こんにちは。
巫女の千葉梨奈です!
本日も燦々としたお日様に照らされてとてつもなく暑いですね…(^_^;)みなさまはどんなお盆をお過ごしになられましたか?
本日はお盆の送り火。少しお盆のお話をしようと思います。
送り火とはお盆の間帰ってきた祖霊は、現世からまたあの世へ戻っていき、家庭での送り火は迎え火を行った時と同時に、家の門や庭先で野火を焚きます。
送り火はまた、地域社会全体行事として行われる大がかりなものもあります。
大きく分けて、山で行われる送り火と、海や川で流す送り火の二種類が、地域行事として根付いています。
山や海で盛大に行われる送り火は、室町時代以降には年中行事のひとつとして庶民の間に定着してと言われています。
ちなみにお盆行事にきゅうりやナスに棒をさしてお供えされているのを目にしたことはありますでしょうか?このきゅうりは「馬」を、ナスは「牛」を示しているのです!これらは精霊が移動する乗り物を表しており、精霊をお迎えする際は足の速い「馬」に、送り帰す際は「牛」に乗ってゆっくりあの世へ帰っていただく、という願いが込められているそうです。
日本の伝統行事の事をもっと知り、いつまでも大事に守っていきたいものですね♪