立冬まで、秋の土用です。
夏の土用の話がありますが、実は土用は秋にもあるのです。
夏は夏バテ防止にとしてうなぎを食べたりなどがありますが、秋の土用はそういったことはないのですが、土用の期間には、土の気が盛んになると言われ、穴を掘ったり、土を移動したりするのは控える方が良いと言われています。
ちなみに、土を司る神様は、土公神(どこうしん)です。
土をつかさどるこの神は、季節によって遊行するとされ、春はかまど、夏は門、秋は井戸、冬は庭にいると言われています。
夏のときには分からなかったですが、改めて調べてみると知らなかったことがあって、またひとつ知識が増えました♪
土繋がりではありませんが、地鎮祭の神事の際、地鎮の儀(とこしずめのぎ)という儀式があります。
祭壇の近くに盛り土をし、その土地の草を立てて行います。
鎌入れ、鍬入れ、鋤入れという順番で儀式をします。
鎌入れは施主様、鍬入れ、鍬入れは主に施工会社様にやって頂くことが多いです。
草を刈り、鍬を入れ盛り土を崩し、鋤で平らに均します。
このときに「えい、えい、えい」と大きく掛け声をつけます。
地鎮祭の要となる大切な儀式なのです。
以上、今日は土用のお話しと土に関するお話しでした♪