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本日はとても暖かい一日となりました。大安ということで、出張神事にご祈祷と慌ただしい一日でした。祈祷受付の際によく見る厄年表・・・、疑問に思ったことがあったので、調べてみました!

こんにちは。

巫女の岩瀬愛梨です。

昨日雪が積もっていたとは思えないくらいの暖かさですね。

本日は大安ということで、厄除けやお車のお祓いなどで多くのお客様にお参り頂きました。

さて、ご祈祷の受付をする度に必ず厄年表を見ます。

この厄年表をみて、ある疑問が頭の中に浮かび上がってきました。

「恵方ってどうやって決まっているのだろう?」

というわけで、今回は恵方について調べてみました。

今年の恵方は西南西です。

忌むべき方角が決まっている方位除とは違い、恵方は毎年違っています。

方位吉凶早見を見ると、恵方と書いてある矢印の元に歳徳神という言葉が書かれております。

歳徳神(としとくじん)とは、陰陽道で、その年の福徳を司る神様です。

歳徳神がいる方位を恵方(えほう)などと言いその方角に向かって事を行えば万事に吉とされています。

そして、歳徳神の在する方位(恵方)はその年の十干により決定されます。また、西暦の一の位によっても決まっております。

十干が甲・己、一の位が4・9ならば東北東、十干が乙・庚、一の位が0・5ならば西南西、十干が丙・辛・戊・癸、一の位が1・6・3・9ならば南南東、十干が丁・壬、一の位が2・7ならば北北西です。

今年の十干は庚子で、2020年なので一の位が0ということで、今年の恵方は西南西です。

恵方は毎年違う方角だと思っていましたが、決まった方角を回っていたことに驚きました。

方位除にはまだまだ面白いことが隠されているの思うので、機会があったらまた調べてみたいと思います。