こんにちは。
巫女の朽津由美子です。
昨日3月6日は二十四節気では啓蟄(けいちつ)にあたります。この頃になると長い間、土の中で冬ごもりをしていた色々な虫が穴を啓いて地上へ這い出して来る、という意味だそうです。
ならば、ひょっこり顔を出した虫たちを探してみよう…と、さっそく境内をくまなく探してみましたが、あいにくの雨模様のために一匹も見つからず。。。良いお天気になりそうな明日に期待です^^
さて、虫さんの件は残念でしたが…木瓜の花はガッカリさせません♪本日もまた数輪の花が開き、ご参拝にいらした皆さまを楽しませてくれています^^ご覧ください、遠目からでも蕾や花の赤色がこんなに目立つようになりました!日中、お参りにいらしたお客様のお一人が木瓜に向かって「まあ、綺麗!あなたはエライ!」と褒めていらっしゃいましたが、そのくらい本当に綺麗で圧倒的な存在感なのです。
樹齢400年の冠稲荷の木瓜の花の見頃は3月下旬~4月初旬頃。皆さま、ぜひ一度、ご覧くださいね。
そして、本日はもう一つ、季節を問わずお客様に人気の樹木をご紹介いたします。それは…拝殿の横にそびえ立つ大きな楠です。樹齢は…数百年、数千年!?。。。いえ、実は長すぎて誰にも分かりません。
どっしりと太い幹と空を覆うように広がる長い枝、そして、青々とした葉。ものすごく大きな包容力を感じる大きな楠。お客様の中にはこんな風に幹に手をあてて、じ~っと目を閉じている方がいらっしゃるんですよ^^
寒空の下でも幹に触れると少し温かくてホッとするような、話しかけると返事をしてくれそうな、そんな気がいたします^^
皆さまもぜひ、境内に生きる様々な生命たちに会いにご来社ください。