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いなり会二日目です。皆様いかがお過ごしでしょうか。素蓋鳴神をご紹介します(2)

こんにちは。

巫女の岩瀬愛梨です。

本日は「素蓋鳴神(スサノオノカミ)」についてご紹介します。

前回は「素蓋鳴神(すさのおのかみ)」の誕生から高天原追放までをご紹介いたしました。

高天原を追放された「素蓋鳴神(スサノオノカミ)」はその後どうなったのでしょうか。

素蓋鳴神(スサノオノカミ)」は高天原を追放された後、出雲の国の肥川の上流の鳥髪(とりかみ)へ降り立ちました。

その時、箸がその川を流れ下ってきました。そこで「素蓋鳴神(スサノオノカミ)」は上流に人がいると思い、尋ね求めて上っていきました。

すると、老夫婦がいて少女を間に置いて泣いていたのです。

夫婦の名前は「足名椎(アシナヅチ)」と「手名椎(テナヅチ)」といい、その娘は「奇稲田毘売(クシナダヒメ)」という名でした。

素蓋鳴神(スサノオノカミ)」は三人がなぜ泣いているのかを聞きました。

この夫婦には八人の娘がおりましたが、毎年八つの頭と八つの尾を持った「八岐大蛇(ヤマタノオロチ)」に食べられてしまい、もう末娘の「奇稲田毘売(クシナダヒメ)」しか残っていませんでした。

そしてその末娘の「奇稲田毘売(クシナダヒメ)」もこれから「八岐大蛇(ヤマタノオロチ)」に食べられてしまうというのです。

その話を聞いた「素蓋鳴神(スサノオノカミ)」は「奇稲田毘女(クシナダヒメ)」との結婚を条件に「八岐大蛇(ヤマタノオロチ)」を退治することを申し出ました。

最初は「素蓋鳴神(スサノオノカミ)」の素性を知らない「足名椎(アシナヅチ)」と「手名椎(テナヅチ)」は怪しく思いますが、「天照大御神(アマテラスオオミカミ)」の弟であることが分かると、快く承諾し、「奇稲田毘売(クシナダヒメ)」を差し出しました。

そこで、「素蓋鳴神(スサノオノカミ)」は「奇稲田毘売(クシナダヒメ)」を小さな櫛に変え、髪に挿しました。そして「足名椎(アシナヅチ)」と「手名椎(テナヅチ)」に命じて八つの門を作り、それぞれに強い酒を満たした大きな甕を置きました。

準備をして待っていると、「八岐大蛇(ヤマタノオロチ)」がやってきて、八つの頭をそれぞれの甕に突っ込んで酒を飲みだしました。

八岐大蛇(ヤマタノオロチ)」が酒に酔って寝てしまうと、「素蓋鳴神(スサノオノカミ)」は「十拳剣(とつかのつるぎ)」で切り刻みました。

尾を切ると剣の刃が欠け、尾の中から太刀が出てきました。「素蓋鳴神(スサノオノカミ)」はその太刀を「天照大御神(アマテラスオオミカミ)」に献上しました。これが後の三種の神器である「草薙剣(くさなぎのつるぎ)」です。

八岐大蛇(ヤマタノオロチ)」を退治し、「奇稲田毘売(クシナダヒメ)」を救った「素蓋鳴神(スサノオノカミ)」は須賀の地に宮殿を建てました。

その時に「素蓋鳴神(スサノオノカミ)」は歌を詠みました。

八雲立つ(やぐもたつ) 出雲八重垣(いずもやえがき) 妻ごみに 八重垣(やえがき)作る その八重垣(やえがき)を

という歌で、日本で初めて詠まれた和歌と言われています。

このように高天原を追放された「素蓋鳴神(スサノオノカミ)」は一転して英雄となります。

今回は「素蓋鳴神(スサノオノカミ)」の「八岐大蛇(ヤマタノオロチ)退治をご紹介しました。

写真が用意できず、文字ばかりになってしまい申し訳ありません。

日が短くなり、夜も涼しくなってまいりました。神様紹介:「素蓋鳴神(スサノオノカミ)」についてご紹介します(1)

こんにちは。

巫女の岩瀬愛梨です。

本日は朝に雨が降っておりましたが、雨も止み過ごしやすい天気となりました。

境内ではキノコが生えており、秋の訪れを感じます(*^_^*)

本日は神楽殿の八坂社に祀られている「素蓋鳴神(スサノオノカミ)」についてご紹介します。「素蓋鳴神(スサノオノカミ)」はご存知の方も多いのではないでしょうか。神話ではたびたび登場する神様です。そして、登場するたびに新たな一面が見える神様といえます。

なので、「素蓋鳴神(スサノオノカミ)」の神話については、三回ほどに分けて少しづつご紹介したいと思います。

『古事記』によると、「素蓋鳴神(スサノオノカミ)」は「伊邪那岐神(イザナギノカミ)」が黄泉の国から帰還し禊を行った際、鼻を濯いだときに生まれたとされています。

左目を洗った時に生まれた「天照大御神(アマテラスオオミカミ)」や、右目を洗った時に生まれた「月夜見尊(ツキヨミノミコト)」と合わせて「三貴神」と呼ばれています。

「伊邪那岐神(イザナギノカミ)」は「天照大御神(アマテラスオオミカミ)」に高天原を、「月夜見尊(ツキヨミノミコト)」に夜の国を、「素蓋鳴神(スサノオノカミ)」に海原を治めるように言いました。

「天照大御神(アマテラスオオミカミ)」と「月夜見尊(ツキヨミノミコト)」はそれぞれ指示された場所を治めましたが、「素蓋鳴神(スサノオノカミ)」はそれを断りました。

「素蓋鳴神(スサノオノカミ)」は母である「伊邪那美(イザナミノカミ)」がいる黄泉の国へ行きたいと、髭が生えるような大人になっても泣きわめき駄々をこねたのです。

「素蓋鳴神(スサノオノカミ)」はとても力のある神様で、暴れることにより山々はうねり、海は荒れ、疫病が蔓延しました。

怒った「伊邪那岐神(イザナギノカミ)」は「素蓋鳴神(スサノオノカミ)」を追放しました。 

「素蓋鳴神(スサノオノカミ)」は「伊邪那美神(イザナミノカミ)」のいる根の国に向かう前に姉である「天照大御神(アマテラスオオミカミ)」に別れの挨拶をしに高天原へ向かいます。

「天照大御神(アマテラスオオミカミ)」は「素蓋鳴神(スサノオノカミ)」が攻めてきたと思い、武装して迎えました。

「素蓋鳴神(スサノオノカミ)」は誤解を解こうと「誓約(うけい)」をしようと言いました。

そこで、「天照大御神(アマテラスオオミカミ)」は「素蓋鳴神(スサノオノカミ)」の持っている「十拳剣(とつかのつるぎ)」を噛み砕き、吹き出した息から三人の女神が生まれました。

「素蓋鳴神(スサノオノカミ)」は「天照大御神(アマテラスオオミカミ)」の勾玉の髪飾りを噛み砕き、吹き出した息から五人の男神が生まれました。

『古事記』では三人の女神は「素蓋鳴神(スサノオノカミ)」の物から生まれたので「素蓋鳴神(スサノオノカミ)」の子とし、五人の男神は「天照大御神(アマテラスオオミカミ)」の物から生まれたので「天照大御神(アマテラスオオミカミ)」の子とされました。

よって「素蓋鳴神(スサノオノカミ)」は「自分の心が清らかだから女神が生まれたのだ。」と勝利を宣言しました。

『日本書紀』では記述が異なり、男神を生んだ方が勝ちとされ、「天照大御神(アマテラスオオミカミ)」が女神を、「素蓋鳴神(スサノオノカミ)」が男神を生んだため、「素蓋鳴神(スサノオノカミ)」の勝ちとされました。

身の潔白が証明されたとして高天原に滞在するようになった「素蓋鳴神(スサノオノカミ)」は次々と粗暴なことを行いました。

「天照大御神(アマテラスオオミカミ)」はしばらくの間「素蓋鳴神(スサノオノカミ)」をかばっていましたが、最終的にはその粗暴さを恐れて天の岩戸に隠れてしまったのです。

これによって「素蓋鳴神(スサノオノカミ)」は髭を落とされ、爪を抜かれ、高天原から追放されました。

このあと、「素蓋鳴神(スサノオノカミ)」はどうなるのでしょうか。

今回は「素蓋鳴神(スサノオノカミ)」の誕生から高天原追放までの神話をご紹介しました。

葉っぱも色づいてまいりました。本日は「天宇受売神(アメノウズメノカミ)をご紹介します。

こんにちは。巫女の岩瀬愛梨です。

午前中は土砂降りの雨、午後は風が強くなったりと、台風の影響を実感しております。

境内でも風で細い枝が落ちたり、花が倒れたりしております。皆様、お参りされる際には、十分お気を付けください。

さて、昨日は「猿田毘古神(サルタヒコノカミ)」をご紹介しました。本日は、その中で出てきた「天宇受売神(アメノウズメノカミ)」をご紹介します。

「天宇受売神(アメノウズメノカミ)」はご存じの方も多いのではないでしょうか。

有名なのは、「天照大御神(アマテラスオオミカミ)」が天岩戸(あまのいわと)に隠れて世界が暗闇になったときのお話です。

困った神々は天岩戸(あまのいわと)の前で様々な儀式を行いました。その中で、「天宇受売神(アメノウズメノカミ)」は踊りによって神々を大笑いさせました。

不審に思った「天照大御神(アマテラスオオミカミ)」は戸を少し開け、「自分が隠れたことで世界が暗闇になっているのに、なぜそんなに楽しそうなのか」と問います。

「天宇受売神(アメノウズメノカミ)」は「貴方様よりも貴い神が現れたので、喜んでいるのです。」と答え、他の神が「天照大御神(アマテラスオオミカミ)」に鏡を差し出しました。

そこに写る自分の姿をその貴い神だと思った「天照大御神(アマテラスオオミカミ)」はもっとよく見ようと岩戸をさらに開けると隠れていた力の強い神が「天照大御神(アマテラスオオミカミ)」を天岩戸の外へ引きずりだしました。

岩戸の入り口はすぐに閉じられ、注連縄(しめなわ)が張られました。

こうして「天照大御神(アマテラスオオミカミ)」が出てくると、世界に光が戻ったのです。

また、天孫降臨の際も「天宇受売神(アメノウズメノカミ)」は「瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)」に随伴したりなど、重要な場面に出てくる神様です。

そして、「瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)」の道案内をした「猿田毘古神(サルタヒコノカミ)」を送り届けた「天宇受売神(アメノウズメノカミ)」は戻ってくると、すぐに大小さまざまな魚を集めました。

「天宇受売神(アメノウズメノカミ)」は魚たちに「お前は瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)に仕えるか?」と問いました。

ほとんどの魚が「仕えましょう。」と答える中、ナマコだけが何も答えませんでした。

すると、「この口が答えぬ口か!」と「天宇受売神(アメノウズメノカミ)」はナマコの口を小刀で裂いてしまいました。なので、ナマコの口は裂けているのです。

「天宇受売神(アメノウズメノカミ)」はいつもニコニコしているイメージだったので、このような激しい一面があったことは驚きです。

しかし、やはり「天宇受売神(アメノウズメノカミ)」といえば踊りといえるでしょう。

「天宇受売神(アメノウズメノカミ)」は芸能の神として、芸能上達や武芸全般の守護などのご利益があります。

また、「天宇受売神(アメノウズメノカミ)」は「大宮能売神(オオミヤノメノカミ)」と同一視されております。

「大宮能売神(オオミヤノメノカミ)」は本殿・拝殿のご祭神の一柱であり、「冠稲荷五社大明神と七福神巡り」の十二月の神様でもあります。しかし、十二月まではあと約三か月、今月は「猿田毘古神(サルタヒコノカミ)」です。

雨などで滑りやすくなっております。交通事故にはお気をつけてください。

本日は、芸能の神:「天宇受売神(アメノウズメノカミ)」をご紹介しました。

 

少し涼しくなるとともに日が短くなってきました。交通の神:「猿田毘古神(サルタヒコノカミ)」をご紹介します。

こんにちは。巫女の岩瀬愛梨です。

本日も雨が降ったり晴れたりと不安定な天気です。夜などは涼しくなってきましたので、体調には十分お気を付けください。

そして、九月は日暮れが早まること、また年末に向けて交通事故が多発することなどから、交通安全運動が行われます。冠稲荷神社でも交通安全祈願祭が行われました。

ということで、交通の神様である「猿田毘古神(サルタヒコノカミ)」をご紹介します。

「猿田毘古神(サルタヒコノカミ)」は『古事記』および『日本書紀』の天孫降臨の段に登場します。

天孫降臨とは「天照大御神(アマテラスオオミカミ)」の孫である「瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)」が「天照大御神(アマテラスオオミカミ)」の神勅を受けて高天原から地上へ降り立ったお話です。

「瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)」が地上へ降り立とうとすると、天の八衢(やちまた)にこの「猿田毘古神(サルタヒコノカミ)」がおりました。天狗のような容貌のこの神様を「瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)」は不審に思い、「天宇受売神(アメノウズメノカミ)」にその神のもとに行って誰であるかを尋ねるように命じました。

「天宇受売神(アメノウズメノカミ)」が尋ねると、「猿田毘古神(サルタヒコノカミ)」は「瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)」らの先導をしようと迎えにきたと答えました。

それを聞いた「瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)」は警戒心を緩め、「猿田毘古神(サルタヒコノカミ)」は「瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)」らの道案内をしました。

よって、「猿田毘古神(サルタヒコノカミ)」は交通の神様とされています。

また、縁結びの神としての面もあります。

実は「猿田毘古神(サルタヒコノカミ)」は名前を尋ねてきた「天宇受売神(アメノウズメノカミ)」と結婚しています。なので、「天宇受売神(アメノウズメノカミ)」は「猿女君(さるめのきみ)」とも呼ばれています。

そして、そのご神徳は交通安全のみならず、延命長寿や厄除け、商売繁盛や殖産興業などがあります。

そんな「猿田毘古神(サルタヒコノカミ)」は猿田毘古社に祀られています。このお社は車のお祓い場所となっております。

また、今月の「冠稲荷五社大明神と七福神巡り」の神様でもあります。

こちらは社頭で声をかけて頂ければお渡しいたします。

本日は交通の神、「猿田毘古神(サルタヒコノカミ)」をご紹介しました。皆様も交通事故にはお気を付けください。

先日は熊野会ということで・・・神様紹介番外編:『熊野の本地』をご紹介します。

こんにちは。巫女の岩瀬愛梨です。

今日は涼しい過ごしやすい日となりましたが、まだまだ暑い時間帯もあり、本殿裏では黒猫が日陰で涼んでおりました(*^_^*)

どこにいるのかな?

ここです。日陰きもちいいですか?

先日は『全国熊野会』が行われたということで、神様紹介ではなく、熊野神社に関する物語の紹介をいたします。

皆様は『熊野の本地』というお話をご存知でしょうか?

『熊野の本地』とは室町時代の中期に成立した『御伽草子』に収められている物語です。

『熊野の本地』は「本地物」に分類されます。

「本地物」とは本地垂迹説(神は仏の化身である)という思想に基づき、神や仏の本縁(人間時代)や社寺の由来などを説いたものです。

つまり、『熊野の本地』は熊野神社に祀られている神様が人間であったときの物語になります。

そのあらすじはというと・・・

天竺に善財王という王様がいました。善財王には千人の妃がおりましたが、その中の一人五衰殿の女御という妃は一番の醜女でした。王はこの妃のところには通うことなく放っており、妃の住む御殿も荒れ果てておりました。

妃は「これは過去の宿業であり、悲しいけれど仕方のないことだ」とお思いになりましたが、千手観音を迎え祈ったところ、妃は生まれ変わりを経ず、その身のままに美貌を備えた金色の身体となりました。

そして仏様のお導きでしょうか、王様はこの妃の元へ行幸されました。王様は妃の姿を見て大変驚き、妃がただひたすら仏に念じていたことを知ると、この妃だけを寵愛するようになりました。

そして、王様はこの妃との子どもが欲しくなり、仏に祈ったところ、妃は懐妊なされました。とてもめでたいことでしたが、これに嫉妬したのが他の999人の妃たちです。あの手この手で妃を陥れようとします。

妃はどうなってしまうのでしょうか、そしてこれがどう熊野神社につながるのか、興味がありましたらぜひ『熊野の本地』をご覧ください!

もう八月も残すところあと一日、八月の縁守りに入っている百日紅もまだまだ綺麗な花を咲かせております。

いつまで夏の綺麗な花を楽しめるかわかりませんが、実りの秋も楽しみです(^○^)

「おいなりさん」は好きですか?稲荷神社の眷属神(けんぞくしん)を祀る白狐社についてご紹介いたします。

こんにちは。巫女の岩瀬愛梨です。

今日はとても暑い日となりました。ご参拝なさる際にはお身体にお気を付けてお越しください。

本日は冠稲荷神社の眷属神(けんぞくしん)を祀る白狐社についてご紹介します。

皆様は稲荷神社と聞くと何を思い浮かべますか?

このようなお狐様を想像する方もいらっしゃるのではないでしょうか?

稲荷神社になぜお狐様がいらっしゃるのかというと、稲荷神の使い(眷属神)とされているからです。

なぜ、狐が稲荷神の使い(眷属神)とされたのでしょうか。

・穀物を食べ散らかすネズミを捕食するから

・狐の色や尻尾の形が実った稲穂に似ているから

・稲荷神と習合した「宇迦之御魂神(ウカノミタマノカミ)」の別名に「御饌津神(みけつのかみ)」があり、狐は古い時代に「けつ」と呼ばれ、そこから「みけつのかみ」に「三狐神」を当て字したから

など様々な説があります。いずれにしても稲穂などとの結びつきがあり、このことから狐は稲荷神の眷属神とされております。

冠稲荷神社でも白狐社がありますが、御祭神は「命婦専女神(みょうぶとうめのかみ)」です。

時代が下ると稲荷狐には朝廷に出入りすることができる「命婦(みょうぶ)」の格が授けられたことから、「命婦神(みょうぶがみ)」と呼ばれるようになったとされ、「専女(とうめ)」とは老狐の異称とされています。

そして、狐といえば茶色や黄色の狐を想像すると思いますが、稲荷神社で祀っているお狐様はなぜ白狐なのでしょうか。

実は、「白」というのは色の「白」ではなく、「透明」という意味があるそうです。なので、「透明で人には見ることができない狐」という意味で「白狐」が祀られております。

こちらが白狐社です。

古くなったお狐様をご返納していただく場でもあります。ご返納されたお狐様がこんなにたくさん(^_^)

ちなみに授与所では新しいお狐様もご用意しております。皆様のお家にお稲荷様がいらっしゃいましたら、できればお狐様や御札など、一年に一回は新しいものへお取替えください。

何かご不明な点や聞きたいことがございましたらお気軽にお問い合わせください。

 

冠稲荷神社の主祭神!「宇迦之御魂大神(ウカノミタマノオオカミ)についてご紹介します。

こんにちは。巫女の岩瀬愛梨です。

台風が過ぎましたが、風も強く、雨も降ったり止んだりと不安定な状態が続いております。

今日は冠稲荷神社の主祭神である「宇迦之御魂大神(ウカノミタマノオオカミ)」についてご紹介します。

「宇迦之御魂大神(ウカノミタマノオオカミ)」は『古事記』と『日本書紀』で系譜が異なっております。

『古事記』では「素蓋鳴神(スサノオノカミ)」と「神大市比売(カムオオイチヒメ)」との間に生まれた神様です。

『日本書紀』では神産みの際に「伊邪那岐神(イザナギノカミ)」と「伊邪那美神(イザナミノカミ)」が飢えて気力がないときに生まれた神様です。

飢えたときには食べ物を必要とすることから、穀物の神様が誕生したとされています。

名前の「ウカ」は穀物・食物の意味であり、同じ意味の「ウケ」「ケ」を名前に持つ食物の女神と同一視され、「宇迦之御魂大神(ウカノミタマノオオカミ)」は女神と考えられています。

冠稲荷神社では本殿・幣殿と実咲稲荷社において「宇迦之御魂大神(ウカノミタマノオオカミ)」が祀られています。

こちらが本殿です。拝殿の裏にあり、西側、東側にそれぞれ拝観台が設けられています。故事に基づいた立派な彫刻があります。

こちらが実咲稲荷社です。縁結び、子宝、安産、子育て、健康・諸願成就の絵馬をお納めいただく場所になります。

縁結びといえば・・・

神社で婚活『DEAINARI』のお知らせです(^_^)/

8月26日のDEAINARIですが、男性はキャンセル待ちとなりました。これからお申込み頂く方はお受付致しかねますのでご了承ください。

女性のご参加はまだ受け付けております。ご参加お待ちしております。

また、次回は

・9月30日(日)

・10月28日(日)NEW

を予定しております。

えっ!ここにも神様が!?手水社「水分神(みくまりのかみ)」についてご紹介します。

こんにちは。巫女の岩瀬愛梨と申します。

ここ数日は秋のように暖かい日差しと涼しい風で過ごしやすい日が続いております。ですが、まだ暑い時間もございますので、お参りの際にはお気をつけてお越しください。

本日は手水社の神様、「水分神(みくまりのかみ)」をご紹介します。

こちらが手水社です。

冠稲荷神社にお参りをする際、手や口を清める場所である手水社にも祀られている神様がいらっしゃいます。

それが「水分神(みくまりのかみ)」です。

神話では神産みの段で「伊邪那岐神(イザナギノカミ)」と「伊邪那美神(イザナミノカミ)」の子である「速秋津日子(ハヤアキツヒコ)」と「速秋津比売(ハヤアキツヒメ)」両神の子として「天水分神(あめのみくまりのかみ)」と「国水分神(くにのみくまりのかみ)」が登場します。

こちらが「伊邪那岐神(イザナギノカミ)」と「伊邪那美神(イザナミノカミ)」です。

こちらの二神は聖天宮に祀られています。

他にも「神倭磐余毘古神(カムヤマトイワレヒコノカミ)」や「火雷神(ほおいかづちのかみ)」、今回紹介する「水分神(みくまりのかみ)」も祀られております。どうぞ、お立ち寄りください(^o^)

話を戻しますと「水分神(みくまりのかみ)」は「伊邪那岐神(イザナギノカミ)」と「伊邪那美神(イザナミノカミ)」の孫にあたります。

「速秋津日子(ハヤアキツヒコ)」と「速秋津比売(ハヤアキツヒメ)」が水戸神とされ、二神から生まれた神様はいずれも水に関係がある神様です。「水分神(みくまりのかみ)」はその名のとおり水の分配をつかさどる神様で、水源地や水路の分水点などに祀られます。

後に「みくまり」が「みこもり(御子守)」と解釈され、子どもの守護神、子授け・安産の神としても信仰されるようになったとされています。

お参りをする際、体を清めるために設けられている手水社にも神様がいらっしゃるなんて驚きです。

今後も、このように少しずつ神様についてご紹介したいとおもいます。お参りの際の参考になさってください。

雨乞いには黒い馬、止雨乞いには白い馬。実咲社へのお参りには実咲絵馬♡

権禰宜の雑賀直子です。

台風です!皆様のお住まいの地域では被害などはございませんでしょうか?

冠稲荷神社のある太田市近隣では、最近まとまった雨は全く降っておりませんでしたので(見かねて芝生に水やりするぐらい)慈雨と言えない事もないんですが………もうちょっと規模が小さくても良かったな……。

古くは、雨乞いには黒い馬、止雨乞いには白い馬を貴船神社様に奉納して祈願をするわけで、それが時代を下った末に生きた馬ではなく「絵に描いた馬」から転じて、現在では「絵馬」の画はとうとう馬でなく、お願いごとも各個人それぞれ、となっていますね。

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日本人のその辺の大らかな「なんでもアリ」感、個人的に物凄く大好きです。色んな寺社さまの色んな絵馬、可愛かったり恰好良かったりですし。

ではみなさん、絶対に成功する雨乞いってご存知ですか?

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お参りが先か、お守りが先か。花見が先でも…、良いかな?

権禰宜の雑賀直子です。

例えば。突然の質問ですが。

だれか大切な人の為に交通安全のお守りを受けに神社にいらっしゃったとして。

お守りを受けて、それを持ってお参りをして、帰る。のと。

お参りをして、お守りを受けて、帰る。のと。

どっちが「効きそう」と思われますか? このお話、ちょっと長いので後程にしますね。

先ずは大鳥居前の桜の開花状況は!

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ソメイヨシノが更にチラホラと花開いております。相変わらず雑賀の写真では良く判らないと思いますが、花開いてきております!

もうちょっと開花が進んだら太田市産業観光課様にご連絡して、開花状況を更新して頂こうかと思います………明後日くらいかな?

木瓜もまだまだ花盛り!

DSC_0055夕方撮影になってしまいましたが、本日の木瓜。日中はカメラ片手の(両手の?)方も多くなりました。

是非皆様、お花見がてらにでもご来社ください!

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