台風が過ぎ、風が強く暑い日となりました。本日、9月9日は五節句の一つ「重陽の節句」です。

こんにちは。

巫女の岩瀬愛梨です。

台風が過ぎ、とても風の強い一日でした。

最初に台風一過の境内をご紹介します。

写真だと分かりずらいですが、聖天宮の右側にある大きな木が強風にあおられ大きく揺れていました。

参道は木漏れ日で葉っぱがキラキラと輝いていました。

台風が過ぎた後の青空もとても綺麗です。

彦九郎の松付近ではトンボが沢山遊びに来ていました。

さて、本日は9月9日、重陽の節句です。

重陽の節句は五節句の一つで旧暦では菊が咲く季節ということから、菊の節句とも言われます。

陰陽思想では奇数は陽の数であり、9がその最大数であること、そして、9月9日は陽が重なる日であることから「重陽」と呼ばれます。

節句は、奇数の重なる日は陽の気が強すぎるため不吉とされ、それを払う行事として行われていたのですが、次第に陽の重なりを吉祥とする考えに転じ、祝い事となったそうです。

重陽の節句は菊の節句ということで邪気払いや長寿を願い、菊の花を飾ったり、菊の花びらを浮かべた酒を酌み交わしてお祝いしていました。

また、前の日の晩に菊に綿を被せ、露を染み込ませ、その綿で体を拭うと病気をしないといわれておりました。

今月の限定御朱印もお狐様たちが菊と木瓜の実が浮かんだ酒を酌み交わしております。

傍らには栗ごはんなど秋の魅力満載です(#^.^#)

こちらの御朱印は19日まで頒布しております。