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本日の干支は甲子。大黒天様の縁日です♪

こんにちは。

出仕の朽津由美子です。

本日も午前中を中心に貴重な梅雨の晴れ間が広がりました♪2週間以上も雨天が続きますと、太陽のありがたさが身にしみます(^^)

さて、本日は七福神の一神、大黒天様の縁日、ということで日頃の感謝を込めて七福神殿に神饌をお供えいたしましたm(__)m

大黒天様は商売繁盛、五穀豊穣、出世開運、縁結びの神様として知られます。恵比寿様と一緒に御神像をお祀りされていらっしゃるご家庭も多いのではないでしょうか(^^)

七福神彫刻では向かって一番左手にいらっしゃるのが大黒天様♪右手に打ち出の小槌、俵に乗ったお姿です。

ちなみに右隣は恵比寿様、右上には毘沙門天様、真ん中に布袋様、手前に寿老人様、そして羽衣姿の弁財天様、一番右手に福禄寿様です。それぞれのお名前は馴染み深いものの、なかなかお姿と一致しない…という方のために。。。 実は以前、私もその一人でした(^^)

尚、当社では七福神すべてが描かれた御朱印もお授けしております♪

落ち着いた色合いの渋めな画風です♪社務所にて通年、お授けしておりますので、どうぞお気軽にお声掛けください(^^)

皆さまに神様のお恵みがありますよう、お祈り申し上げます。

本日は土用の入りです。土用に関する風習はたくさんあります。その一部をご紹介致します。

こんにちは。

巫女の岩瀬愛梨です。

本日7月19日は土用の入りです。

土用とは五行に由来する暦の雑節です。

土用は、土用の丑の日ということで夏の季節を思い浮かべる方も多いと思いますが、各季節にあります。

五行は木火土金水の事です。そして、春に木気、夏に火気、秋に金気、冬に水気を当てはめ、残った土気は季節の変わり目に割り当てられました。

季節の始まりである立春、立夏、立秋、立冬の前の約18日間が土用の期間になります。それぞれ冬土用、春土用、夏土用、秋土用といい、土用の最初の日を「土用の入り」、最終日を「土用明け」といいます。土用の最終日は節分です。

立秋前の夏土用の入りが本日というわけです。この期間を「暑中」言い、と暑中見舞いを出す時期でもあります。

また、夏土用に入って3日目が晴れれば豊作、雨が降れば凶作という占いもあるそうです。これを「土用三郎(どようさぶろう)」といいます。

この夏土用の時期に「土用干し」が行われます。

土用干しは主に三種類あります。

①衣服や書物をカビや虫の害から守る為に風を通して陰干しすること。

②水田に水を入れず、土をひび割れ状態にすること。雑菌の繁殖を抑える、健康な根が良く張るようにするためなどの効果があります。

③六月ころに収穫し塩漬けにした梅を梅雨明け後に三日ほど日干しすること。

①の風習は漢の時代にはすでに行われ、日本では7月7日の七夕祭(乞巧奠)に虫干しを行えば虫が生じないとされ、江戸時代には年中行事の一つとして行われるほど重要なことでもありました。

この時期は雨が続き湿気も多いため、特に貴重な衣服や書物を守る為には大事な行事だったようですね。

本日は土用についてお話致しました。

本日は戌の日です(*‘ `*)鬼灯についてご紹介致します✿

こんにちは。

巫女の千葉梨奈です!

本日は戌の日です♪こちら冠稲荷神社の御朱印に八月の戌の日に戌の判子が押されます。戌の判子にはほおずき金魚が描かれています!

そのほおずきについてご紹介致します♪

ほおずきはよくお盆に見られますね。

ほおずきは漢字で鬼灯と書きます。は無くなった方のことを示し、は堤灯のことを表しています。

字の通りほおずきは故人の道しるべとなる迎え火の事なのです。またほおずきは故人の仮のおうちとしても使われています。

ほおずきの中は空洞なため、魂がそこにお盆の間宿ることができると考えられている為です。同じ理由で提灯などが飾られることも多いです。

ほおずきの歴史では平安時代に書かれた、現存する日本最古の薬物辞典である『本草和名』にもほおずきは登場しています。その記録には『酸漿』という名前でほおずきが紹介されています。

つまり平安時代に薬物としてほおずきが使われていたのですね♪知らないことばかりで勉強になりました♪

実はほおずきは…食べられるんです!(>_<)♡

観賞用は食べられませんが食用のものでしたら食べられるそうですよ!お味はフルーティーで甘酸っぱくて味も南国フルーツのようらしいです!なんとも気になりますね…!

本日は朝から曇り空で静かな日でした。境内の花をご紹介致します。

こんにちは。

巫女の岩瀬愛梨です。

本日は朝から曇り空ですね。

境内も静かです。

そして、境内を歩いておりますと、百日紅が本当に上の方にひっそりと咲いているのを見つけました。下から見上げると葉っぱに隠れて見えませんが、少し離れたところから見ると綺麗な紫色の花が見えました。

百日紅は八月の縁守に入れ奉製致します。

一年前に植樹された木と一緒に撮ってみました。百日紅が上の方にちらっとあるのが見えます。

植樹された木を改めて見ると、去年より高くなっており成長を感じました。

そして、いつもベンチの近くにある桃の木ばかりに気を取られてましたが、赤ちゃん木瓜近くの桃の木も実が大きくなっています。

今までで一番濃いピンク色です。

桃の近くに変わった花を見つけました。

柏葉紫陽花(カシワバアジサイ)です。葉の形が柏に似ていることからこの名前が付けられました。

あまり意識してみたことが無かったのですが、藤のような房の花で驚きました。

先端の装飾花は白く、装飾花の奥にある両性花が隠れるようについてます。両性花は緑にピンクがかっています。

さて、七十二候は小暑の末候、鷹乃学習(たかすなわちわざをならう)です。

五・六月に孵化した雛が、巣立ちの準備をする頃という意味です。独り立ちができるよう、飛び方を覚え、獲物の捕り方を覚え、一人前の鷹へと成長していきます。

明日は戌の日です。皆さま、御身体に気を付けてお過ごしください。

本日は庚申様の縁日です♪

こんにちは。

出仕の朽津由美子です。

境内を歩いておりましたら足元に綺麗なピンク色の花が落ちていました。百日紅(さるすべり)です♪

今年は長梅雨で開花はまだだろうと思っておりましたが、見上げると日当たりの良い高~いところに沢山、咲いておりました♪百日紅の花が咲きますと、いよいよ夏がやって来る~と、感じます(^^)

さて、本日は庚申様の縁日です。庚申塚と猿田毘古社の御前に神饌をお供えして日頃の感謝を申し上げましたm(__)m

猿田毘古社はお車のお祓い処としてご存じの方もいらっしゃるかと思います。おかげさまで私も当社にてご奉仕を始めてから交通事故に合うことなく、通勤させていただいております(^^)

猿田毘古神は導きの神様☆ 進路や決断に迷った時にもご参拝されてみてはいかがでしょう。

皆さまに神様のお恵みがありますよう、お祈り申し上げます。

本日、月次祭及び縁結び幸福祈願祭が執り行われました。

こんにちは。

巫女の岩瀬愛梨です。

本日は15日ということで、月次祭及び縁結び幸福祈願祭が執り行われました。

約15名様に月次祭及び縁結び幸福祈願祭にご参列いただきました。

拝殿内も席の間隔をあけソーシャルディスタンスを保ちつつ、扉を開いて換気をしつつ執行致しました。

境内の桃の実も大きくなり、ほんのりとピンク色に色づいてます。虫に食べられているものがほとんどだとは思いますが・・・。一個綺麗な形の桃を見つけました。

枝垂れ桃のほうは実が桃よりも小さめです。こちらは観賞用の花桃の為か、あまり虫には食べられていない印象です。

他にも小さな紫の萩の花がチラホラと咲いておりました。

そして、珊瑚樹(サンゴジュ)の実も淡いオレンジ色になっております。

神楽鈴を逆さにしたような、ブドウのようなかたちですね。ここからさらに実が大きく、色も赤く色づいていきます。

赤く熟す実が海の珊瑚に似ていることから珊瑚樹と名付けられました。

珊瑚樹の葉には水分が多いため燃えにくく、枝は燃やすと泡のようなものが噴出し、延焼しないことから防火用に植栽されるそうです。

植物なのに防火用って驚きです。珊瑚樹は甲大鳥居に向かう小道?の右側にあります。

すこし上の方を見て頂くと沢山ぶどうのような房が見えるかと思います。

毎年、美しい桜や木瓜をお楽しみいただけるよう、境内では樹木の消毒作業が行われました♪

こんにちは。

出仕の朽津由美子です。

本日も梅雨らしい、ジメジメした蒸し暑い一日でしたが、午後には雨が上がり…。いつもお世話になっております山梅さんが「今がチャンス!」とばかりに境内の樹木の消毒作業を行ってくださいました♪

害虫さんのイタズラによって木々が枯れてしまわないよう、定期的なメンテナンスは欠かせません(^^) こうした作業のおかげで桜や木瓜は健康な状態を保つことができ、毎年、見事な花を咲かせてくれます♪

※今年3月25日撮影の甲大鳥居のソメイヨシノです。

※今年3月21日撮影の木瓜の花です。

来年も10年後も20年後も…皆さまに美しい花をお楽しみいただけますように♪境内の樹木や草花を大切に…今後も管理を続けて参りますm(__)m

12日(日)の夕刻、第五回目の「本殿改修に伴う寄付者芳名報告祭」が執行されました。

こんにちは。

太田市の冠稲荷神社 片野志穂菜です。

昨日は梅雨であることを忘れるような太陽が出ていました。

日陰にいないと熱中症になってしまいそうな日差しでした。

昨日12日の夕刻、第五回目の「寄付者芳名報告祭」が執行されました。

6月14日から毎週日曜の夕刻に行われてきた報告祭も、いよいよ第五回となりました。

修祓をし、

幣殿をお祓いし清めます。

宮司一拝をします。

宮司一拝のあとは祝詞奏上をします。

神様にお願い事を申し上げた後は、神様のお恵みをお授けします。

今回神様のお恵みは動画を撮りました♪

※音量にお気を付けください。

金幣の音色が伝わると嬉しいです(>ω<*)

その後は玉串を奉りて拝礼。

最後に宮司一拝にて閉式となります。

本殿改修の工事も滞りも事故もなく進んでおります。

ご寄付頂いた皆様も含め、そのご家族皆様にたくさんの幸福が訪れますよう、改めて冠稲荷神社一同お祈り申し上げます。

最後に、今日は盆の迎え火の日、お盆の最初の日です。

あと、今日は下弦といい、月と太陽の黄経差が270°となる日でこの日の月は半月です。

今日の夜は少し夜空を見上げてみては如何でしょうか(*>ω<*)

本日は祇園祭でした♪でも祇園祭ってなんだろう?由来と歴史についてお話致します✿

こんにちは。

巫女の千葉梨奈です!

本日は『祇園祭』に由来、歴史についてお話を致します!そもそも祇園祭ってなんだろう?どんな由来なの…?私も祇園祭とは聞いたことがございましたが深くまでは知りませんでした(^_^;)みなさんで祇園祭の事を知っていきましょう!

祇園祭とは京都で毎年7月に行われる祇園・八坂神社の祭礼。その由来はなんと平安時代まで遡ります。

平安時代前期・869年。京都では各地で疫病が流行していました。そこで人々は神泉苑に、スサノヲミコトなど祇園の神様を迎えた神輿3基と66本の矛を立てて御霊会()を行い、神に疫病を鎮めてもらおうとしたのが始まり…とされています。(災厄や祟りを防ぐための鎮魂儀礼。当時は天地地異や災いは不慮の死を遂げた人の魂による祟りと考えられていた)

室町時代になると四条室町を中心に町衆と呼ばれる豊かな商工業者が自治組織(両側町)をつくるようになり、各町ごとに山鉾を作って街中を巡行する現在のような形になってきました。(現在も山鉾とそれを管理する鉾町は四条通・室町通近辺に集まっています)その後応仁の乱や第二次大戦などで復興し、現在まで実に千年以上続く歴史ある祭りとなっています。

冠稲荷神社では祇園祭は7月下旬の日曜日に行われます。冠稲荷神社でも疫病除けなどの祈願を致します!ということは本日!!

…のはずでしたがコロナの影響で今年の祇園祭は参列者なしで祭典のみ行いました(>_<)来年には祇園祭が無事行えることをお祈り申し上げます…✿

雨上がりに撮影した境内の優しい自然をご紹介します♪

こんにちは。

出仕の朽津由美子です。

雨上がりに境内を歩いておりますと、葉っぱをすべり落ちる雫がキラキラ輝いていました♪とても綺麗だったので思わずパシャリ☆ 梅雨の時期はジメジメした日が続いて憂鬱な気分になりがちですが、大地を潤す恵みの雨でもあり…感謝、感謝ですネ(^^)

萩の花にはミツバチくん♪美味しい蜜を一生懸命に吸っていました(^^)

大きく膨らんだ桃の実には小っちゃなアリさんが…。自分よりも大分、大きな桃を独り占めしていました(笑)

水も花も果実も…自然界の生命は皆、他者のために存在している、と聞いたことがあります。自然に触れると癒されるのは自然界に生きる生命の優しさゆえ…なのかもしれませんネ♪

皆さまに神様のお恵みがありますよう、お祈り申し上げます。