本日は土用の入りです。土用に関する風習はたくさんあります。その一部をご紹介致します。

こんにちは。

巫女の岩瀬愛梨です。

本日7月19日は土用の入りです。

土用とは五行に由来する暦の雑節です。

土用は、土用の丑の日ということで夏の季節を思い浮かべる方も多いと思いますが、各季節にあります。

五行は木火土金水の事です。そして、春に木気、夏に火気、秋に金気、冬に水気を当てはめ、残った土気は季節の変わり目に割り当てられました。

季節の始まりである立春、立夏、立秋、立冬の前の約18日間が土用の期間になります。それぞれ冬土用、春土用、夏土用、秋土用といい、土用の最初の日を「土用の入り」、最終日を「土用明け」といいます。土用の最終日は節分です。

立秋前の夏土用の入りが本日というわけです。この期間を「暑中」言い、と暑中見舞いを出す時期でもあります。

また、夏土用に入って3日目が晴れれば豊作、雨が降れば凶作という占いもあるそうです。これを「土用三郎(どようさぶろう)」といいます。

この夏土用の時期に「土用干し」が行われます。

土用干しは主に三種類あります。

①衣服や書物をカビや虫の害から守る為に風を通して陰干しすること。

②水田に水を入れず、土をひび割れ状態にすること。雑菌の繁殖を抑える、健康な根が良く張るようにするためなどの効果があります。

③六月ころに収穫し塩漬けにした梅を梅雨明け後に三日ほど日干しすること。

①の風習は漢の時代にはすでに行われ、日本では7月7日の七夕祭(乞巧奠)に虫干しを行えば虫が生じないとされ、江戸時代には年中行事の一つとして行われるほど重要なことでもありました。

この時期は雨が続き湿気も多いため、特に貴重な衣服や書物を守る為には大事な行事だったようですね。

本日は土用についてお話致しました。