神職の菊地晴紀です。
昨日、2月12日は平成29年新暦の初午でございました。初午とは2月最初の午の日のことをいいます(*゚ー゚)
全国稲荷社の本宗である伏見稲荷大社の御祭神「宇迦之御魂大神」がいなり山へ降りた日が、最初の午の日であったことから全国の稲荷神社で大神様を祀ります。
本来は旧暦2月の最初の午の日(今年ですと3月8日)を初午としていたみたいです。ですので今の初午よりも暖かい日に行われていたことになりますね♪
そして畳や彫刻も綺麗になり、ひと際輝いております聖天宮。とても綺麗でしたので思わずパシャリ!
中の彫刻もとても美しいですね♪色鮮やかなの鳥たちが天井や壁にたくさん!皆さまもお参りの際はぜひ覗いてみてくださいね。
この鳥(ニワトリ)は神道と縁の深い生き物であり、朝にコケコッコ―!と鳴くニワトリの鳴き声は、悪霊・災いなどを象徴する夜の終りを告げてくれます。
「鳥居」の意味も実はここにあり、ニワトリによって告げられた朝の光が神様の先導役を担っていることから鳥居を神社の入り口にするんだとかφ(゚▽゚*)
ちなみに冠稲荷神社の初午大祭は3月19日を予定しております。また日にちが近くになってきたらご紹介致しますね♪
皆様のお参りを心よりお待ちしております!