十干十二支(じゅっかんじゅうにし)。

こんにちは。

出仕の朽津由美子です。

本日5月6日は二十四節気の立夏です。新緑が目立ちはじめ、風も爽やかになる頃。いよいよ夏の気配も感じられて来ましたね(^^)

こちらの写真はセンダンです。とても小さくて可愛らしいお花が咲きました♪

シャリンバイのお花も清々しい香りを放っています(^^)

宮司の狩衣も立夏にあわせて夏用に衣替えとなりましたよ♪

さて、本日は大黒天様の縁日、甲子の日でもあります。甲子は十干(じゅっかん)の一番初め十二支の一番初め、つまり六十干支の一番最初…ということで、何か新しいことをスタートするのに良い日、と言われております(^^)※七福神殿の大黒天様にお供物をお供えして、日頃の感謝を申し上げました(^^)

ちなみに十干(じゅっかん)とは、なかなか聞き慣れないものですが…

五行(木火土金水)と陰陽(兄・え/弟・と)の組み合わせで表され、10種類ございます。例えば…「」の「」は「きのえ=甲」、「」の「」は「きのと=乙」という具合です。

馴染み深い十二支はネズミ年、ウシ年、トラ年、など12種類ですネ♪十干10種類、十二支12種類。…すると全部で60種類の組み合わせになります。十干十二支は毎日、また毎年めぐります。今年、令和5年は癸卯(みずのとう/水の陰

60年で十干十二支が一巡すると「還暦(かんれき)」となります(^^)

ご自身の生まれ年の十二支だけでなく、十干も調べてみると面白いかも知れませんネ♪

虎渓三笑(こけいさんしょう)。

こんにちは。

出仕の朽津由美子です。

新緑の美しい季節になりました。日中のお参りが気持ち良いですね♪連休中は是非、冠稲荷神社にもお越しください(^^)

さて、本日は本殿の彫刻についてのご案内です。

皆様が鈴を鳴らしてお参りくださる拝殿。その奥に当社の主祭神の宇迦之御魂大神(ウカノミタマノオオカミ)=通称:お稲荷様をお祀りする本殿がございます。※本殿は元禄3年(1690)に再建され、太田市の重要文化財に指定されています。

3年前に修復工事を行った屋根については当ブログでもご紹介いたしましたが…

今回は極彩色が美しい、彫刻にご注目いただきたく♪

3面に施された彫刻のうち、こちらは虎渓三笑(こけいさんしょう)を表したものです。

虎渓三笑とは…

中国の東晋の高僧の慧遠(えおん)は、廬山(ろざん)の寺にこもって俗界との境界である虎渓を越えないと誓っていました。ところがある日、詩人の陶淵明(とうえんめい)と道士の陸修静(りくしゅうせい)を見送るときに話に夢中になり、うっかり虎渓を越えてしまいました。虎の吠える声でその事に気づき、三人で大笑いしたという廬山記(ろざんき)の故事です。

※この故事から、虎渓三笑という言葉が「あることに夢中になって他のことを全て忘れてしまうこと」の例えになったそうです。

先日、どちらかの博物館で「集まるおじさん」と題した展示会で虎渓三笑についても紹介されていました。集まるおじさん…そう聞くと、本殿の彫刻も何となく微笑ましく、可愛らしく見えてきました(^^)※本殿となりの棚に案内資料をご用意しておりますので、どなた様もご自由にどうぞ。

お社にどのような彫刻が施されているのか、じっくりご覧いただきながらのご参拝も楽しいですね♪次回、ご来社の際には是非、本殿の彫刻にもご注目ください(^^)

木瓜の実が徐々に実りはじめました。

皆様こんにちは。

事務方の福島聡史です。

今日はちょっと風が強めですが、午前中から多くの方が参拝にお見えになられました。

御守をお求めにお見えの方も多く、今日はペットの御守をお求めの方が多くいらっしゃいました。

GW中はペットと一緒に過ごす時間も沢山とれるのではないでしょうか?ぜひ大切にしてあげてくださいね。

さて、午後は境内各所の木々を見て回りました。

こちらは御神木の楠です。下から撮ったのですが、大きすぎて画面に収まりきりませんでした。

境内のあちこちが新緑でとても活気に溢れています。

木瓜の木も緑一色になりました。

近づいて見ると・・・・・

木のあちこちで木瓜の実が膨らみ始めていました。

季節ごとに自然の色々な景色を見ることができますので、木々の様子を見ながらの境内散策を楽しんでみてください。