本日の大前神前結婚式では、衣冠と十二単の新郎新婦様がいらっしゃいました!

権禰宜の雑賀直子です。

昨日、高林神社の秋祭りに随行いたしまして……積雪の中……。

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雪を見ながら秋祭り。めったにないよ!

関東甲信地方一帯は一昨日、雪が降った様なんですが、冠稲荷神社のある太田市周辺も、もれなく降りました!
御蔭さまで神社境内は特に被害もなかったのですが、皆様大丈夫でしたでしょうか?

境内では突然の寒さの為かイチョウの色付きも一息にすすみました。

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写真は、甲大鳥居から入ったすぐのところ。落葉の絨毯が綺麗!

境内奥のイチョウの色付きはもうちょっと、なのですが。12月に入れば同じようになると思います。

さて。
そんな中本日の大前神前結婚式では、衣冠と十二単の新郎新婦様がいらっしゃいました!

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写真は、大鳥居前で集合写真の準備中。

皆様と集合写真を撮影されましたら、拝殿へ。

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こちらは、大前神前結婚式 開式直前

全体の様子はこちらをご覧ください⇒

本日も無事に目出度く執り納めました。どうぞお二人様、末永くお幸せにお暮しください。

ち。な。み。に。
通称「衣冠束帯」と呼ぶ本日の新郎様のお召し物ですが、正確には「衣冠」です。「束帯」は全く別の衣装です。まとめて「衣冠束帯」と呼びますが、二つの違いを物凄くザックリ言うと、「衣冠」は文系用、「束帯」は武系用。みたいな感じです。(正確には違うんですが、文系部活と運動系部活、みたいなイメージで……と言えば判り易いでしょうか?)
「正装」の意味で「衣冠束帯」が定着しちゃったみたいですネ。なので、現代では「衣冠束帯」と呼んでも間違いではないんだと思います。

言葉を始めとする文化は、いつの時代でも移り変わっていくものですので、「古くはこのように」が「正しい」とは限らない……難しいです。

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