最近境内では七五三を迎えられたお子様の晴れやかな着物姿を見かけることが多くなって参りました。お子様の健やかな成長をお祝いし、家族皆さまで良い思い出の残る楽しい記念日になるようお祈り申し上げます。

こんにちは。

巫女の岩瀬愛梨です。

朝のうちは雨が降っていましたが、早めに止んでよかったです。

最近は11月も近いということで、七五三のご祈祷も増えてまいりました。本日も3歳の女の子と7歳の女の子がご来社くださいました。

さて、本日は七五三や厄年のお話をする際に出てくる「数え年」についてお話したいと思います。

皆様はご自分の数え年をご存知でしょうか?

現在は生まれた時を0歳として、誕生日を迎えるごとに1歳、2歳・・・と年を重ねます。

この数え方を満年齢と言います。

しかし、厄年表を見てみると不思議に思うことがありませんか?

「あれ?自分は今年○○歳なのに、厄年表に書いてあるのは1歳上の年齢だなあ・・・」

例えば平成7年生まれの方は今年24歳になります。しかし、方位除けに当たっている項目を見ると、平成7年生まれの方は25歳と書かれています。

この厄年表に書かれている年齢、こちらが数え年の年齢です。

数え年の数え方はまず、生まれた時から1歳と考えます。そして、誕生日ではなく、お正月を迎えるごとに2歳、3歳と年を重ねるのです。

日本では戦後満年齢が普及しました。それまでは数え年で年齢を表していたのですね。

七五三のお祝いも数え年でのお祝いなのですが、最近では満年齢で考えることも多いです。

冠稲荷神社では1年を通して七五三のご祈祷を受け付けています。満年齢でのお祝いでも数え年でのお祝いでも、春でも秋でもお待ちしております。