本日は寒い一日となりました。まだ百日紅の花はきれいに咲いています。神様紹介:素蓋鳴神をご紹介します(3)

こんにちは。

巫女の岩瀬愛梨です。

今回も「素蓋鳴神(スサノオノカミ)」をご紹介します。

前回は、高天原を追放された罪人から一転、英雄になった話をご紹介しました。

「奇稲田毘売(クシナダヒメ)」と結婚した「素蓋鳴神(スサノオノカミ)」はその後どうなったのでしょうか。

次に「素蓋鳴神(スサノオノカミ)」が登場するのは「大国主神(オオクニヌシノカミ)の神話です。

「大国主神(オオクニヌシノカミ)」「素蓋鳴神(スサノオノカミ)」の子孫で、因幡の白兎に登場する神様です。

「大国主神(オオクニヌシノカミ)」は兄神である「八十神(ヤソガミ)」に迫害され、二度殺されますがその度に母神によって救われ、最終的に「素蓋鳴神(スサノオノカミ)」がいる根の国にむかいます。

*この時は「大国主神(オオクニヌシノカミ)」という名前ではありませんでした。詳しい「大国主神(オオクニヌシノカミ)」の神話については後日ご紹介いたします。

根の国についた「大国主神(オオクニヌシノカミ)」は、「素蓋鳴神(スサノオノカミ)」の娘である「須勢理毘売(スセリビメ)」と出会い、お互いに一目惚れしました。

しかし、「須勢理毘売(スセリビメ)」を溺愛していた「素蓋鳴神(スサノオノカミ)」は、「大国主神(オオクニヌシノカミ)」を蛇がたくさんいる部屋に泊めました。

「大国主神(オオクニヌシノカミ)」は「須勢理毘売(スセリビメ)」から授かった「蛇の比礼(ヒレ)」を使い、蛇を鎮め一晩無事に過ごすことができました。

次の日の夜、「素蓋鳴神(スサノオノカミ)」はムカデと蜂がいる部屋に「大国主神(オオクニヌシノカミ)」を泊めました。

「須勢理毘売(スセリビメ)」は「ムカデと蜂の比礼」を「大国主神(オオクニヌシノカミ)」に授け、それを使って無事にムカデと蜂のいる部屋を出ることができました。

それでも「素蓋鳴神(スサノオノカミ)」は広い野原の中に射込んだ矢を拾うように「大国主神(オオクニヌシノカミ)」に命じました。

「大国主神(オオクニヌシノカミ)」が野原に入って矢を探していると火が回ってきました。「素蓋鳴神(スサノオノカミ)」が火を放ったのです。

「大国主神(オオクニヌシノカミ)」が困っていると、鼠が来て「内はほらほら、外はずぶずぶ(穴の入り口は狭いが、穴の中は広い)」と言いました。「大国主神(オオクニヌシノカミ)」がその場を踏んでみると、地面の中に空いていた穴に落ちて、火をやり過ごすことができました。

また、鼠は探していた矢を持ってきてくれたのです。

「素蓋鳴神(スサノオノカミ)」「大国主神(オオクニヌシノカミ)」の死を確認しようとして野原に出ると、矢を持った「大国主神(オオクニヌシノカミ)」が帰ってきました。

「素蓋鳴神(スサノオノカミ)」「大国主神(オオクニヌシノカミ)」を家に入れ、頭のシラミを取るように命じました。

しかし、「素蓋鳴神(スサノオノカミ)」の頭にいたのはムカデです。「大国主神(オオクニヌシノカミ)」は「須勢理毘売(スセリビメ)」からもらった椋(むく)の実を噛み砕き、赤土を口に含んで吐き出しました。

それをムカデを噛み砕いていると勘違いした「素蓋鳴神(スサノオノカミ)」は、そのまま眠りはじめました。

「大国主神(オオクニヌシノカミ)」はこの隙に逃げようと「素蓋鳴神(スサノオノカミ)」の髪を部屋の柱に結び付け、大きな石で入り口を塞ぎました。

そして、「素蓋鳴神(スサノオノカミ)」の生大刀と生弓矢、「須勢理毘売(スセリビメ)」の天詔琴を持ち、「須勢理毘売(スセリビメ)」を背負って逃げ出そうとしました。

その時に琴が木に触れて音が鳴り響き、「素蓋鳴神(スサノオノカミ)」が目を覚ましてしまったのです。

しかし、髪を柱に括り付けられていたため、すぐには追いかけることができず、その間に「大国主神(オオクニヌシノカミ)」は逃げることができました。

「素蓋鳴神(スサノオノカミ)」は地上に通じる黄泉比良坂(よもつひらさか)まで追いかけてきましたが、そこで止まって「大国主神(オオクニヌシノカミ)」に「その大刀と弓矢で八十神を追い払い、須勢理毘売(スセリビメ)を妻として立派な宮殿を建てて住め」と声をかけました。

「大国主神(オオクニヌシノカミ)」「素蓋鳴神(スサノオノカミ)」の言葉のとおりに八十神を追い払い、「須勢理毘売(スセリビメ)」を正妻にして、高天原に届くような立派な宮殿を建て、国づくりを始めました。

長くなりましたが、この「大国主神(オオクニヌシノカミ)」の神話に出てきた「素蓋鳴神(スサノオノカミ)」は今までとは違った一面を見せています。

それは父親としての顏です。「大国主神(オオクニヌシノカミ)」に様々な試練を与えたのも、大切な娘のことを任せられるかどうか試したのです。

今まで見てきた「素蓋鳴神(スサノオノカミ)」は母を慕い、やんちゃでわがままで、そして英雄でもあり、父親として娘を想うなど家族思いでとても人間味のある神様であるといえます。

そんな「素蓋鳴神(スサノオノカミ)」は神楽殿の八坂社の御祭神です。

今回は「素蓋鳴神(スサノオノカミ)」をご紹介しました。

境内は蚊がとても多いです。虫よけスプレーが社頭に置いてありますので、お気軽にお声掛けください。

 

今朝は11月の「縁守(えにしまもり)」に込める金木犀の花を採取♪そして、大安吉日の本日は初宮や安産祈祷のお客様がご来社くださいました^^

こんにちは。

巫女の朽津由美子です。

数日前に開花してからとても良い香りを漂わせている境内の金木犀。今朝は11月の縁守(えにしまもり)に込めるためのお花を採取いたしました。

遠目ではよく分かりませんが、近くで見ますと金木犀の一つ一つのお花はこんなにも可愛らしいんですね。

そして、この金木犀ですが樹齢はなんと685年!新田義貞公が鎌倉幕府討伐の挙兵にあたり、戦勝を祈願した際に植栽したと伝えられる吉祥の木。「どこにありますか?」とお客様からたずねられることがあるのですが、現在は御守の授与所に囲まれております。

根本からの全体像をお見せしたかったのですが、あまりにも大きすぎてカメラに収めきれませんでした。。

ここ最近の雨で早くも散り始めておりますが、金木犀は2度、花を咲かせることがあるそうですので、その「おまけ咲き」も期待したいと思います^^

 

ところで、大安吉日の本日は雨天の中、初宮や安産祈祷のお客様がご来社くださいました。

こちらは初宮参りにいらしたご家族の皆さまです。

ご祈祷後はパパやママ、ご両家のご家族の皆さまが交替で写真撮影♪

天使のようにスヤスヤと眠る赤ちゃんを囲んで、とてもお幸せそうな笑顔の皆さまでした^^

本日はようこそお参りくださいました。お子様の健やかなご成長をお祈り申し上げます。

※ご家族の皆さまには写真掲載の許可をいただいております。

今日は中秋と呼ばれる旧暦の8月15日です。「中秋の名月」満月ではありませんが月が見れるといいですね^^*


皆さま、こんにちは!

巫女の飯田 千春です。

今日は中秋と呼ばれる旧暦の8月15日です。
旧暦では

  • 1月~3月を
  • 4月~6月を
  • 7月~9月を
  • 10月~12月を

とされていた為秋のちょうど真ん中の8月15日を中秋と呼ぶそうです。

また、中秋の名月(十五夜)という言葉もありますが、中秋の名月の由来には稲の豊作を祈るお祭り、イモ類の収穫祭など様々な説があるそうです!

秋のど真ん中にでる満月という意味なのですが、残念ながら今日は満月では無いみたいです、、、(>_<)

ですが満月は明日ですのでほぼ満月です!(笑)
雲行きが怪しいので見られれば幸いです、、、。

今朝宮司よりお話しをして頂いたので皆さまにもご紹介してみました^^*


さて、本日は鳥居についてお話しいたします。
まず皆さまが一番目にする大きな鳥居『甲大鳥居』です。

鳥居は華表(かひょう)といい、神の斎(いつき/居着き)給う、清浄な神域の結界(けっかい/境)を示す第一の標(しるべ)です。

甲(きのえ)とは、東の僅か北寄りを示し、また 「最初のもの」の意味でもあり、日の昇る東の、神の座への門となっています。

丹塗(にぬ)りの朱(あけ)は、神明の徳を表し、魔除けとなります。

そして、甲大鳥居の他に東西南北の四方位に「四方鳥居」が配置されております。

大鳥居とグリーンパレスの間にある「東鳥居」

唯一の石の鳥居、「辰巳鳥居」

幼稚園のすぐそば、以前ブラタモリという番組でタモリさんが塗って下さった額がかけてある「南鳥居」

最後は「戌亥鳥居」です。

このすべての鳥居をくぐると魔除けの効験が一層あらたかになると伝えられております。
縁起が良いともいわれていますよ!

 

お参りの際には是非すべての鳥居をくぐってみては如何でしょうか(*^^*)

本日は『木瓜の実収穫祭』でした!!『冠稲荷のボケ』の実りに感謝し、縁結び・子宝・安産・子育て・健康諸願成就の特別祈祷を執行いたしました^^*


皆さま、こんにちは!

巫女の飯田 千春です。

本日は木瓜の実収穫祭でした!!

祭典の1時間前に何と雨が、、、。
慌てて祭壇と並べてあった胡床が雨にあたらないように防ぎに行きました(-_-;)

祭典の時間には雨が止んで良かったですƐ-(´∀`*)

11時より開始いたしました木瓜の実収獲祭。
まずは宮司より本日限定の「木瓜ノ実守」、9月1日からお授けしております「木瓜の寶」のご説明です。

木瓜ノ実守は実を刻んだものが入っており、木瓜の寶は木瓜の種が8つ入っております。
木瓜を育てたい場合は木瓜の寶に入っている種を植えてくださいね!

祭壇に置いてある鉢植えは昨年とれた木瓜の実の種を植え、育てた「木瓜の子」です。 
一年ですくすくと成長しております^^

ちなみに育ててくださった方は冠稲荷神社のインスタグラムの更新、限定御朱印や木瓜の寶などの考案と様々な事をして下さっている方です♪


そして、『冠稲荷のボケ』の実りに感謝し、縁結び・子宝・安産・子育て・健康諸願成就の特別祈祷を執行いたしました。

修祓から始まり

祝詞奏上

木瓜の花舞

と神事は滞りなく相済みました!

収穫祭終了後、本日限定の木瓜ノ実守をお受けに社頭にはたくさんの参拝者様が。

皆さまに全てお授け致しました。

ご参拝頂きありがとうございました。

皆さまに神様のお恵みがありますようお祈り申し上げます。

本日は七五三のご祈祷に可愛らしいご兄妹がいらっしゃいました!そして、明日は木瓜の実収穫祭です!皆さまのご来社をお待ち致しております♪


皆さま、こんにちは!

巫女の飯田 千春です。

お彼岸ですが境内の彼岸花はぐたーっとしてしまいました-_-;

本日は七五三のご祈祷にお兄ちゃんが5歳、妹さんが3歳のご兄妹がいらっしゃいました♪
お2人一緒にお祈りいたしましたよ!

可愛らしいお着物姿で胡床にちょこんと座ってしっかりと受けていらっしゃいました。

ご祈祷後、拝殿前でご家族皆さまで写真を撮られ、
「後姿とってもいいですか?」とお尋ねすると綺麗なお着物をきたママもご一緒に快く撮らせてくださいました!

お兄ちゃん、神様にしっかりお祈りしております^^*

ご家族のお写真を撮る際に、シャッターを押させて頂いたのですが腕を組んでカッコよく決めるお兄ちゃんをみて妹さんも真似して腕を組んでしまいご家族皆さま戸惑いながらもとても良い笑顔をしておりました(*^^*)

お子様の健やかな成長、皆さまの健康を心よりお祈りいたします。


そして明日は『木瓜の実収獲祭』です!

11時より木瓜の傍で『冠稲荷のボケ』の実りに感謝し、縁結び・子宝・安産・子育て・健康諸願成就の特別祈祷を執行します。

当日限定の木瓜の実御守、1体1,000円でお授け致しますので是非お受けください♪

 

また、明日は隣接しておりますいなり幼稚園の運動会がございます都合上駐車場の混雑が見込まれております。

お車でお越しの方にはご不便をおかけするかと存じますが、ご理解ご協力のほどよろしくお願いいたします。

冠稲荷神社で人気の「縁守(えにしまもり)」。この月替わりでお授けしている御守には何が入っているのか、こっそりお教えいたします^^ そして、9月30日開催の「DEAINARIであいなり」は男性・女性ともに定員に達しました!

こんにちは。

巫女の朽津由美子です。

こちら太田市内では昨夜から冷たい雨が降り続いております。先月までの猛暑に体が慣れておりましたので、実際の気温よりも寒く感じます。

境内の樹木やお花も雨に濡れて、本日はなんだかブルブルと震えているように見えました。

さて、昨日の飯田さんのブログでもご案内のとおり、只今、月替わりの「縁守」を奉製しております。

10月は「木瓜の実」入りの「縁守」ですが、こちらは10月1日の早朝にお祓いをしてから授与所に並びますので、もう少しお待ちくださいね。

ところで、この「縁守」。振るとカサカサッと音がすること、ご存じでしたでしょうか?音の正体ですが…月ごとに境内の樹木から花や葉、実を入れて奉製していることは当社のWebサイト内でもご案内しておりますが、実はその他にも「米」と「大麻(おおあさ)」もお納めしているんです^^

※上から「大麻」「米」「木瓜の実」です。

「大麻」は「おおぬさ」とも読み、「ヌサ」は神道においては罪穢れを祓う、祓の具。また、「米」はご祈祷の際に神様にお召し上がりいただく神饌の一つ。

御守を身に付ける方の「罪穢れを祓い清め、願いが叶いますように」と、巫女が心を込めて奉製しております。

ご来社の際には是非、授与所にもお立ち寄りいただき、月替わりの「縁守(えにしまもり)」もどうぞご覧ください^^

 

そして、「縁(えにし)」といえば…神社で婚活、神社で恋愛「DEAINARI(であいなり)」ですが、今月9月30日(日)開催の「DEAINARI」につきましては、男性・女性ともに定員に達しました。これからのお申込みについてはキャンセル待ちとなりますので、どうぞご了承ください。

また、来月10月28日(日)開催と11月24日(土)開催の「DEAINARI」はまだまだ参加者を受付中ですので、どうぞお気軽にお申込みください。お待ちしております^^

少し暑く感じる日もございますがすっかり秋ですね^^ 境内には金木犀の甘い良い香りがしております。さて、次の日曜日23日は『木瓜の実収穫祭』ですよ!


皆さま、こんにちは!

巫女の飯田 千春です。

少し暑く感じる日もございますがすっかり秋ですね^^
境内には金木犀の甘い良い香りがしております。

まだ分かりづらいですがお花がさいておりましたよ!

 


さて、次の日曜日23日は『木瓜の実収穫祭』です!

縁結び・子宝・安産・子育て・健康諸願成就を祈願する神事を木瓜の傍に祭壇をたて、執行いたします。

巫女舞の奉納もございますよ^^*

また、当日限定の木瓜の実御守、1体1,000円でお授け致します!箱の中には「御守」「木瓜の葉」「お祓い」の3種類が入っています♪

白い紙かお皿の上にお米(水でといていない状態のもの)を盛り、その上に「御守」と「木瓜の葉」をのせ、「お祓い」で祓いお願い事を唱えて下さい。お祈りの時の他は「御守」「木瓜の葉」は身につけていただくか、神棚など清らかな場所でお祀り下さい。

 

そして木瓜の実繋がりで、、、
9月1日よりお授け致しております「木瓜ノ寶」も残り少なくなって参りましたがまだございます!

ぜひご一緒にお受けください♪

 

また、毎月お授けしております縁守り、10月は「木瓜の実」です!
150体奉製までもう少し、最後の一つまで一つ一つ丁寧に奉製致しますので10月も楽しみにしていてください(*^^*)

こちらは10月1日からのお授けですので木瓜の実収穫祭の日にはまだお授けしておりませんのでご了承ください。

木瓜の実収穫祭、皆さまのご来社お待ちいたしております。

「いなり会」様に同行し研修旅行で「新潟県護国神社様」と「弥彦神社様」へお伺いして参りました!また、9月30日開催のDEAINARIは女性は定員に達しましたので、これからお申し込みいただく方はキャンセル待ちとなります。

こんにちは。

巫女の朽津由美子です。

昨日、一昨日と「いなり会」様に同行させていただき、神職1名と巫女3名は新潟県内へ研修旅行に行って参りました!

「いなり会」様とは日頃、ティアラ グリーンパレスや冠稲荷神社の運営を支えてくださっている企業さんが集う団体で、今年も印刷会社さんや酒屋さん、建設会社さんや美容関連会社さんなど、あらゆる会社の社長様や代表者様がご参加くださいました。

 

さて、一泊二日の旅はいつもお世話になっている多野観光㈱様のバスに乗車して。

まずは当社の大塚祐康宮司と兼ねてより親交のある新潟懸護国神社様へお伺いいたしました。とても美しく広大な境内と立派な社殿に圧倒されました。※昔、軍人さん(下士官)が靴を履いたままお参りできるよう、社殿よりこちら側が低く、広く作られているそうです。また、ミャンマーの人々との温かな交流についても齋藤宮司様よりお話しいただきました^^

社殿にて参加者全員(22名)で正式参拝させていただいた後は…迎賓館TOKIWAにてランチタイム。とても洗練された雰囲気の会場にて…新潟米の新品種「新之助」をはじめ、鮭やノドグロなど、地場産の食材がふんだんに盛り込まれた素晴らしいお料理を美味しくいただいて参りました。ご馳走さまでした^^

 

そして、2日目は弥彦神社様へ。※鳥居の真ん中の柱2本が少し浮いているのは、雨や雪による腐敗を防ぐためだそうです。

御創建から二千四百年以上の歴史を有するという、通称「おやひこさま」。平日であるにもかかわらず、多くの参拝客で賑わっていました。

こちらは参道途中にある「火の玉石」。持ち上げてみて「軽い」と感じれば願が叶う、と言われているそうですが…、挑戦した巫女3名ともに感想は「お、重い…」でした(笑)。

この後、新潟ふるさと村や寺泊アメ横にも立ち寄らせていただき、帰路へ。2日間、「いなり会」の皆さまとご一緒させていただき、新潟県を満喫させていただきました。ありがとうございました^^

ところで、大塚祐康宮司より与えられた今回の研修旅行のテーマは「発見する」でした。

新潟懸護国神社や弥彦神社、そして、道中で体感したこと、目にしたことからの発見により多くを学んで、これからの神社でのご奉仕に活かして参りたいと思います。

今回の研修旅行でお世話になった皆さま、ありがとうございました。

 

≪お知らせ≫

9月30日開催のDEAINARIにつきまして、女性は定員に達しましたので、これよりお申し込みいただく方はキャンセル待ちとなります。

また、男性は残り1名で定員となります。ご興味のある方はどうぞお急ぎください。

いなり会二日目です。皆様いかがお過ごしでしょうか。素蓋鳴神をご紹介します(2)

こんにちは。

巫女の岩瀬愛梨です。

本日は「素蓋鳴神(スサノオノカミ)」についてご紹介します。

前回は「素蓋鳴神(すさのおのかみ)」の誕生から高天原追放までをご紹介いたしました。

高天原を追放された「素蓋鳴神(スサノオノカミ)」はその後どうなったのでしょうか。

素蓋鳴神(スサノオノカミ)」は高天原を追放された後、出雲の国の肥川の上流の鳥髪(とりかみ)へ降り立ちました。

その時、箸がその川を流れ下ってきました。そこで「素蓋鳴神(スサノオノカミ)」は上流に人がいると思い、尋ね求めて上っていきました。

すると、老夫婦がいて少女を間に置いて泣いていたのです。

夫婦の名前は「足名椎(アシナヅチ)」と「手名椎(テナヅチ)」といい、その娘は「奇稲田毘売(クシナダヒメ)」という名でした。

素蓋鳴神(スサノオノカミ)」は三人がなぜ泣いているのかを聞きました。

この夫婦には八人の娘がおりましたが、毎年八つの頭と八つの尾を持った「八岐大蛇(ヤマタノオロチ)」に食べられてしまい、もう末娘の「奇稲田毘売(クシナダヒメ)」しか残っていませんでした。

そしてその末娘の「奇稲田毘売(クシナダヒメ)」もこれから「八岐大蛇(ヤマタノオロチ)」に食べられてしまうというのです。

その話を聞いた「素蓋鳴神(スサノオノカミ)」は「奇稲田毘女(クシナダヒメ)」との結婚を条件に「八岐大蛇(ヤマタノオロチ)」を退治することを申し出ました。

最初は「素蓋鳴神(スサノオノカミ)」の素性を知らない「足名椎(アシナヅチ)」と「手名椎(テナヅチ)」は怪しく思いますが、「天照大御神(アマテラスオオミカミ)」の弟であることが分かると、快く承諾し、「奇稲田毘売(クシナダヒメ)」を差し出しました。

そこで、「素蓋鳴神(スサノオノカミ)」は「奇稲田毘売(クシナダヒメ)」を小さな櫛に変え、髪に挿しました。そして「足名椎(アシナヅチ)」と「手名椎(テナヅチ)」に命じて八つの門を作り、それぞれに強い酒を満たした大きな甕を置きました。

準備をして待っていると、「八岐大蛇(ヤマタノオロチ)」がやってきて、八つの頭をそれぞれの甕に突っ込んで酒を飲みだしました。

八岐大蛇(ヤマタノオロチ)」が酒に酔って寝てしまうと、「素蓋鳴神(スサノオノカミ)」は「十拳剣(とつかのつるぎ)」で切り刻みました。

尾を切ると剣の刃が欠け、尾の中から太刀が出てきました。「素蓋鳴神(スサノオノカミ)」はその太刀を「天照大御神(アマテラスオオミカミ)」に献上しました。これが後の三種の神器である「草薙剣(くさなぎのつるぎ)」です。

八岐大蛇(ヤマタノオロチ)」を退治し、「奇稲田毘売(クシナダヒメ)」を救った「素蓋鳴神(スサノオノカミ)」は須賀の地に宮殿を建てました。

その時に「素蓋鳴神(スサノオノカミ)」は歌を詠みました。

八雲立つ(やぐもたつ) 出雲八重垣(いずもやえがき) 妻ごみに 八重垣(やえがき)作る その八重垣(やえがき)を

という歌で、日本で初めて詠まれた和歌と言われています。

このように高天原を追放された「素蓋鳴神(スサノオノカミ)」は一転して英雄となります。

今回は「素蓋鳴神(スサノオノカミ)」の「八岐大蛇(ヤマタノオロチ)退治をご紹介しました。

写真が用意できず、文字ばかりになってしまい申し訳ありません。

昨日は3連休の中日の日曜日、それに友引ということで初宮のご祈祷やお車の清祓いなど沢山のご祈祷がございました! それに地鎮祭もございましたので、神社でのご祈祷と出張神事と慌ただしい一日でした。


皆さま、こんにちは!

巫女の飯田 千春です。

昨日は3連休の中日の日曜日、それに友引ということで初宮のご祈祷やお車の清祓いなど沢山のご祈祷がございました!

それに地鎮祭もございましたので、神社でのご祈祷と出張神事と別れて行いました。

まずは神社でのご祈祷の様子を!
この日はパパとママのご両親ともにお揃いでお見えの方がとても多かったです。

お宮参りのお子様は太鼓の大きな音にも動じず、スヤスヤと眠っておられたり、お腹が空いて泣いてしまったりする子もいらっしゃいました。

中にはパパの叩いた太鼓の音にだけ驚いて一瞬だけ起き、その後また眠ってしまった子もいらっしゃり、とても可愛らしかったです♪

寝ていても泣いていても皆さま笑顔で愛おしそうに見つめておられました^^*

 


出張神事では権宮司と巫女の朽津さんに行って頂きました!

伊勢崎市、足利市、太田市、足利市と4件の地鎮祭でした。

雨や曇りの日が多かったですがこの日は青空の広がるとても良い天気でした!

少し暑く感じる中出張神事のお2人ありがとうございました!

神社内での神事、出張神事ともにすべての神事滞りなく相済みました。

皆さまに神様のお恵みがありますよう心よりお祈り申し上げます。

群馬県太田市に鎮座する冠稲荷神社のブログです。女子神職と巫女がお届けします。