巫女の高崎奈穂です。
最近風の強い日が続いていますね…。国道354号線沿いの小幟もバタバタとはためいております。桜の花びらもひらひら舞い落ちて、境内の樹木の新緑が目立って参りました!!!
こちらの写真は戌亥鳥居で撮影致しました。モミジがもう葉を付けております。あっという間に4月も半ば、皆様お元気でお過ごしでしょうか?
さて、本日社務所にこんな質問をされた方がいらっしゃいました。「ホームページを見てお参りに来たんですけれど、龍はどこに飾ってありますか?」
私がぱっと思いついた個所が2か所ありましたので、こうお返事させて頂きました。「それは金色でしたか?黒でしたか?」
「金色でした。」との事でしたので、雑賀さんが聖天宮へご案内して下さりました。
聖天宮の天井には、金龍の彫刻が施されています。他にも内部の格天井(ごうてんじょう)には優麗な12面の花鳥画が描かれております。
黒色の龍は拝殿の格天井に描かれています。源道純が描いた「龍の墨絵」の他にも、花鳥画・神獣画、極彩色の欄間彫刻など、華麗な技巧が施されています。
冠稲荷神社には貴重な建築遺産がたくさんおまつりされています。是非お参りの際にごゆっくりとご覧ください♪