限定御朱印の他、特別記念御朱印も頒布をはじめました。

こんにちは。

巫女の岩瀬愛梨です。

一日ということで月次祭の神事を行いました。

今日は八十八夜です。立春から数えて88日目となります。

八十八夜は雑節の一つです。

雑節とは二十四節気などの他に季節の移り変わりをより適確に掴むために設けられました。例えば、節分や彼岸も雑節です。

この八十八夜は遅霜が発生する時期なので、農家に対して特に注意を喚起するために作られたそうです。

この日に摘んだ茶は上等なものとされ、この日にお茶を飲むと長生きするといわれています。

そして、昨日お知らせしたとおり、五月の限定御朱印が今日から頒布を開始しました。

と同時にまた別の御朱印も始まりました。

丁度、本殿の屋根改修を行っていますので、令和2年の本殿改修の特別記念御朱印をご用意いたしました。

冠稲荷神社は天治2年(1125年)に創建され、令和2年で創建895年となります。

天治2年の御朱印には源義国公が館の鬼門鎮護の社として創建されたことにちなみ、お狐様(神社)が生まれ、小鬼さんが逃げていく様子が描かれています。

令和2年の御朱印には神社の本殿の改修を行うということで、神社(本殿)や狐宮司さんが奉納品を持ってきてくれた兎さんとネズミさんをお祓いしている様子が描かれております。

限定御朱印・記念御朱印は本日より頒布を開始しております。頒布終了時期は本殿改修工事が終了する(9月)までの予定ですが、終了日は未定となっております。

四月の限定御朱印も期間を延長し、五月も頒布しております。

五月の限定御朱印も外出自粛期間に合わせ、頒布を延長する場合もございます。

今回はすべて書置き(紙のタイプ)での御朱印となっております。

帳面に直接お書き致しませんのでご了承ください。