「人形代社(ひとかたしろしゃ)」とひとかたしろでのお祓いの仕方をご紹介いたします♪なんと1300年以上から行われているお祓いの仕方が現代にも受け継がれているんです!

皆さま、こんにちは!

群馬県太田市にございます
日本七社 冠稲荷神社 巫女の栗田萌です。

本日も当ブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。


本日はとっても良いお天気でしたね!

群馬県は朝の天気予報だと33℃とのことでびっくりしましたが、
なんと予報を上回る35℃まで上がったようです!

明日も良い天気に恵まれそうなので
お出かけするのも良し!素敵な休日をお過ごしください☆


さて。

境内を歩いていると「これ…どうやってするんですか?」と
ご質問いただくことが多いので、本日はそちらのご紹介を♪

 

その「これ」とは。

「ひとかたしろ」の画像検索結果

 

「ひとかたしろ」です!

先日の夏越の大祓式でも皆様にお配り致しました♪

なんと奈良時代よりも前の持統天皇の頃、1300年以上前から朝廷ではひとかたしろを使ったお祓いがされていたようです!

そして、現代にも受け継がれている災いを祓い、福を求めるお祓いです。

 

冠稲荷神社では、拝殿を正面に見て進んでいただく際に通る南参道の向かって左側に「人形代社(ひとかたしろしゃ)」がございまして、
ひとかたしろもそちらにございます。

 

気になるひとかたしろでのお祓いの仕方ですが、

  1. 祈りつつ「ひとかたしろ」で全身を丹念に撫でさする。
    (ひとかたしろ「を」撫でるのでなく、ひとかたしろ「で」全身を撫でさすりください!)
  2. 順序は頭部から足元に向かって。

  3. 体の中で特に病気や気になる部分は念入りに。

  4. 最後に両手に持ち息をかけて念じ、火鉢へ!

です!

 

その際にお賽銭箱に300円からのお気持ちをご一緒にお納めください。

 

火鉢の両脇には火のついたろうそくがございますので、
皆さま火傷などなさらぬようお気をつけくださいね!