タグ別アーカイブ: 拝殿

祭具は丁寧にお手入れしながら使用しております♪

こんにちは。

出仕の朽津由美子です。

太鼓のバチを黙々と磨く後姿は…職人さん?いえいえ、実は我らが大塚嘉崇宮司です♪

太鼓のバチは時の経過とともに先が少しずつトゲトゲしてしまうため、叩いた時に太鼓の皮が傷まないよう鑢(やすり)でお手入れ致します(^^)

以前、当ブログでご紹介した大太鼓のバチは野球のバットくらいの大きさですが、こちらは幣殿(へいでん)の太鼓のもので、もう少し小ぶりです♪

幣殿はご祈祷の際に祝詞を奏上したり御神酒や神饌、舞などを奉納するところ。本殿と拝殿の中間、拝殿の一段高いところにございます。

幣殿の太鼓は毎朝、一番に宮司がお祈りする際に叩いたり、時にはご祈祷時の清祓で叩いたり、ご崇敬者様からのご奉納をお預かりした際にも叩いたり致します(^^)

太鼓のバチはとても大切な祭具のひとつ♪常に良い状態を保てるようにお手入れしながら、有り難く使用させていただいております(^^)

光のマジック!拝殿のライトがLED電球に変わりました♪

こんにちは。

出仕の朽津由美子です。

蒸し暑い日が続いておりますが皆さま、お元気ですか?境内の蝉の鳴き声も何となくダルそうに聞こえます(笑)

さて、拝殿のライトが白熱電球からLED電球に変わりました♪なんと4万時間(1,666日=約4年半)もつそうです!

工事を担ってくださったのは、いつもお世話になっております横山電気(株)さん。職人さんがレールを組んでヒョイっと、こんな高いところでスイスイと作業を進めてくださり、あっという間に完了いたしました!

横山電気さんによる光のマジックで 彫刻や絵画も以前より明るく、ハッキリ見えるようになりました!

なんだか美術館にいるような気分になります♪皆さまもご祈祷などで拝殿にお上りいただく機会がございましたら是非、ご覧になってみてください(^^)

今月の神様、菊理媛神(くくりひめのかみ)をご紹介致します。

こんにちは。

巫女の岩瀬愛梨です。

本日はどんよりとした天気で、雨が降る時間帯もありました。

本日は朝からお祓いの神事や地鎮祭に随行させて頂きました。

驚きですが、準備段階では雨が降り、神事の間は雨が止み、神事が終わるとまた雨が降りだすという状態が起こりました。

雨が強くならずに無事に神事を執り納められ良かったです。

さて、今月の神様御朱印は菊理媛神(くくりひめのかみ)です。

どんな神様ですかと聞かれることが多いので、ご紹介したいと思います。

菊理媛神は「古事記」や「日本書紀」本文には登場しません。

「日本書紀」の一書に一度だけ出てきます。

なので、あまり聞いたことのない神様だと思います。

伊邪那岐神(イザナギノカミ)は神産みで命を落とした伊邪那美神(イザナミノカミ)に会いに黄泉の国を訪問しますが、伊邪那美神の変わり果てた姿を見て逃げ出します。

しかし、黄泉比良坂(よもつひらさか)で伊邪那美神に追いつかれ、口論になります。

この時に泉守道者(よもつちもりびと)が現れ、伊邪那美神の言葉を取次ぎ、「一緒に帰ることはできない」と申し上げ、続いて現れた菊理媛神が何か言うと、伊邪那岐神はそれを褒め、帰って行った、というのが菊理媛神が出てくる場面です。

この説話から菊理媛神は伊邪那岐神と伊邪那美神を仲直りさせたとして、縁結びの神様とされています。

菊理媛神(くくりひめのかみ)の名の「くくり」は「括り」の意味で伊邪那岐神と伊邪那美神の仲を取り持ったことから、また菊花の古名を久々(くく)としたことから「括る」に菊の漢字をあてたなど、様々な説があります。

菊理媛神は本殿に祀られております。

本日は菊理媛神をご紹介致しました。

早朝からたくさんの雨が降りましたね。本日のブログは昨日随行致しました地鎮祭の事と、本日15時より行われました「夏越の大祓式」の事をお話ししたいと思います!!

こんにちは。

巫女の片野志穂菜です。

今日は昨日に比べてたくさんの雨が降りました。

本日も早朝より大塚権宮司に随行致しまして地鎮祭に行きました。

写真は雨が強く撮ることが出来ませんでした・・・。

ですが昨日の地鎮祭の写真は撮ることができたのでご紹介したいと思います。

昨日は大和ハスウ工業㈱様の地鎮祭に随行致しました。

地鎮祭の式次第の中に、「地鎮の儀」(とこしずめのぎ)という儀式を行うことがあります。

地鎮の儀は、鎌・鍬・鋤の三つ儀式を施主様と施工様に行って頂きます。

鎌の儀式は「刈初めの儀」と言います。

盛り土にその土地の草を立てて、その草を刈り取って頂く儀式なのです。

主に施主様に行って頂きます。

ちなみにこちらの現場ですが、実は私たちが着いたときに先客がおりました・・・。

この土地を縄張りをしている猫ちゃんなのでしょうか?

私たちが準備をしている間、ずーーっと周りを点検しておりました(笑)

でも地鎮祭が始まるとどこかへ行ってしまいました。とっても不思議な猫ちゃんでした(*@ω@)

そして本日、15時から拝殿にて「夏越の大祓式」が執り行われました。

修祓のあと、大塚権宮司と皆さまで大祓祝詞奏上を致しました。

その後大塚権宮司が代表で玉串を奉られ、拝礼致しました。

最後に大塚権宮司よりお言葉を頂戴し、夏越の大祓式の「ひとかたしろ」を皆さまにお配りして無事に執り納めました。

このひとかたしろを体になすりつけて、半年の厄を移して頂き、人形代のお社にてお焚き上げをして頂きました。

明日から七月が始まります。

令和に変わって今年も残すところあと半年ですね。

これから迎える夏本番に向けて、皆さま体調を崩されませんよう、お気を付けください。

江戸時代に崇敬者様よりご奉納いただいた拝殿の天井画。長い時を経て現代に生きる私達が先人たちと同じように見上げている、と考えますと悠久の歴史を感じずにはいられません。また、境内では何十年、何百年先を見据えて桜の植栽が行われました^^

こんにちは。

巫女の朽津由美子です。

昨日、うっすら積もっていた雪はお日様に照らされてすっかり融けましたが、こちら太田市は今朝も厳しい冷え込みでした。暖かい春が待ち遠しいですネ^^

さて、突然ですがこちらの写真、どこを撮影したものかお分かりになりますか?答えは…拝殿の天井です。パネルのような板に動物や植物、想像上の生物などが描かれております。

これらの絵は江戸時代に崇敬者様がご奉納いただいたものだそうです。冠稲荷神社の現在の拝殿が建てられてから、およそ330年。長い時を経て現代に生きる私達が先人たちと同じように天井画を見上げている、と考えますと悠久の歴史を感じずにはいられません。

4,000年前の土器がゴロゴロと出土するというこの地で、古墳時代6世紀から人々の祈りが奉げられてきました。過去から現在、そして未来へと途切れることなく、人間の歴史が続いていることを実感します。

我らが大塚祐康宮司は常々、「今から何百年後、何千年後を見据えて構想を練り、行動している」と申しておりますが、その言葉を本日も境内で目の当たりにいたしました。

桜の木の植栽です☆

いつもお世話になっている㈱山梅さんが早朝から沢山の苗を運んできてくださり…

境内各所への植え込み作業を行ってくださいました^^

この植栽も宮司が何十年、何百年先を見据えてのこと。

甲大鳥居へと続く薄紅色の桜のトンネル…とても綺麗でしょうね♪

冠稲荷に咲き誇る満開の桜を思い浮かべながら、将来、ここを訪れてくださるであろう参拝者の皆さまに神様のお恵みがありますよう、お祈り申し上げます。

群馬県太田市は強風でしたが雲1つ無い気持ちの良い快晴でした!本日も境内の一部をご紹介致します♪


皆さま、こんにちは!

巫女の飯田 千春です。

とっても涼しいですね~。
群馬県太田市は雲1つ無い快晴でした!、、、強風でしたが(–;)
ですが気持ちの良い気温の一日でした♪

本日も境内の一部をご紹介!

ご祈祷にいらっしゃった事のある方や拝殿に上がられた事のある方は天井を見上げた事はありますでしょうか? 

拝殿の天井は格子形に組んであることから格天井(ごうてんじょう)とよばれております。

格天井には花鳥画・神獣画、源道純が描いた「龍の墨絵」、極彩色の欄間彫刻など、華麗な技巧が施されています。

拝殿内には様々な額がありますがご祈祷などで拝殿に上がる際には額だけでなく天井もぜひご覧ください♪

 

そして拝殿前にある「源義経公ゆかりのご神水」では、厄除の聖水をおわかちしています。

お賽銭箱のところにある御神水容器にいれてお持ち帰りください!
 
 
ご自宅の神棚へお供えしたり、飲むこともできます。
また、流れているところでパワーストーンなどの浄化をしている方もいらっしゃいます。
 
 
実咲社にも御神水容器が置いてありますが実咲社へはご祈願をしたいお狐様の所に水をいれた容器を蓋をせずにおいて頂きましてお参り致します。
 
 
 
なお、蓋は御守としてお持ち帰りください^^
 
 

 

皆さまに神様のお恵みがありますようお祈り申し上げます。