少し暑く感じる日もございますがすっかり秋ですね^^ 境内には金木犀の甘い良い香りがしております。さて、次の日曜日23日は『木瓜の実収穫祭』ですよ!


皆さま、こんにちは!

巫女の飯田 千春です。

少し暑く感じる日もございますがすっかり秋ですね^^
境内には金木犀の甘い良い香りがしております。

まだ分かりづらいですがお花がさいておりましたよ!

 


さて、次の日曜日23日は『木瓜の実収穫祭』です!

縁結び・子宝・安産・子育て・健康諸願成就を祈願する神事を木瓜の傍に祭壇をたて、執行いたします。

巫女舞の奉納もございますよ^^*

また、当日限定の木瓜の実御守、1体1,000円でお授け致します!箱の中には「御守」「木瓜の葉」「お祓い」の3種類が入っています♪

白い紙かお皿の上にお米(水でといていない状態のもの)を盛り、その上に「御守」と「木瓜の葉」をのせ、「お祓い」で祓いお願い事を唱えて下さい。お祈りの時の他は「御守」「木瓜の葉」は身につけていただくか、神棚など清らかな場所でお祀り下さい。

 

そして木瓜の実繋がりで、、、
9月1日よりお授け致しております「木瓜ノ寶」も残り少なくなって参りましたがまだございます!

ぜひご一緒にお受けください♪

 

また、毎月お授けしております縁守り、10月は「木瓜の実」です!
150体奉製までもう少し、最後の一つまで一つ一つ丁寧に奉製致しますので10月も楽しみにしていてください(*^^*)

こちらは10月1日からのお授けですので木瓜の実収穫祭の日にはまだお授けしておりませんのでご了承ください。

木瓜の実収穫祭、皆さまのご来社お待ちいたしております。

「いなり会」様に同行し研修旅行で「新潟県護国神社様」と「弥彦神社様」へお伺いして参りました!また、9月30日開催のDEAINARIは女性は定員に達しましたので、これからお申し込みいただく方はキャンセル待ちとなります。

こんにちは。

巫女の朽津由美子です。

昨日、一昨日と「いなり会」様に同行させていただき、神職1名と巫女3名は新潟県内へ研修旅行に行って参りました!

「いなり会」様とは日頃、ティアラ グリーンパレスや冠稲荷神社の運営を支えてくださっている企業さんが集う団体で、今年も印刷会社さんや酒屋さん、建設会社さんや美容関連会社さんなど、あらゆる会社の社長様や代表者様がご参加くださいました。

 

さて、一泊二日の旅はいつもお世話になっている多野観光㈱様のバスに乗車して。

まずは当社の大塚祐康宮司と兼ねてより親交のある新潟懸護国神社様へお伺いいたしました。とても美しく広大な境内と立派な社殿に圧倒されました。※昔、軍人さん(下士官)が靴を履いたままお参りできるよう、社殿よりこちら側が低く、広く作られているそうです。また、ミャンマーの人々との温かな交流についても齋藤宮司様よりお話しいただきました^^

社殿にて参加者全員(22名)で正式参拝させていただいた後は…迎賓館TOKIWAにてランチタイム。とても洗練された雰囲気の会場にて…新潟米の新品種「新之助」をはじめ、鮭やノドグロなど、地場産の食材がふんだんに盛り込まれた素晴らしいお料理を美味しくいただいて参りました。ご馳走さまでした^^

 

そして、2日目は弥彦神社様へ。※鳥居の真ん中の柱2本が少し浮いているのは、雨や雪による腐敗を防ぐためだそうです。

御創建から二千四百年以上の歴史を有するという、通称「おやひこさま」。平日であるにもかかわらず、多くの参拝客で賑わっていました。

こちらは参道途中にある「火の玉石」。持ち上げてみて「軽い」と感じれば願が叶う、と言われているそうですが…、挑戦した巫女3名ともに感想は「お、重い…」でした(笑)。

この後、新潟ふるさと村や寺泊アメ横にも立ち寄らせていただき、帰路へ。2日間、「いなり会」の皆さまとご一緒させていただき、新潟県を満喫させていただきました。ありがとうございました^^

ところで、大塚祐康宮司より与えられた今回の研修旅行のテーマは「発見する」でした。

新潟懸護国神社や弥彦神社、そして、道中で体感したこと、目にしたことからの発見により多くを学んで、これからの神社でのご奉仕に活かして参りたいと思います。

今回の研修旅行でお世話になった皆さま、ありがとうございました。

 

≪お知らせ≫

9月30日開催のDEAINARIにつきまして、女性は定員に達しましたので、これよりお申し込みいただく方はキャンセル待ちとなります。

また、男性は残り1名で定員となります。ご興味のある方はどうぞお急ぎください。

いなり会二日目です。皆様いかがお過ごしでしょうか。素蓋鳴神をご紹介します(2)

こんにちは。

巫女の岩瀬愛梨です。

本日は「素蓋鳴神(スサノオノカミ)」についてご紹介します。

前回は「素蓋鳴神(すさのおのかみ)」の誕生から高天原追放までをご紹介いたしました。

高天原を追放された「素蓋鳴神(スサノオノカミ)」はその後どうなったのでしょうか。

素蓋鳴神(スサノオノカミ)」は高天原を追放された後、出雲の国の肥川の上流の鳥髪(とりかみ)へ降り立ちました。

その時、箸がその川を流れ下ってきました。そこで「素蓋鳴神(スサノオノカミ)」は上流に人がいると思い、尋ね求めて上っていきました。

すると、老夫婦がいて少女を間に置いて泣いていたのです。

夫婦の名前は「足名椎(アシナヅチ)」と「手名椎(テナヅチ)」といい、その娘は「奇稲田毘売(クシナダヒメ)」という名でした。

素蓋鳴神(スサノオノカミ)」は三人がなぜ泣いているのかを聞きました。

この夫婦には八人の娘がおりましたが、毎年八つの頭と八つの尾を持った「八岐大蛇(ヤマタノオロチ)」に食べられてしまい、もう末娘の「奇稲田毘売(クシナダヒメ)」しか残っていませんでした。

そしてその末娘の「奇稲田毘売(クシナダヒメ)」もこれから「八岐大蛇(ヤマタノオロチ)」に食べられてしまうというのです。

その話を聞いた「素蓋鳴神(スサノオノカミ)」は「奇稲田毘女(クシナダヒメ)」との結婚を条件に「八岐大蛇(ヤマタノオロチ)」を退治することを申し出ました。

最初は「素蓋鳴神(スサノオノカミ)」の素性を知らない「足名椎(アシナヅチ)」と「手名椎(テナヅチ)」は怪しく思いますが、「天照大御神(アマテラスオオミカミ)」の弟であることが分かると、快く承諾し、「奇稲田毘売(クシナダヒメ)」を差し出しました。

そこで、「素蓋鳴神(スサノオノカミ)」は「奇稲田毘売(クシナダヒメ)」を小さな櫛に変え、髪に挿しました。そして「足名椎(アシナヅチ)」と「手名椎(テナヅチ)」に命じて八つの門を作り、それぞれに強い酒を満たした大きな甕を置きました。

準備をして待っていると、「八岐大蛇(ヤマタノオロチ)」がやってきて、八つの頭をそれぞれの甕に突っ込んで酒を飲みだしました。

八岐大蛇(ヤマタノオロチ)」が酒に酔って寝てしまうと、「素蓋鳴神(スサノオノカミ)」は「十拳剣(とつかのつるぎ)」で切り刻みました。

尾を切ると剣の刃が欠け、尾の中から太刀が出てきました。「素蓋鳴神(スサノオノカミ)」はその太刀を「天照大御神(アマテラスオオミカミ)」に献上しました。これが後の三種の神器である「草薙剣(くさなぎのつるぎ)」です。

八岐大蛇(ヤマタノオロチ)」を退治し、「奇稲田毘売(クシナダヒメ)」を救った「素蓋鳴神(スサノオノカミ)」は須賀の地に宮殿を建てました。

その時に「素蓋鳴神(スサノオノカミ)」は歌を詠みました。

八雲立つ(やぐもたつ) 出雲八重垣(いずもやえがき) 妻ごみに 八重垣(やえがき)作る その八重垣(やえがき)を

という歌で、日本で初めて詠まれた和歌と言われています。

このように高天原を追放された「素蓋鳴神(スサノオノカミ)」は一転して英雄となります。

今回は「素蓋鳴神(スサノオノカミ)」の「八岐大蛇(ヤマタノオロチ)退治をご紹介しました。

写真が用意できず、文字ばかりになってしまい申し訳ありません。

昨日は3連休の中日の日曜日、それに友引ということで初宮のご祈祷やお車の清祓いなど沢山のご祈祷がございました! それに地鎮祭もございましたので、神社でのご祈祷と出張神事と慌ただしい一日でした。


皆さま、こんにちは!

巫女の飯田 千春です。

昨日は3連休の中日の日曜日、それに友引ということで初宮のご祈祷やお車の清祓いなど沢山のご祈祷がございました!

それに地鎮祭もございましたので、神社でのご祈祷と出張神事と別れて行いました。

まずは神社でのご祈祷の様子を!
この日はパパとママのご両親ともにお揃いでお見えの方がとても多かったです。

お宮参りのお子様は太鼓の大きな音にも動じず、スヤスヤと眠っておられたり、お腹が空いて泣いてしまったりする子もいらっしゃいました。

中にはパパの叩いた太鼓の音にだけ驚いて一瞬だけ起き、その後また眠ってしまった子もいらっしゃり、とても可愛らしかったです♪

寝ていても泣いていても皆さま笑顔で愛おしそうに見つめておられました^^*

 


出張神事では権宮司と巫女の朽津さんに行って頂きました!

伊勢崎市、足利市、太田市、足利市と4件の地鎮祭でした。

雨や曇りの日が多かったですがこの日は青空の広がるとても良い天気でした!

少し暑く感じる中出張神事のお2人ありがとうございました!

神社内での神事、出張神事ともにすべての神事滞りなく相済みました。

皆さまに神様のお恵みがありますよう心よりお祈り申し上げます。

本日は昨日権宮司に随行致しました地鎮祭をご紹介いたします!この日の地鎮祭は3件。でしたが、、、 移動距離は100キロ越えでした!


皆さま、こんにちは!

巫女の飯田 千春です。


涼しいのかと思いきや蒸し暑かったりというような天気が続いております。
体調崩さないように気を付けなくてはいけません(> <)

本日は昨日権宮司に随行致しました地鎮祭をご紹介いたします!

午前中は強くなったり、弱くなったりとずっと雨でした。
この日の地鎮祭は3件。でしたが、、、

移動距離は100キロ越え!!!

それもそのはずです。。。
一件づつご紹介していきますね^^

一件目は群馬県伊勢崎市にて。

ご家族三人ご参列で行われました。
お子様は可愛らしいカッパをきて、長靴を履いて、傘をさして風邪を引かないようにしっかり防備しておりました!

お父さんとお母さんと一緒にきちんと神事を受けられていました(*^^*)

 

二件目は茨城県古河市にて。

ご実家のお隣におうちを建てるとのことで現在お住まいの太田市から引っ越されるとおっしゃっておりました。

小学生のお子様がいらっしゃいましたが神事後にゲーム機を使って祭壇の写真を撮っておりました!
今のゲーム機は高性能で驚きました。。。

 

そして最後は栃木県佐野市にて。

元々住んでいた家を解体し、新しい家を建てるための地鎮祭でした!

お昼頃から雨は上がりますと予報にありましたが神事中は見事に本降りの雨でした。。。
終ったとたんにやみましたが(笑)

施工会社様よりテントを建てて頂けてとても助かりました。
ありがとうございますm(_ _)m

群馬県、茨城県、栃木県と北関東3件周った一日でした。
100キロ超えるのも納得ですね!

全ての神事滞りなく相済みました。
皆さまのお家が安全に完成しますようお祈りいたします。

 

あいにくの雨模様でしたが、戌の日の安産祈祷に沢山のお客様がご来社くださいました^^また、期間・数量限定の「木瓜ノ寶」が残りわずかとなりました!

こんにちは。

巫女の朽津由美子です。

本日はあいにくの雨模様でしたが、戌の日の安産祈祷に沢山のお客様がご来社くださいました^^

無事に元気な赤ちゃんをご出産いただけますよう、お祈り申し上げます。ようこそお参りくださいました^^

また、社頭にてご希望の参拝者様には戌の日限定の「安産きつね」スタンプ入りの御朱印もお授けいたしました♪次回、戌の日は9月27日(木)です^^

そして、冠稲荷ではコチラ、9月23日の「木瓜の実収穫祭」当日までの期間限定御朱印が大人気です!通常の御朱印や同様に人気の「縁結び」御朱印とセットでお持ち帰りになられるお客様もいらっしゃいます。

さらに…「限定」と「木瓜」のキーワードで申し上げますと、コチラの150体限定の「木瓜ノ寶」も大変な人気で、残りわずかとなりました!ご希望の方はどうぞお急ぎくださいネ♪

ところで、「限定」人気に火を付けた張本人、「安産きつね」スタンプや「木瓜ノ寶」の発案者、Eさんが終日、社頭にて御朱印の筆耕をご担当くださっておりました^^恥ずかしい…、と撮影を頑なに拒否されてしまいまして(笑)、清らかで可愛らしいお顔をご紹介できないのが残念でした。

 

冠稲荷へお参りの際には是非、御朱印や御守などもご覧ください♪

皆さまに神様のお恵みがありますように。

天赦日・一粒万倍日・大安が重なる、今年一番縁起の良い日に行われた出張神事の模様をご紹介させていただきます♪

こんにちは。

巫女の朽津由美子です。

今年2018年で「最も縁起の良い日」だった昨日9月13日。岩瀨さんのブログでもご案内のとおり、私も早朝より夕刻まで沢山の出張神事に随行して参りました!

まず1件目のお客様は入居のお祓いです。※サンバー2号をバックに写っておりますのは冠稲荷の大塚嘉崇権宮司です^^

スタイリッシュでとっても素敵な新築のお宅☆ お子様も新居へのお引っ越しが楽しみで仕方ない様子で、ピカピカのフローリングで楽しそうに遊んでいました^^ ご家族皆様のご幸福をお祈り申し上げます。

 

そして、2件目は今年12月頃にオープン予定でいらっしゃいます「ローソン大間々桐原店」様の敷地内にて地鎮祭です。※写真は冠稲荷の大塚祐康宮司です。

個人的には冠稲荷神社 近くのローソンさんでアイスカフェラテをいただいて帰る、というのがここ数カ月の日課となっております^^ 大間々桐原店様の工事が安全に進められ無事に完成されますよう、お祈り申し上げます。

 

3件目は樹木伐採のお祓いです。

いずれ新居を建てたい、という施主様からのご依頼で伐採前にお庭の樹木をお祓いさせていただきました。こちらのお宅のように「神様が宿る」とされる「松」などは特に、伐採前に出来るだけお祓いを受けていただくことをオススメいたします。

 

最後に伊佐須美神社の参道の改修工事前のお祓いです。

伊佐須美神社の宮司も兼務しており、総代長や地区の皆さまからとっても頼りにされている冠稲荷の大塚祐康宮司。 工事やその他のご相談に回答中…の写真です^^ 地域の皆さまがより一層、利用しやすい参道になりますよう、お祈り申し上げます。

 

さて、このように今年一番縁起の良い日だった昨日は沢山の出張神事がございました。神事を執り納められた施主の皆さまに神様のお恵みがありますよう、お祈り申し上げます。

 

稲荷神社では各種の出張神事を承っております。ご不明な点は当社のWebサイトからこちらをご覧いただくか、フリーダイヤル0120-32-7000まで、どうぞお気軽にお問合せください。

本日は天赦日・一粒万倍日・大安が重なる、2018年「最も縁起がいい日」です。初めて地鎮祭に随行いたしました。

こんにちは。

巫女の岩瀬愛梨です。

朝には上着が必要なくらい肌寒くなってきました。

昨日のブログでもあったように、本日は天赦日・一粒万倍日・大安が重なっており、2018年で「最も縁起がいい日」です。

天赦日は百神が天に昇る日で、天が地上の万物を生養し、その罪を許す日です。

年に5~6回しかなく日本の暦の上で最上の吉日とされております。

一粒万倍日は、一粒のモミが万倍にも実る稲穂になるという意味です。

天赦日も一粒万倍日も新しいことに挑戦するにはもってこいの日です。結婚や引っ越しにも吉とされます。

それに大安も重なる日は、2018年では今日しかありません!

ということで、本日は外祭が多く、私も午前中に地鎮祭に随行してまいりました(#^.^#)

初めての地鎮祭だったので、ワクワクと緊張と不安が入り混じりました。

最初は西新町での地鎮祭でした。

祭壇を組み立てるのも初めてのことなので、あたふたしながらもなんとか無事に終えました。

組み立てた後の祭壇です。

次に新田上田中町での地鎮祭でした。

こちらの準備はてきぱきとできました!が、残念ながら写真を撮る時間がありませんでした・・・。

風が気持ちの良い地鎮祭となりました。

神社に戻ってからすぐにお車のお祓いと少し忙しい日となりました(^_^)

 

 

明日9月13日は天赦日、大安、一粒万倍日が重なった最上級に良い日だそうですよ!これを機に何か始めてみても良いかもしれませんね^^本日は境内にて撮影をしておりましたので新郎新婦様にご了承を得まして撮影をして来ました!


皆さま、こんにちは!

巫女の飯田 千春です。

 

先日宮の森迎賓館ウエディングBLOGにてお話しのあった『天赦日』ですが、、、

明日9月13日は天赦日、大安、一粒万倍日が重なった最上級に良い日!!
何をやっても吉の日ですが、特に結婚、引っ越しにはとても良い日だそうですよ!

これを機に何か始めて見るのも良いかもしれませんね(*^^*)

そんな良い日だからか平日にもかかわらず明日の冠稲荷神社は入居のお祓い、地鎮祭等出張神事が目白押しです。


さて、本日は境内にて撮影をしておりましたので新郎新婦様にご了承を得まして撮影をして来ました!
ブログ掲載の許可も出してくださり誠にありがとうございます。

新婦様は白無垢。

そして新郎様は警察の方とのことで
警察官のビシッとした制服を身にまとい撮影をされていました。

敬礼しての撮影、そして新郎様は少し照れながら、お二人で警察の制服を着たリラックマのぬいぐるみを持っての可愛らしい撮影もしていました!

このリラックマ警察署限定らしいですよ(*゜゜)

この後は甲大鳥居前での撮影へとご移動されました。

撮影後には写真撮れました?と笑顔でお話しして下さり、笑顔が素敵なとても優しいお二人でした^^♪

 

お二人の末永いお幸せを心よりお祈り致します。

 

日が短くなり、夜も涼しくなってまいりました。神様紹介:「素蓋鳴神(スサノオノカミ)」についてご紹介します(1)

こんにちは。

巫女の岩瀬愛梨です。

本日は朝に雨が降っておりましたが、雨も止み過ごしやすい天気となりました。

境内ではキノコが生えており、秋の訪れを感じます(*^_^*)

本日は神楽殿の八坂社に祀られている「素蓋鳴神(スサノオノカミ)」についてご紹介します。「素蓋鳴神(スサノオノカミ)」はご存知の方も多いのではないでしょうか。神話ではたびたび登場する神様です。そして、登場するたびに新たな一面が見える神様といえます。

なので、「素蓋鳴神(スサノオノカミ)」の神話については、三回ほどに分けて少しづつご紹介したいと思います。

『古事記』によると、「素蓋鳴神(スサノオノカミ)」は「伊邪那岐神(イザナギノカミ)」が黄泉の国から帰還し禊を行った際、鼻を濯いだときに生まれたとされています。

左目を洗った時に生まれた「天照大御神(アマテラスオオミカミ)」や、右目を洗った時に生まれた「月夜見尊(ツキヨミノミコト)」と合わせて「三貴神」と呼ばれています。

「伊邪那岐神(イザナギノカミ)」は「天照大御神(アマテラスオオミカミ)」に高天原を、「月夜見尊(ツキヨミノミコト)」に夜の国を、「素蓋鳴神(スサノオノカミ)」に海原を治めるように言いました。

「天照大御神(アマテラスオオミカミ)」と「月夜見尊(ツキヨミノミコト)」はそれぞれ指示された場所を治めましたが、「素蓋鳴神(スサノオノカミ)」はそれを断りました。

「素蓋鳴神(スサノオノカミ)」は母である「伊邪那美(イザナミノカミ)」がいる黄泉の国へ行きたいと、髭が生えるような大人になっても泣きわめき駄々をこねたのです。

「素蓋鳴神(スサノオノカミ)」はとても力のある神様で、暴れることにより山々はうねり、海は荒れ、疫病が蔓延しました。

怒った「伊邪那岐神(イザナギノカミ)」は「素蓋鳴神(スサノオノカミ)」を追放しました。 

「素蓋鳴神(スサノオノカミ)」は「伊邪那美神(イザナミノカミ)」のいる根の国に向かう前に姉である「天照大御神(アマテラスオオミカミ)」に別れの挨拶をしに高天原へ向かいます。

「天照大御神(アマテラスオオミカミ)」は「素蓋鳴神(スサノオノカミ)」が攻めてきたと思い、武装して迎えました。

「素蓋鳴神(スサノオノカミ)」は誤解を解こうと「誓約(うけい)」をしようと言いました。

そこで、「天照大御神(アマテラスオオミカミ)」は「素蓋鳴神(スサノオノカミ)」の持っている「十拳剣(とつかのつるぎ)」を噛み砕き、吹き出した息から三人の女神が生まれました。

「素蓋鳴神(スサノオノカミ)」は「天照大御神(アマテラスオオミカミ)」の勾玉の髪飾りを噛み砕き、吹き出した息から五人の男神が生まれました。

『古事記』では三人の女神は「素蓋鳴神(スサノオノカミ)」の物から生まれたので「素蓋鳴神(スサノオノカミ)」の子とし、五人の男神は「天照大御神(アマテラスオオミカミ)」の物から生まれたので「天照大御神(アマテラスオオミカミ)」の子とされました。

よって「素蓋鳴神(スサノオノカミ)」は「自分の心が清らかだから女神が生まれたのだ。」と勝利を宣言しました。

『日本書紀』では記述が異なり、男神を生んだ方が勝ちとされ、「天照大御神(アマテラスオオミカミ)」が女神を、「素蓋鳴神(スサノオノカミ)」が男神を生んだため、「素蓋鳴神(スサノオノカミ)」の勝ちとされました。

身の潔白が証明されたとして高天原に滞在するようになった「素蓋鳴神(スサノオノカミ)」は次々と粗暴なことを行いました。

「天照大御神(アマテラスオオミカミ)」はしばらくの間「素蓋鳴神(スサノオノカミ)」をかばっていましたが、最終的にはその粗暴さを恐れて天の岩戸に隠れてしまったのです。

これによって「素蓋鳴神(スサノオノカミ)」は髭を落とされ、爪を抜かれ、高天原から追放されました。

このあと、「素蓋鳴神(スサノオノカミ)」はどうなるのでしょうか。

今回は「素蓋鳴神(スサノオノカミ)」の誕生から高天原追放までの神話をご紹介しました。