こんにちは。
巫女の千葉梨奈です!
本日も燦々としたお日様に照らされてとてつもなく暑いですね…(^_^;)みなさまはどんなお盆をお過ごしになられましたか?
本日はお盆の送り火。少しお盆のお話をしようと思います。
送り火とはお盆の間帰ってきた祖霊は、現世からまたあの世へ戻っていき、家庭での送り火は迎え火を行った時と同時に、家の門や庭先で野火を焚きます。
送り火はまた、地域社会全体行事として行われる大がかりなものもあります。
大きく分けて、山で行われる送り火と、海や川で流す送り火の二種類が、地域行事として根付いています。
山や海で盛大に行われる送り火は、室町時代以降には年中行事のひとつとして庶民の間に定着してと言われています。
ちなみにお盆行事にきゅうりやナスに棒をさしてお供えされているのを目にしたことはありますでしょうか?このきゅうりは「馬」を、ナスは「牛」を示しているのです!これらは精霊が移動する乗り物を表しており、精霊をお迎えする際は足の速い「馬」に、送り帰す際は「牛」に乗ってゆっくりあの世へ帰っていただく、という願いが込められているそうです。
日本の伝統行事の事をもっと知り、いつまでも大事に守っていきたいものですね♪
こんにちは。
巫女の片野志穂菜です。
早朝は降雨がありましたが、午後には境内の雨はやみました。
ですが湿度が高く、相変わらずの暑さでした。
皆さま体調のほうはお変わりございませんか。
台風も来そうな予報も出ております。
皆さまお気をつけくださいね。
さて、今日は30日に行われる「夏越の大祓式」について自分で調べたことをお話ししようと思います!
まず、大祓は日本の神道儀式のひとつで、6月に行われる夏越の大祓は、半年のうちに溜まった厄を払い落す儀式です。
「名越の祓」とも呼ばれます。
大祓では、茅の輪のくぐりも行われます。
茅の輪は、正面から最初に左回り、次に右回りと 八 字を描いて計三回くぐることで、半年間に溜まった病と穢れを落とし残りの半年を無事に過ごせることを願うものです。
また、人形代を体の調子の悪いところを撫でて頂き、その人形代はろうそくから火をつけ、人形代を焚き上げて頂きます。
(火鉢に入れる際は、火が燃え移らないようにお気を付けください)
この人形代は場所によっては川や海などに流すところがあり、「流す」行為は、後に願掛と結びつき、同時期に行われる七夕祭と結びついて短冊を流すことがあるそうです。
また、京都では夏越の大祓の時期に「水無月」という和菓子を食べる習慣もあるそうです。
どんなのものなのかいつか実物を見てみたいです(*-ω-)
冠稲荷神社の夏越の大祓式は
6月30日 午後3時からです!
皆さまのご来社、お待ちしております♪
群馬県太田市に鎮座する冠稲荷神社のブログです。女子神職と巫女がお届けします。