朝からの雨で湿気がすごかったですね。出張神事に行ってまいりました。本日は地鎮祭の神事の流れについてもお話ししたいと思います。

こんにちは。

巫女の岩瀬愛梨です。

本日は朝から雨が降っていましたね。

昨日、今日と地鎮祭に行ってきました。

昨日は中根町で、本日は南矢島町での地鎮祭でした。

施工会社は大東建託様です。

さて、本日は以前行った地鎮祭の式次第に沿って神事の流れをお話ししたいと思います。

式次第の右から三番目、「修祓(しゅばつ)」から神事が始まります。

「修祓」は身体を清める儀式です。神職が「祓詞」を奏上し、参列者の身体を清めます。

続いて「降神の儀」です。その土地を治める神様に来て頂きます。

そして「献饌(けんせん)」をします。神様のためにご用意したお供え物を神様に召し上がっていただくためです。

その後、「祝詞奏上」します。こちらの土地にお家を建てますので無事に事故なく工事が進みますようにと神様にお願いします。

その後、「切麻散米(四方祓い)」をします。その土地の四方を大麻で祓い、「切麻」を撒き、祓い清めます。

そして、「地鎮の儀(とこしずめのぎ)」を行います。建物を建てるには、その土地の草を刈り、土を耕し、平地にします。

それを模し、祭壇の近くに小さな山を作り草を立てて、「鎌入れ」「鍬入れ」「鋤入れ」の儀を執り行います。

そして、「玉串奉奠」をします。玉串に「無事に完成しますように」などお祈りをして、神様へお供えします。

そして「撤饌(てっせん)」します。神様のお食事はここで終了です。

最後に「昇神の儀」をして、神様に帰っていただきましたら、神事は終了となります。

神事が終わったあとは神様にお供えしたお神酒を下げ、参列した皆様でそのお神酒をいただきます。「直会(なおらい)」または「神酒拝戴(しんしゅはいたい)」と言います。

以上が基本的な地鎮祭の神事の流れです。お施主様に参加していただくのは「地鎮の儀」と「玉串奉奠」です。始まる前、もしくは神事中にやり方をご案内しますので、ご安心ください。

冠稲荷神社では地鎮祭以外にも解体のお祓いや、入居のお祓いなども承っております。

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