こんにちは。
出仕の朽津由美子です。
本日2月17日、祈年祭(きねんさい)が斎行されました。祈年祭は「としごいのまつり」とも呼ばれます。「とし」とは「稲」のこと、「こい」は「祈り、願い」のこと。お米をはじめとする五穀の豊かな実りを祈ることを意味します(^^) 春には祈年祭で豊作を祈り、秋には新嘗祭(にいなめさい)で収穫に感謝する…「祈りと感謝」です♪
祈年祭は全国の約8万の神社で斎行されます。稲作とともに繁栄してきた日本で二千年以上も続いてきた豊作への祈りと収穫への感謝♪『日本書紀』には天照大御神が斎庭(ゆにわ)の稲穂を天孫瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)に授けられたことが記されています。日本の豊かな食は神様からの贈り物♪日々のお恵みに感謝しながら、有り難く、美味しく、いただきたいですネ(^^)
こんにちは。
出仕の朽津由美子です。
梅雨入り前の本格的な雨…。こちら太田市は肌寒い一日となっております。皆さま、いかがお過ごしですか?
境内では枝垂れ桃の実が膨らみ、ほんのり赤く色づき始めました♪
植樹して3年目。背丈はまだ低いのですが、今年は昨年よりも多くの実がなっています(^^)
さて、昨夜の皆既月食&スーパームーン、皆さまはご覧になりましたか?残念ながら私の自宅からは雲に隠れて観測できませんでしたが、今朝のニュースでその神秘的な映像を見ることが出来ました♪
ところで、現代の私たちは皆既月食を天体ショーとして楽しんでおりますが、その仕組みを知らない時代に生きた人々はどうだったのでしょう?突然、月が欠けて行く様子に驚いて「きゃ~、何が起こってるの~!不吉だ~!」なんて、慌てふためいたのではないでしょうか。。
もしかしますと、人間の力が及ばないこのような自然現象がきっかけとなって、お祈りや唄、舞などが生まれたのかも知れませんね(^^)
次に日本で皆既月食が見られるのは来年の11月8日、また昨夜のようにスーパームーンとしての皆既月食は2033年10月に見られるそうです。
群馬県太田市に鎮座する冠稲荷神社のブログです。女子神職と巫女がお届けします。