カテゴリー別アーカイブ: 旧暦

今日は七月七日、七夕です!また二十四節気の小暑(しょうしょ)でもあります。

こんにちは。

太田市の冠稲荷神社の片野志穂菜です。

今日は七月七日、笹の節句でもある七夕の日です!

年に一度、織姫と彦星が会う事を許された日でもあり、この日には笹竹に五色の短冊やお願い事を書いた短冊を飾ります。

今年の笹の節句の御朱印はこちらです!

こちらの御朱印は7月16日まで頒布しております(*>ω<)

織姫と彦星の格好をした可愛いネズミさんとことりパンダちゃんがお気に入りです(笑)

皆様は今日どんなお願い事をされますか?

さて、笹の節句以外にも本日は二十四節気の「小暑」でもあります。小暑は暦の上で本日から暑さが本格的になる日です。

時節柄マスクが手放せないですが、熱中症には皆様どうぞお気を付けくださいね。

そして、先日5日(日)の夕刻、第四回目の「寄付者芳名報告祭」が執行されました。

今回も祝詞内容は省略致しますが、5日までに御寄附頂きました皆様のお名前を神様にご報告いたしました。

修祓から

祝詞奏上

金幣を用い神様のお恵みを皆様にお分ちし、

玉串を奉りて拝礼を行いました。

今回も開式、閉式の大太鼓は私のほうでお手伝い致しました。

御寄附のお願いなどにつきましては、こちらをご覧ください。

崇敬者の皆様とご家族様に神様のお恵みがありますようお祈り申し上げます。

以前、旧暦についてお話致しました。今回は閏月について考察してみます。

こんにちは。

巫女の岩瀬愛梨です。

少し日にちが空きましたが、また暦についてお話していきたいと思います。

以前にもお話ししたと通り、今年は閏月がある年です。

5月23日から6月20日まで閏4月でした。

今回はどのように閏月が決められているのかについて考察したいと思います。

まず、現在でも一か月が30日の月や31日の月があるように、旧暦でもひと月が29日または30日と決められていました。

現在では2・4・6・9・11月が31日ではない月になります。これを「小の月」と言い、反対にひと月が31日ある月を「大の月」と言います。

旧暦でもひと月が29日ある月を「小の月」、30日ある月を「大の月」と呼んでいました。

例として、今年の暦を見てみます。1月はまだ旧暦12月で25日に旧正月となります。その前日は30日、つまり旧12月は30日(大の月)であることが分かります。

その他、今年の大小の月は以下の表のようになっております。(旧11月以降は暦がないため不明です。)

旧正月旧二月旧三月旧四月旧閏四月旧五月旧六月旧七月旧八月旧九月旧十月

そして、以前のブログでもご紹介したように、中気が何になるかによって月が決定します。青で囲ってある部分が旧4月です。4月中気にあたる小満があります。

そして、旧5月に入ってから5月の中気である夏至があります。(紫の線の部分です。)よって、赤い線の部分には中気は何も含まれていないことが分かります。

よって、旧4月の後、旧5月の前の期間は閏月にあたり、4月の続きということから閏4月になるということでしょうか。

ここまでどのように閏月が決められているのかを考察してみましたが、難しいですね。

大小の基準についてが少し曖昧なので、また機会があったら考えてみたいと思います。

今回は閏月がどのように決められているのかを考察してみました。

本日は己亥(つちのと・ゐ)、天神様(菅原道真公)の縁日になります。

こんにちは。

太田市の冠稲荷神社の片野志穂菜です。

今日の早朝の太田市は雨が降っておりましたが、それも9時過ぎには止んで、お日様が少し顔を出したりもしていました。

午後は雲が出てしまい、曇り空となってしまいましたが、境内ではご参拝者様や、鳥たちの声が響いておりました。

さて、本日は暦上では旧五月五日、端午の節句の日です。

また、天神様の縁日でもあります。

天神信仰という、日本における天神(雷神)に対する信仰のことで、特に菅原道真公を「天神様」として畏怖・祈願の対象とする信仰のことをいいます。

※画像は二月にお分ちしていた御朱印です。

なんでも、菅原道真公が大宰府に左遷され没した後、疫病や日照り、落雷などが起こりこれが道真公の祟りだと言われていたそうです。

人の怒りというのは恐ろしいものですね(;-ω-)

菅原道真公をお祀りしている所といえば、北野天満宮や太宰府天満宮などが有名ですね。

また、菅原道真と牛の繋がりも深いことから、天満宮の神使は牛とされています。

冠稲荷神社にも、菅原社という末社がございます。

少し怖い話もありますが、菅原道真公は学問の神様でもありますので、これから何かを学ばれる方、勉強を頑張りたい方などはこちらの菅原社へお参りください。

最後に連日のお知らせになりますが、今年の夏越の大祓式は、今年は皆様にご昇殿頂かず、15時より拝殿にてインスタライブの配信を行います。

また、ご昇殿頂けませんが、拝殿前にて夏越の大祓式をご覧頂けます。

※人形代、猫形代、犬形代につきましては、毎日人形代のお社にご用意しております。

詳細につきましては、冠稲荷神社のHPをご覧ください。

本日は戌の日♪戌の日についてご説明致します(‘▽′*)

こんにちは。

巫女の千葉梨奈です!

本日は戌の日についてご紹介致します。

まず「戌の日(いぬの日)」ってなんだろう?神社で何をするのかな?となんとなく知ってはいるけどくわしくはわからないこともありますよね(^_^;)では戌の日についてご説明致します!

戌の日の「」とは十二支に出てくる戌のことを意味しています。比較的お産が軽く、一度にたくさんの仔犬を出産する戌の力にあやかって、歴で設定された「戌の日」に腹帯(岩田帯)を巻いて安産を祈祷する習わしがあります。

日本の歴には十二支がそれぞれあてられており、戌の日も12日に一度めぐってきます。歴と言えば六曜を思い浮かべる人も多いかもしれませんね。戌の日について少しでも理解していただけたでしょうか?

冠稲荷神社では安産祈願のご祈祷がございますので安産のご祈祷を受ける際には腹帯などお祓いしたいものなどがございましたらお渡しください♪ご祈祷が終わり次第にお返し致します✿

ちなみに7月の戌の日は

7月 6日(月)・18(土)・30日(木)でございます!

安産の御守や御札、絵馬もございます。

 

ご祈祷を受ける際には社務所で対応致します♪

お待ちしております(*^_^*)♡

絵馬掛け近くに咲く植物は花の形が梅に似ていて、葉が車輪状につくことから「車輪梅(シャリンバイ)」というそうですが、栴檀(センダン)と並び、珍しい名前だと思います。

こんにちは。

巫女の岩瀬愛梨です。

神社にいると本当に色々な植物があるな~としみじみ思います。

木瓜にツツジに百日紅に金木犀、梅や桜や桃もありますね。

昨年もこの時期に咲いていたシャリンバイと栴檀(センダン)は、特に名前が覚えられないことでとても印象に残っている植物です(笑)植えてある場所と花が咲く時期は分かるのですが、名前だけは忘れてしまいます・・・^^;

他にも印象に残っているのは、香りがとてもいい金木犀やクチナシ、見た目で印象に残っているのがオオデマリや八重桜、百日紅等ですね。

皆さまもお参りにいらっしゃったときはぜひ植物も楽しんでください。

本日は大安、そして一粒万倍日ということで暦の上ではとてもいい日となっております。

二十八宿は「昴」、神仏詣や婚礼などが吉です。十二直は「開」、引っ越し、結婚などが吉とされています。

そして、天気も晴れということで、お車のお祓いやお宮参りなどにお越しくださる方が多かったですね。

祈祷の際は一組ずつや喚起をして等対策をしてご祈祷を行っておりますが、体調には注意してお参りください。

また、暦を確認した所、本日5月20日の旧暦は閏四月二日なのです。

今年は閏月がある年であることに驚きました。

数年に一度調整のために閏月が設けられるようですね。

詳しいことは後日調べたいと思います。

本日は新暦の初午です。神社にはご祈祷にいらっしゃる方々がたくさんご来社下さいました。ちなみに冠稲荷神社の初午は旧暦の二月になりますので、来月3月です!

こんにちは。

巫女の片野志穂菜です。

今日は昨日に引き続き境内は冷たい寒さに包まれました。

ですが、境内の木瓜の木はいくつか赤い蕾がついており、可愛らしく春のお知らせをしてくれていました。

早く真っ赤な花を咲かせてほしいです(*>ω<)

※これは昨年の木瓜の木です

さて、今日は新暦の初午です。

初午とは「二月の最初の午の日」で、簡単に言うと、稲荷の神様の誕生日のことです!

稲荷社の本社である伏見稲荷様では、初午大祭が行われたそうです。

冠稲荷の神様は、旧暦の初午でお祝いますので、冠稲荷の神様のお誕生日は今年は3月4日、初午大祭は3月22日に行います!

きっと来月には暖かくなっているはず・・・!!

個人的にも春は好きな季節ですので、今からとても楽しみです♪

最後にお知らせです。

今月の御朱印の直書き可能な日の受付時間ですが、

17日までの土日祝は夕方4時(16時)、平日の戌の日は午前中までとなります。

平日の直書き対応では無い日は通常通り17時まで受付しております。

お預かりやレターパックの受付も17時まで行っております。

ご来社の際はお時間をご確認のうえ、ご来社ください。

 

本日は二十四節気の一つ、立冬ですね。暦の上では今日から冬ですね。朝晩も肌寒くなり、陽も短くなっております。お参りの際は暖かくして、道中お気をつけてお越しください。

こんにちは。

巫女の岩瀬愛梨です。

本日は二十四節気の一つ、立冬ですね。

冬の始まりを意味します。

境内では、まだ季節外れの桜や木瓜が花開いておりますが、朝方は寒く、冬の訪れを感じますね。*夕方に写真を撮ったので、見ずらいかと思います…。

そして、 二十四節気を3つに分けた七十二候では初候「山茶始開」、読み方は山茶(つばき)始めて開くです。

この山茶(つばき)は山茶花(さざんか)の事です。

山茶花もツバキ科の植物で、秋から冬にかけて咲くので、冬の訪れを告げる花とされ七十二候に使われているのですね。

ちなみに椿は真冬~4月ごろまで咲きます。

なので、山茶花は冬の季語で、椿は春の季語です。

この山茶花は1月の縁守に納め奉製致します。

そしてこれから奉製する12月の縁守は境内の紅葉を納めます。

聖天宮の鳥居に向かって左側の紅葉は徐々にですが着々と色づいてきております。

以前よりも赤い色がよく目立つようになってきました。

その他、七福神殿右側や甲参道には銀杏の木がありますので、黄色い絨毯が見られる日が楽しみですね。

昨年は11月終わりごろに紅葉が全体的に広がり、12月初めの頃に黄色い絨毯が見られたので、もうちょっと先かもしれません。*昨年の様子です。

日も短くなっておりますので、道中お気を付けください。

 

本日、戌の日です。群馬県民の日と重なり、多くの方がご来社されました。そして19日から頒布し、大きな反響を呼んだ「即位正殿の儀」の御朱印は本日最終日です。

こんにちは。

巫女の岩瀬愛梨です。

境内のヒガンザクラが開花(?)しております(笑)小さな白い花が上のほうにちらっと咲いております。

八重桜を背景に・・・(下の方の白い花がヒガンザクラです。)

さて本日は群馬県民の日、また戌の日ということで、多くの安産祈願の方、また七五三の方にお参り頂きました。

また、十三参りのお参りの方もご来社されました。

十三参りは旧暦3月13日前後(新暦3月13日から5月13日)に数え年13歳で行うお祝いです。13歳というのは、元服を行うとされる歳で、大人の仲間入りをする年です。他にも厄年を迎える最初の歳が13歳で厄払いの意味があったなどの説があります。

現在では10月~11月にも行われております。

御朱印も戌の日ですので通常の冠稲荷神社の御朱印に双子きつねちゃんの戌印が入りました(#^.^#)

そして即位正殿の儀の御朱印が本日最終日ということで、御朱印をお求めの方が沢山ご来社されました。

最後に連日お伝えしておりますが、冠稲荷神社では今年も年末年始に巫女のお手伝いをして下さる方を大大大募集中!!!

力仕事もあるので、男性の方でも構いません!

12月28日(トイレやゴミ捨ての場所など、色々説明します!)、三箇日はなるべく参加して欲しいです(-ω-)

お正月を迎えられるように色々な事を準備したり、御守の頒布やご祈祷の受付・案内、御焚上などなど・・・お願いしようと思っています!

詳細は直接お目にかかってご説明させて頂きたいので、“お手伝いしてみたい!”という方はぜひお電話(0276-32-2500)を!

第一声に迷ったら、「ブログで巫女さんのお手伝い募集してるって書いてあったので、お電話してみました!」で大丈夫です(*>ω<*)ノ

書類の準備などもあるので、行こうと思ってる何日か前に一回ご連絡してください。一緒に巫女さんの恰好をして、楽しいお正月にしましょう!

聖天宮前の紅葉がちょっとずつオレンジ色に染まってきております。今夜から明日にかけて台風の影響が心配です。皆さまもお気を付けください。

こんにちは。

巫女の岩瀬愛梨です。

お昼ごろに急な土砂降りが降りましたね。午前中は日がさす時間帯もありましたが、時間が経つにつれて天気が崩れてきました。

では、本日の境内の様子です。

金木犀は蕾の姿が見えるような感じですね。まだ緑色なので、花が咲きそうな蕾の姿ではないようです。

金木犀の甘い香りが好きなので、早く咲いてくれないかなとそわそわしながら待っております(笑)

昨年がとても長い期間金木犀の香りが続いたので、今年は少しさみしい感じです。

この後、台風の予定なので心配ですが、可愛らしい花の姿、甘い香りを境内に漂わせてくれることを信じて楽しみに待っていたいと思います(#^.^#)

ヤブランは緑色の実がチラホラと出てきております。実が熟すと黒くなるらしいので、今後どのように変化するかも注目して観察したいと思います。

紅葉も徐々に進んできています。写真を撮っていると、鳩さんが遊びに来てくれました。(頭隠して尻隠さず・・・(笑))

下からは撮れたのですが、上から撮影しようと聖天宮の階段を上がったところ、葉っぱで隠れてしまい、断念しました。

そして本日は十三夜です。

旧暦8月15日の夜は十五夜として団子などを供えてお月見をしますが、旧暦9月13日には後の月、十三夜として枝豆、栗などを供えてお月見をする風習がありました。

豆名月や栗名月とも呼ばれるそうです。

本日は台風の影響で月は見れない可能性が高いです。皆さまもお気をつけください。

最近境内では七五三を迎えられたお子様の晴れやかな着物姿を見かけることが多くなって参りました。お子様の健やかな成長をお祝いし、家族皆さまで良い思い出の残る楽しい記念日になるようお祈り申し上げます。

こんにちは。

巫女の岩瀬愛梨です。

朝のうちは雨が降っていましたが、早めに止んでよかったです。

最近は11月も近いということで、七五三のご祈祷も増えてまいりました。本日も3歳の女の子と7歳の女の子がご来社くださいました。

さて、本日は七五三や厄年のお話をする際に出てくる「数え年」についてお話したいと思います。

皆様はご自分の数え年をご存知でしょうか?

現在は生まれた時を0歳として、誕生日を迎えるごとに1歳、2歳・・・と年を重ねます。

この数え方を満年齢と言います。

しかし、厄年表を見てみると不思議に思うことがありませんか?

「あれ?自分は今年○○歳なのに、厄年表に書いてあるのは1歳上の年齢だなあ・・・」

例えば平成7年生まれの方は今年24歳になります。しかし、方位除けに当たっている項目を見ると、平成7年生まれの方は25歳と書かれています。

この厄年表に書かれている年齢、こちらが数え年の年齢です。

数え年の数え方はまず、生まれた時から1歳と考えます。そして、誕生日ではなく、お正月を迎えるごとに2歳、3歳と年を重ねるのです。

日本では戦後満年齢が普及しました。それまでは数え年で年齢を表していたのですね。

七五三のお祝いも数え年でのお祝いなのですが、最近では満年齢で考えることも多いです。

冠稲荷神社では1年を通して七五三のご祈祷を受け付けています。満年齢でのお祝いでも数え年でのお祝いでも、春でも秋でもお待ちしております。