梅雨も明けないままに暑い日が続いておりますが皆様お元気でらっしゃいますでしょうか? 

権禰宜の雑賀直子です。

梅雨も明けないままに暑い日が続いておりますが皆様お元気でらっしゃいますでしょうか? こまめに水分補給なさってくださいね?(ダムも水分補給できればいいのに…)

さて。

梅雨はあけておりませんが、七月になりましたので。

夏祭りの季節がやってきます!

宮司は7月中旬から土曜日曜ごとに兼務神社を始め近隣地域の夏祭りをハシゴする事になっています!……という事は、準備も目白押し。

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神社や地域によって準備も色々、写真は高林東町の夏祭りで使う御幣(たち)。1本だけ大麻にして、残りは四垂の御幣にします。その御幣を「お祓い」として地域内を手分けしてお祓いされるのだと聞いています。全部で18本………奉製しますよぉ!

春祭りでは鳥居にしか下げなかった幣束(紙垂の事ですね)も、夏祭りは賑やかに境内ぐるりと下げたいから。とのお話で、こっちは50枚、あっちは100枚、といった具合……奉製しますよぉ!

 

と。その前に。

7月1日に八丁〆の祭典を執り行いました。

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八丁〆(はっちょうじめ)と呼びます。神札に書かれている文字は「さいじんさい えきじんよけ おんしゅご」。塞神様の解説はインターネット上の情報にお願いするとして。紙垂をつけてある方のお札は、竹に括り付けて然るべき場所に立てる事になっています。

村によって違うのですが、細谷町は主に水路関係(橋の欄干とか)と、隣村との境目の辻。岩松町などは村の四隅。尾島町は旧354沿いに3対。いずれにしろ、疫病の神様が村に入ってきませんように、という事なんです。

現在は役員さんなどの都合によって日付が変わる村もありますが、元々の【本日】は7月1日なんですね。

 

京都の八坂神社さまの祇園祭と関係があるのかしら?

という事は、八丁〆と祇園祭(夏祭り)って、実はワンセット?

色々調べてみても、考察してみても、いまだに答えにたどり着いていません。

八丁〆を詳しくご存じの長老様にもお会いしないしなぁ……。どなたかご存知の方、いらっしゃらないかなぁ……。公式の「記憶」が消えちゃったクチかなぁ……。

そんな事をつらつら考えながら、お札刷ってました。

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