カテゴリー別アーカイブ: 神話

本日は二十四節気の一つ「冬至」です。日が短いためか曇りのためか、境内も暗くなるのが早かったです。年末ももう少しですね。大掃除をされる方も多いと思いますが、無理をされませんよう、健康に新しい年を迎えられますよう、ご自愛ください。

こんにちは。

巫女の岩瀬愛梨です。

本日は二十四節気の冬至です。

一年の間で昼の時間が短く、夜の時間が長くなる日です。

冬至と言えば代表的なものというとゆず湯ですね。冬至(とうじ)と湯治(とうじ)をかけ、無病息災であれば融通(ゆうずう)が利くという説があるそうです。

また、カボチャや小豆粥、「と」の付く食べ物を食べるなどの風習もありますね。魔除けの為、栄養を取る為、体を暖める為など様々な理由があります。

冬至は夏至から徐々に日照時間が減っていき、太陽の高さも一年で最も低くなるので、太陽の力が一番衰える日と考えられてきました。

そして、冬至を境に衰えていた太陽の力が再び強くなるので、冬至の事を「一陽来復」とも言います。

他にも「一陽来復」には、悪いことが続いた後に幸運に向かうという意味もあります。

また、七十二候は初候「乃東生(夏枯草生ず)」です。意味は夏枯草が芽を出すです。乃東(だいとう)、夏枯草(かこそう)とはうつぼぐさのことです。

あらゆる草木が枯れていくこの季節にうつぼぐさだけ芽を吹きはじめるため、「一陽来復」と同じように希望をもたらす意味があります。

今月の神様朱印の神倭磐余毘古神も東征の際、東に軍を向けて進んだところ、戦いにおいて長兄の五瀬命が負傷しました。

神倭磐余毘古神は太陽神である天照大御神の子孫です。

なので、太陽神の子孫である自分達が、東に(太陽に)向かって戦うことは、天の意思に逆らうことだと考え、迂回し太陽を背にするように進んだという説があります。

本日は太陽の力が弱く、境内も早めに薄暗くなってしまいました。新年に向けての準備もあるかとは思いますが、気温も低いので、温かい柚子湯に浸かって温かいものを食べ、風邪などひかれませんよう、ご自愛ください。

 

 

本日は日中でもとても寒かったですね。昨日の風の影響もあり、銀杏でできた黄色い絨毯が境内を彩っております。本日は今月の神様朱印のモチーフである神倭磐余毘古神についてご紹介致します。

こんにちは。

巫女の岩瀬愛梨です。

本日はとても寒い日ですね。

昨日は風も強く吹いたので、七福神殿と甲参道に綺麗な黄色い絨毯ができております。

今月の神様朱印について説明するのも今回が三回目、一回目は金鵄、二回目は八咫烏をご紹介させていただきました。

いよいよ、神倭磐余毘古神についてご紹介したいと思います。

神倭磐余毘古神は伝説上の日本の初代天皇・神武天皇です。天孫である瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)のひ孫にあたります。

神倭磐余毘古神は庚午年1月1日に日向国で誕生し、兄である五瀬命(いつせのみこと)と共に政治を平穏に治められる場所を求め、大和国(奈良盆地)が美しい地と聞き、他の兄たちと共に東方へ進軍しました。

進軍し、戦闘をしていくうちに兄の五瀬命が亡くなり、他の兄たちも荒れた海を鎮めるために入水するなど困難な状況が続きました。

熊野に上陸したものの、山をいくつも超えたところで道がわからなくなりました。

すると天照大神が夢に現れ、八咫烏を遣わし、その案内で宇陀にまで行き着くことができ、進軍を続けました。

その後、金鵄の助けなどを得て大和国を平定し、辛酉年1月1日に初代天皇として即位しました。

この日は、現在の暦にすると2月11日となります。なので、2月11日が建国記念の日となります。

また、神武天皇が即位したとされる歳を元年とする日本独自の紀念法があり、神社の暦などに記されております。

こちらは今年(H31・R1)の数え年などが載った表です。元号の隣に皇紀が書かれていますね。

ちなみに今年は皇紀2679年です。

今回は神倭磐余毘古神についてご紹介致しました。

 

12月も10日になりましたね。あと20日ほどで年が明けるかと思うと月日が流れるのが早いと感じます。本日は今月の神様朱印「神倭磐余毘古神」について、もう一羽の鳥「八咫烏」についてご紹介致します。

こんにちは。

巫女の岩瀬愛梨です。

本日は曇りながら少し寒さが和らぎましたね。

今回も今月の神様御朱印についてお話したいと思います。

前回、12月4日のブログでは神倭磐余毘古神(カムヤマトイワレヒコノカミ)が持つ弓の上にいる金色の鳥(金鵄)についてお話ししました。

しかし、もう一羽黒い鳥が後方を飛んでいるのが見えます。

こちらの黒い鳥は「八咫烏(やたがらす)」です。

八咫烏は神倭磐余毘古神が奈良盆地とその周辺の討伐を進めていた際、高皇産霊尊(タカミムスビノミコト)(『古事記』)または、天照大御神(『日本書紀』)によって神倭磐余毘古神のもとへ遣わされました。

そして、熊野国から大和国までの道案内をしたとされます。

なので、八咫烏は導きの神、また太陽の化身ともみなされているそうです。

八咫烏の咫(あた)というのは古代の長さの単位で、手を開いた時の中指の先から親指の先までの長さ(約18センチメートル)だそうですが、八咫烏の八咫は単に「大きい」という意味だそうです。

八咫烏の特徴は三本ある足ですね。なぜ三本あるかは

・それぞれ天・地・人を表し、神と自然と人が同じ太陽から生まれた兄弟であることを示す。

・古来より太陽を表す数が三とされていたことに由来する

など諸説あるそうです。

そんな八咫烏が導いたとされる神倭磐余毘古神は聖天宮に祀られております。

聖天宮内部の神倭磐余毘古神の彫刻の足元にも可愛らしい八咫烏がおります。

神倭磐余毘古神についてはまた後日ご紹介致します。

 

今月の神様朱印は「神倭磐余毘古神」です。聖天宮にお祀りされている神様ですが、よく見ると金色の鳥が近くにいますね。この鳥は何なのかを調べてみました。

こんにちは。

巫女の岩瀬愛梨です。

本日も祈祷を受けられる方や御朱印をお求めの方がご来社くださいました。

さて、今月の神様御朱印は神倭磐余毘古神(カムヤマトイワレヒコノカミ)です。

日本で最初の天皇、神武天皇です。冠稲荷神社では、聖天宮にお祀りされております。

さて、御朱印の神倭磐余毘古神の姿を見ると、長い弓に鳥を乗せています。

※一番左側が神倭磐余毘古神です。

この鳥は金鵄(きんし)といいます。

『日本書紀』では奈良盆地とその周辺の討伐を進めていた神倭磐余毘古神が、大和の指導者と戦っている際に、金色の霊鵄が天皇の弓に止まると、その体から発する光で大和の指導者の軍勢は目がくらみ、神倭磐余毘古神側が勝利することができたとされたいます。

そして、この霊鵄を「金鵄」と呼ぶようになったそうです。

神倭磐余毘古神についてはまた後日ご紹介できればと思います。

最後に冠稲荷神社では今年も年末年始に巫女のお手伝いをして下さる方を大募集中!!!

力仕事もあるので、男性の方でも構いません!

12月28日(トイレやゴミ捨ての場所など、色々説明します!)、三箇日はなるべく参加して欲しいです(-ω-)

お正月を迎えられるように色々な事を準備したり、御守の頒布やご祈祷の受付・案内、御焚上などなど・・・お願いしようと思っています!

詳細は直接お目にかかってご説明させて頂きたいので、“お手伝いしてみたい!”という方はぜひお電話(0276-32-2500)を!

第一声に迷ったら、「ブログで巫女さんのお手伝い募集してるって書いてあったので、お電話してみました!」で大丈夫です。

書類の準備などもあるので、行こうと思ってる何日か前に一回ご連絡してください。一緒に巫女さんの恰好をして、楽しいお正月にしましょう!

 

大鳥居の紅葉もだいぶ赤くなってきました。まだまだ下の方は緑色の部分もありますが、赤い大鳥居に赤い紅葉、そして山茶花のコラボはとても素敵です!本日は鏡の話後編です。

こんにちは。

巫女の岩瀬愛梨です。

本日は以前お話ししました、鏡の話後編です。

前回は天照大御神が天の岩戸にお隠れになってしまった際に、他の神々が鏡を用いて天照大御神を外に出したところまででした。

天照大御神と鏡の話は天孫降臨のお話にも出てきます。

天孫降臨とは、天孫の瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)が天照大御神の神勅を受け葦原の中つ国を治めるために、高天原から筑紫の日向の襲(くまそ)の髙千穂峰(たかちほのみね)に天降ったお話です。

その際、天照大御神は瓊瓊杵尊に、天の岩戸から天照大御神を出す際に用いられた勾玉と鏡、そして草薙の剣を授け、「この鏡を私の御霊と考え、私自身を祀るように仕えなさい」と言いました。

こうして、瓊瓊杵尊と共に三種の神器が天降り、鏡が天照大御神の象徴として祀られたのです。

以上が神話にて出てくる鏡についてのお話です。

鏡は太陽を指していること、鏡と天照大御神関係、鏡が神社でご神体とされている理由がわかりました(#^.^#)

さて、神社にはご神体の他にも鏡があります。

この写真をご覧ください。正面のお社と両隣の緑色の旗、その右側の旗に丸いものが見えます。

拡大してみます。丸いものが鏡です。その後ろにネックレスのようなものがかかっています。

ちなみに左側には棒のようなものがありますね。

ネックレスのようなものは玉、左側の棒は剣です。

これらの旗や玉・鏡・剣と一番上に立てられている真榊は神道の理念を象徴するものとされているそうです。

鏡の話は以上です。皆さまも神社にお参りする機会がございましたら、ぜひ鏡を探してみてください\(^o^)/

 

いよいよ9月も終わり!!なのに今日は少し暑さを感じて、境内の紅葉がなかなか進まないようです。早く鮮やかな赤と黄色に染まった境内を見たいですね♪

こんにちは。

巫女の片野志穂菜です。

今日で9月も終わりますね!

朝と夜は夜風も涼しく、半袖だと肌寒さを感じ始めましたが、今日の境内は少々暑く、動くと汗ばむ陽気でした。

10月からは境内の紅葉が進んでくれたら嬉しいのですが・・・(-ω-)

早く鮮やかな赤と黄色に包まれた境内を見たいですね♪

さて、今日は明日からお分ちする限定御朱印の話題です!

毎月月末にお知らせするのが定番となってまいりました!皆さまはインスタなどですでにご存じでしょうか(?ω?)

さっそく来月の限定御朱印の絵柄をご紹介いたします!

今回は境内の新田義貞公ゆかりの金木犀と吉祥天の格好をしたきつねちゃんと小鳥ちゃんです!

金木犀の場所は授与所のところです!建物が金木犀を囲うように建っているので、授与所の中から金木犀の幹を見ることができます♪

椅子とテーブルがあるので、休憩がてら見に来てくださいね(*・ω・)

ちなみに、金木犀の花言葉は「謙虚」「気高い人」

「謙虚」の由来は、すばらしい香りに反して、控えめな小さい花をつけること、「気高い人」の由来は、雨が降るとその芳香を惜しむことなく潔く花を散らせることだそうです。

すてきですね(*>ω<)

もうひとつ、今月の神様の御朱印は、こちら!

国造りの神様ですね!以前のブログにも掲載いたしました、因幡の白兎のお話しにも登場する神様です!

こちらの御朱印は書き置きのみとなっております。

直書きできる日にちはこちらをご覧ください。

皆さまのご来社お待ちしております(*>ω<)ノ

皆さま、一月ごろに境内に梅や桜、桃の木を植林したことを覚えていますでしょうか?じつは、その中で桃の木に実がつき、良い色になっていたので、本日神様にご奉納させて頂きました!

こんにちは。

巫女の片野志穂菜です。

皆さま、今年の一月ごろ、境内に新しく桜や梅、桃の木を植えたことを覚えていますでしょうか。

梅の実や枝垂れ桃に実がいくつかついていて、冠稲荷のインスタでもご紹介したことがありますが、本日は木瓜の木の近くに植えた桃に実がなっていたので、小さいですが収獲させて頂き、神様にご奉納させて頂きました!

(※動画は音が流れます)

収獲した桃の木はこちら。

ちなみに、隣に植えられている桃の木にも実がなっています♪

遠目から見ても分かりやすく実がなっていますね(*-ω-)

近くで見るとこんな感じです!まだまだ白いので、収獲するのはまだ先のほうがいいのかもしれません(*@ω@*)

桃の木にも種類があって、実がなっているものでも、枝垂れ桃は花桃といって観賞用の品種になります。

収獲した桃は、水蜜種だと思われます!

一般的な桃の種類ですね。

果肉の色は白色系、黄色系、赤・ピンク系などです(*・ω・)

桃の実は神話の中にも出てきます。

イザナギノカミが亡き妻イザナミノカミを黄泉の国から連れ戻そうとしましたが失敗し、黄泉の軍勢に追われた際、黄泉比良坂(よもつひらさか)の麓のところに生えていた桃の実を投げつけ、撤退させたというお話しがあります。

このように、桃には邪気を払う話があることから、いろんな神社で桃の御守を頒布しているところもあるようです。

冠稲荷でも木瓜の実についで桃の御守などがあったいいなぁ・・・なんて思ったり(*@ω@)<言うのはタダです!)

明日は七夕ですね。五節句の一つですがその話は後にして、本日は織姫と彦星の伝説のお話をちょっと掘り下げて?みようと思います(#^.^#)

こんにちは。

巫女の岩瀬愛梨です。

本日は曇ったり晴れたり、雨が降りそうだったりと不安定な天気でしたね。

午前中に大前神前結婚式(神社婚)がありました!

雨が降らなくてよかったです。

明日は七夕ですね。天気は曇りだったり雨の予報のようです。七夕の織姫と彦星のお話をご存知の方は多いと思います。

簡単にまとめると働き者だった織姫と彦星は結婚した途端に働かなくなり、怒った天帝が二人を天の川を隔てて引き離し、一年に一度、7月7日に会うことを許したというお話です。

さて、天の川を隔てた二人はどのように会うのでしょうか?

 

小舟にでも乗って会いにいくのでしょうか。現在の限定御朱印のイラストです。きつねさんかわいいです(笑)

皆様はこのような歌をご存知ですか?

鵲(カササギ)の渡せる橋に置く霜の白きを見れば夜ぞ更けにける

こちらは中納言家持(大伴家持)が詠んだ歌で『新古今集』に収録されており、百人一首にも選ばれている和歌です。

天の川にかささぎが渡したという天上の橋のように見える宮中の階段であるが、その上に降りた真っ白い霜を見ると、夜も随分と更けたのだなあ、という意味です。

実は天の川を渡るために、カササギという鳥が手を(羽を?)貸してくれていたのです。

どうやって天の川を渡ればいいのだろうと困惑していた織姫(彦星?)の元にどこからともなくかささぎが現れ、並んで天の川に橋を架け、二人を出会わせてくれたのです。

このことから、天上を意味していた宮中の御殿の階段もカササギが架ける橋・鵲橋(じゃっきょう)というそうです。

※ちなみにこの歌は霜という言葉も出てくることから、冬に詠まれた歌です。

また、七夕の日、織姫と彦星は雨だと出会うことができないとお思いの方も多いのではないでしょうか?

伝説では雨が降ると水かさが増し、天の川を渡ることができないので、二人は会うことができないと言われております。

手を貸してくれるカササギはどうしたのでしょう。

実は、これには二通りのお話があります。

1、水かさが増してカササギが橋を架けることができず、会えない。

2、水かさが増して渡ることができないと悲しんでいた織姫(彦星?)のもとにカササギが現れ、橋を架けて会うことができた。

2のほうのお話がいいですね。

また、7月7日に降る雨を催涙雨(さいるいう)と言います。

二人が会えなくて悲しんでいる涙の雨ということですね。

しかし、こちらも出会うことができた喜びの涙の雨だとする解釈もあるのです。

カササギにしても、雨にしてもポジティブな解釈のほうがいいですね。

それに、私としては天の川は雲の上にあるもの、雨が降っても、曇りでも、雲の上は晴れているという解釈をしております。

なので、曇っているときは織姫と彦星が他の人に見られないように隠れるため、雨ならば嬉し涙と考えております。

皆様はどのように解釈しますか?

長くなったので、また七夕の話ができたらしたいと思います。

因幡の白うさぎのお話しは皆さまご存知でしょうか。今日は授与所の御守の一つ、兎がはいっている香り袋の恋むすびの御守をご紹介いたします*^^*

こんにちは。

巫女の片野志穂菜です。

昨日は大変な豪雨に見舞われた神社でしたが、本日は良いお天気でした。

青空が本当にきれいで、気持ちが良い風が境内にふいておりました。

さて、今日は授与所の縁むすびコーナーにございます御守、

「香り袋 恋むすび」をご紹介いたします。

 

みなさん、縁結びの御守になんで兎なの?と思うかもしれません。

私は思いました(笑)

そこで調べてみたところ、縁結びとうさぎの関係は「因幡の白うさぎ」と関係がありそうなのです。

因幡の白うさぎのお話しは日本神話(古事記)に出てきます。

隠岐の島に住む白うさぎが因幡の国に渡りたいと思い、ワニたちをだまし、ワニの背中を伝って島を渡ろうとしたところ、ワニの怒りにふれ、皮を剥されてしまいますが、そのあとやってきた大国主神に助けられ、その後兎は大国主神に「八上姫は兄神ではなく、あなたを選ぶでしょう」と伝え、自らが伝令の神となって、兄神達の到着より前に、この事実を八神姫に伝えました。

その後八神姫と大国主神はむすばれ、大国主神は良縁の神様と言われています。

恋むすびの御守にも小さな兎が二羽、ちょこんと入っています*^^*

袋からはほのかに香りがしますので、香りに誘われていいご縁を結んでくださると思います。

冠稲荷にご来社の際は、ぜひ実物をお手にとって見てみてください♪