こんにちは。
巫女の千葉梨奈です!
本日は『祇園祭』に由来、歴史についてお話を致します!そもそも祇園祭ってなんだろう?どんな由来なの…?私も祇園祭とは聞いたことがございましたが深くまでは知りませんでした(^_^;)みなさんで祇園祭の事を知っていきましょう!
祇園祭とは京都で毎年7月に行われる祇園・八坂神社の祭礼。その由来はなんと平安時代まで遡ります。
平安時代前期・869年。京都では各地で疫病が流行していました。そこで人々は神泉苑に、スサノヲミコトなど祇園の神様を迎えた神輿3基と66本の矛を立てて御霊会(※)を行い、神に疫病を鎮めてもらおうとしたのが始まり…とされています。(※災厄や祟りを防ぐための鎮魂儀礼。当時は天地地異や災いは不慮の死を遂げた人の魂による祟りと考えられていた)
室町時代になると四条室町を中心に町衆と呼ばれる豊かな商工業者が自治組織(両側町)をつくるようになり、各町ごとに山鉾を作って街中を巡行する現在のような形になってきました。(現在も山鉾とそれを管理する鉾町は四条通・室町通近辺に集まっています)その後応仁の乱や第二次大戦などで復興し、現在まで実に千年以上続く歴史ある祭りとなっています。
冠稲荷神社では祇園祭は7月下旬の日曜日に行われます。冠稲荷神社でも疫病除けなどの祈願を致します!ということは本日!!
…のはずでしたがコロナの影響で今年の祇園祭は参列者なしで祭典のみ行いました(>_<)来年には祇園祭が無事行えることをお祈り申し上げます…✿