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聖天宮での結納♪

こんにちは。

出仕の朽津由美子です。

本日は9月15日。拝殿では8時30分より月次祭および縁結び幸福祈願祭が執り行われました。ご参列いただいた皆様に良き縁が結ばれますよう、お祈り申し上げます(^^)

写真は良縁と子宝伝説の残る木瓜です。大きな実に混ざって季節外れの赤い花が咲いています。ミツバチくんが元気に蜜を吸ってました(^^)

さて日中、聖天宮のふもとのテラス席でお二人のお客様がこのような会話で話かけてくださいました♪

「昔、このお社に上がって何か儀式をしたんだよ」「え?何をしたの?よく覚えているわね」

私はピンときて申し上げました。「聖天宮でしたらきっと結納でしょう♪」

「ああ、そうだったかも知れない…」

聖天宮は伊邪那岐神(イザナギノカミ)と伊邪那美神(イザナミノ カミ)の夫婦神を祀るお社です。昇殿いただき、お祝いの品を交換して両家の縁を結んで納める、結納を執り行うことができます♪

「今日は娘の安産の御札と御守を受けに来たんですよ」。。ということは…おじい様からお孫さんの代まで、当社をご崇敬のご家族様でいらっしゃいますネ♪

当社で縁を結ばれてご夫婦となり、お子様やお孫様がお生まれになり…。これからも続いて行く幸せのご縁と神様に感謝を申し上げます(^^)

イザナミノ神様とはどんな神様…?

こんにちは。

巫女の髙橋春花です。

本日は今月の神様御朱印にもなっている『イザナミノ神』についてご紹介します!

イザナミノ神はイザナギノ神とともに生まれた神様です。イザナギノ神と夫婦となり、その間に国やたくさんの神々を産んだとされています。それから初めて恋愛をした神様ともされています。

そのことから、縁結びや事業の成功の御利益がようですね。

しかし、火の神であるカグツチを産みだした際に火傷を負い、病に臥し亡くなってしまいました。

死後、イザナギノ神が黄泉の国までイザナミノ神に会いに行った際に腐敗した死体を見られたことに大いに怒り、恐怖で逃げ出すイザナギノ神を追いかけました。最終的には黄泉の国と地上を繋ぐ坂をイザナギノ神が大岩で塞いで会えなくしてしまいました。それから離縁してしまったそうです…。このことからイザナミノ神は黄泉の国の神様ともされています。

最後の別れは衝撃的ですが、最初に恋愛をした神様というのは少しロマンチックですね!

当社では聖天宮にて、イザナミノ神とイザナギノ神はお祀りしております。ぜひお越しの際は立ち寄ってみてくださいね。

本日より頒布開始!聖天宮と厳島社、きつね七福神の御朱印のご紹介です♪

こんにちは。

巫女の髙橋春花です。

本日はとてもいいお天気ですね!朝から日差しが強く、これからも暑くなりそうな予感…梅雨明けは特に熱中症になりやすいそうなので、皆さんも体調には気を付けて参りましょう!

さて、本日ご紹介するのは新しく登場する3種類の御朱印です♪

まず厳島社と聖天宮の御朱印です!厳島社は水流と蛇、聖天宮は雲と龍をモチーフとしています。どちらもかっこいいですね (..◜ᴗ◝..)

お次はきつね七福神の御朱印!きつねちゃんが七福神になっています!とても可愛らしいですね♡(。☌ᴗ☌。)

この3種類の御朱印は通年頒布になりますが、戌の日はお休みとなります。戌の日以外の日でも予告なくお休みになってしまうこともあります…ご了承ください( ᵕ_ᵕ̩̩ ㅅ)

聖天宮と厳島社の御朱印は戌の日以外の御朱印直書き日には、直接お帳面にお書きすることができます!直書きがお休みの日は書置きのものを頒布致します。

きつね七福神の御朱印は直書きがお休みの日でも直接お帳面にお書き致します!こちらは書置きのご用意はございません。

皆様のご来社をお待ちしております!(^.^)/

 

12月も10日になりましたね。あと20日ほどで年が明けるかと思うと月日が流れるのが早いと感じます。本日は今月の神様朱印「神倭磐余毘古神」について、もう一羽の鳥「八咫烏」についてご紹介致します。

こんにちは。

巫女の岩瀬愛梨です。

本日は曇りながら少し寒さが和らぎましたね。

今回も今月の神様御朱印についてお話したいと思います。

前回、12月4日のブログでは神倭磐余毘古神(カムヤマトイワレヒコノカミ)が持つ弓の上にいる金色の鳥(金鵄)についてお話ししました。

しかし、もう一羽黒い鳥が後方を飛んでいるのが見えます。

こちらの黒い鳥は「八咫烏(やたがらす)」です。

八咫烏は神倭磐余毘古神が奈良盆地とその周辺の討伐を進めていた際、高皇産霊尊(タカミムスビノミコト)(『古事記』)または、天照大御神(『日本書紀』)によって神倭磐余毘古神のもとへ遣わされました。

そして、熊野国から大和国までの道案内をしたとされます。

なので、八咫烏は導きの神、また太陽の化身ともみなされているそうです。

八咫烏の咫(あた)というのは古代の長さの単位で、手を開いた時の中指の先から親指の先までの長さ(約18センチメートル)だそうですが、八咫烏の八咫は単に「大きい」という意味だそうです。

八咫烏の特徴は三本ある足ですね。なぜ三本あるかは

・それぞれ天・地・人を表し、神と自然と人が同じ太陽から生まれた兄弟であることを示す。

・古来より太陽を表す数が三とされていたことに由来する

など諸説あるそうです。

そんな八咫烏が導いたとされる神倭磐余毘古神は聖天宮に祀られております。

聖天宮内部の神倭磐余毘古神の彫刻の足元にも可愛らしい八咫烏がおります。

神倭磐余毘古神についてはまた後日ご紹介致します。