こんにちは。
巫女の岩瀬愛梨です。
とても気持ちの良いお天気でした。
素敵なご新居が無事に完成致しますようにお祈り申し上げます。
また、神社には観光のお客様が2団体いらっしゃいました。
最初の団体の方々は3組に分かれて昇殿して頂きまして、宮司のお話と、巫女舞の見学をされました。
2組目の方々にも巫女舞を見学していただきました。
ここで冠稲荷神社での巫女舞についてご紹介します。
祈祷、挙式、巫女舞見学の際に奉納している巫女舞は「浦安の舞」という舞です。
「浦安の舞」は明治時代以降の近代に作られた神楽です。
一人舞、二人舞、四人舞とあり、正式には四人舞なのですが、冠稲荷神社で奉納している巫女舞は一人舞です。
また、前半の扇舞と後半の鈴舞がございますが、鈴舞のみを奉納しております。
「浦安」の「うら」は心を指す古語であり、「うらやす」で心中の平穏を表す言葉となります。国の平穏無事などが「浦安」という言葉に込められております。
そして音楽をよく聞くと和歌がうたわれています。
1933年(昭和8年)に昭和天皇御製の和歌である「天地(あめつち)の神にぞ祈る朝なぎの海のごとくに波たたぬ世を」が歌詞になっております。
機会がありましたら、舞と音楽に注意してご覧ください。
巫女舞見学後は健康長寿のお守りをお分かちさせて頂きました。