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本日は観光の方や七五三を迎えられたお子様とそのご家族様がお参りに来てくださいました。お彼岸も後半に差し掛かり、陽が暮れるのが少しずつ早まってきますね。本日は、彼岸について調べてみました。

こんにちは。

巫女の岩瀬愛梨です。

朝のうちは晴れておりましたが、午後になると曇り空になり、雨が降る時間帯もございました。

本日は9月24日、彼岸の中日を過ぎ、彼岸の明けも近づいてきました。

さて、私たちは自然と「彼岸」という言葉を使っておりますが、「彼岸」とは一体何なのかについて調べてみました。

彼岸とは、仏教でいう彼方(かなた)の岸、つまりこの世ではないあの世のことです。人々が欲や煩悩から解放された世界とされております。

対して、今私たちが生きている世界、こちらを此の岸、「此岸(しがん)」と言います。

春分の日と秋分の日は昼と夜の長さがほとんど同じで、太陽が真西の方向に沈みます。仏教では西の方角にあの世が存在する場所があるとされています。そのため、春分の日と秋分の日は彼岸と此岸の距離が最も縮まると考えられております。

皆さんも彼岸の時にご先祖のお墓参りをするかと思います。

彼岸は仏教行事の一つですが、日本特有の行事です。日本では仏教が伝来する以前からお彼岸の時期に祖先または自然に感謝する習慣がありました。

こういった機会に先祖に思いをはせてみるのも良いかもしれませんね。

最後に、本日閉宮時、厳島社にて黒にゃんと遭遇しました!

お目当ての人がいなかったからなのか、どこか寂しそうにニャーと鳴いていました。

しばらく私に甘えるようにスリスリし、閉宮する私の後を琴平社のところまで付いてきました。

また明日遊びにおいでと声をかけ、黒にゃんとさよならしました(笑)

 

本日はとても秋らしい穏やかな天気でしたね。本日は旧暦の8月15日、中秋の名月、十五夜です。たまには夜空をゆったりと見上げてみるのも良いかもしれませんね。

こんにちは。

巫女の岩瀬愛梨です。

本日はとても秋らしい天気でしたね。

涼しく穏やかでとても過ごしやすい日となりました。

そして、明日は大安の土曜日です!

大前神前結婚式が2件執り行われます。

そのための縁結びの指輪を奉製致しました。

そして、境内では百日紅が実を結んでおります。

緑色の綺麗な実ですね。宝石のような見た目がとても素敵です。

こちらはまだ蕾の百日紅です。奥には実が見えます。

蕾と実が同時に見えるのも楽しいですね。しばらくは蕾・花・実と楽しみたいと思います。

また、本日は旧暦8月15日、中秋の名月、十五夜です。

皆様は十五夜と聞いて何を思い浮かべますか?

三方に乗った月見団子、藍色の夜空に浮かぶ月、風を受けてさらさらと揺れるススキ・・・でしょうか?

それとも竹取物語のかぐや姫が月を見て悲しんでいる場面でしょうか?かぐや姫が月の住人達に連れられて、月へ帰っていく場面でしょうか?

また、日本では月の影の形を見て、兎さんが餅つきをしていると言います。中国では薬をつくっていたり、他の国では女性の横顔であったり、カニであったりと地域によって見える形が違うのも面白いですね。

昔から人々に親しまれてきた月、たまには電気を消して、月明かりを感じながら心穏やかに月を眺めてみてはいかがでしょうか。

 

本日は7月7日、新暦七夕の日です。雨がぱらぱらと降ったり、止んだりと不安定な天気でした。昨日に引き続き、七夕に関するお話です。

こんにちは。

巫女の岩瀬愛梨です。

本日は新暦七夕ですね。

昨日は七夕の有名な織姫と彦星の伝説についてお話しいたしました。

本日は、七夕が元々どのような行事であったかをお話ししたいと思います。

七夕は元々「五節句」の一つである「七夕(しちせき)の節句」です。

元々は中国で行われていた乞巧奠(きっこうでん、きこうでん、きっこうてん、きぎょうでん)という行事です。

乞巧奠は7月7日の夜、織姫にあやかって手芸上達を願い、庭先に針や糸など裁縫道具を供えて星に祈りました。

この行事が日本に伝わり、日本に元からあった、女性が神様のために着物を織る「棚機(たなばた)」という神事が結びつきました。「七夕」が「たなばた」と呼ばれているのは、これが関係しているようですね。

七夕の行事は最初は宮中や貴族の家で行われましたが、江戸時代には一般庶民にも広がり、手習い事の上達を願い、素麺が食されました。

素麺が食されるのは

・天の川に見立てたため

・糸に似てるから

・古代中国のある貴族の子が7月7日に亡くなり、祟りによって病が流行ったため、その子の好物であった索餅(さくべい・素麺の原型)をお供えしたため

などの理由があります。

また、七夕は願い事を短冊に書き、星に祈ることから「星祭り」、笹竹に飾り物をすることから「笹の節句」とも言うそうです。

また、七夕でお願い事を書く短冊にも意味があります。

まず、色は赤・青(緑)・黄・白・紫(黒)の五色です。これは陰陽五行説に基づいています。

紫(黒)は学業、赤は両親や先祖への感謝、白は規則や義務を守る達成の願い事、黄は人間関係、青(緑)は成長や直す事などを書くと願いが叶いやすくなるそうです。

色でお願い事が違うなんて面白いですね。

皆さんはどの色でお願い事を書きますか?

本日は行事としての七夕についてお話しました。

湿度が高く、早朝には降雨もありました境内ですが、午後は雨がやみました。相変わらずの暑さですが、皆さま体調はお変わりございませんか?今日は30日(日)に行われる「夏越の大祓式」についてお話しさせて頂きます♪

こんにちは。

巫女の片野志穂菜です。

早朝は降雨がありましたが、午後には境内の雨はやみました。

ですが湿度が高く、相変わらずの暑さでした。

皆さま体調のほうはお変わりございませんか。

台風も来そうな予報も出ております。

皆さまお気をつけくださいね。

さて、今日は30日に行われる「夏越の大祓式」について自分で調べたことをお話ししようと思います!

まず、大祓は日本の神道儀式のひとつで、6月に行われる夏越の大祓は、半年のうちに溜まった厄を払い落す儀式です。

「名越の祓」とも呼ばれます。

大祓では、茅の輪のくぐりも行われます。

茅の輪は、正面から最初に左回り、次に右回りと 八 字を描いて計三回くぐることで、半年間に溜まった病と穢れを落とし残りの半年を無事に過ごせることを願うものです。

また、人形代を体の調子の悪いところを撫でて頂き、その人形代はろうそくから火をつけ、人形代を焚き上げて頂きます。

(火鉢に入れる際は、火が燃え移らないようにお気を付けください)

この人形代は場所によっては川や海などに流すところがあり、「流す」行為は、後に願掛と結びつき、同時期に行われる七夕祭と結びついて短冊を流すことがあるそうです。

また、京都では夏越の大祓の時期に「水無月」という和菓子を食べる習慣もあるそうです。

どんなのものなのかいつか実物を見てみたいです(*-ω-)

冠稲荷神社の夏越の大祓式

6月30日 午後3時からです!

皆さまのご来社、お待ちしております♪

本日はとても暑い日ですね。六曜では仏滅となっており、良くない日とされておりますが、実は一粒万倍日と天赦日などが重なった一年で一番いい日です(#^.^#)

こんにちは

巫女の岩瀬愛梨です。

本日はとても暑くなりましたね。扇風機の風がとても気持ちいいです。

さて、今日は仏滅です。

仏滅は六曜の中では大凶日に当たり、何事もうまくいかない日とされております。

ですが、本日は2019年の中で最も良い日なのです。

まず、暦の上で十二直では建、二十八宿では参となっております。

建は万物を建て生じる日で大吉日で、旅行や結婚、引っ越しにも良い日となっております。ただし、屋敷内の土を動かす事、船に乗ることは良くないとされております。

参は結婚や養子をとることには吉日ですが、衣服を裁つのには凶とされております。

このように十二直でも二十八宿でもいい日となっております。

それだけではありません。実は本日は一粒万倍日と天赦日と神吉日が重なった日でもあります。

一粒万倍日は一粒の種が万倍にもなる日ですので何かを始めるにはとてもいい日です。しかし、お金を借りたりすることは凶とされています。

天赦日は百神が天に昇る日で、天が地上の万物を生養し、その罪を許す日です。暦の上で最上の吉日とされ、年に数回しかありません。

神吉日は神事に関することは吉とされる日です。神社への参拝や祖先を祀ることが吉とされております。

本日の境内はクチナシの良い香りが漂っております。

とても暑い日ですので、熱中症にはお気を付けください。

今日から6月です!そして、本日6月1日は「己巳(つちのと・み)」の日、弁才天様の縁日です(#^.^#) 6月からの神様の御朱印も弁才天様なので、何か縁を感じました!

こんにちは。

巫女の岩瀬愛梨です。

本日はとても天気がよく汗ばむ陽気でしたね。

皆様熱中症にはお気を付けください。

まずは境内の様子からご紹介いたします。

インスタグラムにも載っておりましたヒメシャラとネズミモチを撮ってきました。

こちらがヒメシャラです。甲参道の聖天宮に向かう階段近くにあります。わかりにくいところにありますが、木瓜の花のほうから大鳥居に向かって歩いていく方が見つけやすいです。

次にネズミモチです。変わった名前ですね。こちらは蕾です。風に吹かれて揺れていたため、写真がブレてるかと思います。こちらは花です。はじけるように四つに開いた花が可愛らしいです。

その他ツツジなども綺麗に咲いております。

今日から六月となりました。

新しく変わった六月の御朱印をご紹介いたします。

まずは六月の限定御朱印です。

雨が過ぎて天が晴れるということで「雨過天晴」の文字が入ります。物事が悪い状況からいい方向へと向かうという意味があります。紫陽花とお狐さまとてるてる坊主がかわいらしいです。

これから梅雨を迎え、本格的な夏になる6月にピッタリですね。

今月の神様朱印は七福神の一柱である弁才天様です。

また、本日は「己巳(つちのとみ)」の日で弁才天様の縁日です。

前回の己巳が4月2日だったので、それから60日経っているのですね。

4月2日のブログでも「己巳」の弁才天様の縁日についてご紹介いたしました。

ですが、なぜ巳の日の中でも己が付く日なのかはお話していなかったと思います。改めて調べてみました。

それは、陰陽五行説の五行相生に基づきます。

木→火→土→金→水→木という順に相手を強める影響をもたらすというのが五行相生です。

木から火が出て土になり、土が金となり、金が水となり、水が木を育てるという感じですね。簡単に流れをいうとこんな感じになります。

「己(つちのと)」とは読み方からもわかるように「土」を意味します。土は金を生じさせます。なので、財運の神である弁才天様の縁日は己の巳の日なのです。

そんな弁才天様の御朱印は今までの明るい背景とは異なり、梅雨の季節ピッタリな紫陽花と雨の風景の御朱印となっております。

こちらは書置きのみの対応となります。

6月の直書き可能な日のお知らせです。
・6/1(土)・6/15(土)
*午前9時~午後4時(丸文字可)
・上記以外の土曜日
*午前9時~午後5時(丸文字可)

・すべての日曜日
*午前10時~午後5時

平日
戌の日・6/6(木)・6/18(火)
*午前9時~午後3時(丸文字可)
.
※上記以外の日は基本的に書き置き(通常文字のみ)か押印のみとなります。

その他の情報はHPをご覧くださいm(_ _)m

今日は早朝から大雨、境内にもたくさんの水たまりができていました。大粒の雨が境内に強く降り、「あぁ、もう梅雨なんだなぁ」としみじみ感じておりました。

こんにちは。

巫女の片野志穂菜です!

暦の上で、本日は二十四節気の第8、「小満」です。

万物が次第に成長して、一定の大きさに達して来るころと言われております。

麦畑が黄緑色に色づくのもこのあたりからだとか。

そして、恵の雨にしては少々強いですが、早朝から大変な雨が降り続いておりましたね。

地域によっては冠水している地域もあると思います。

皆様、事故やケガにはどうぞお気を付けくださいね。

神社はこの雨で境内もいたるところに大きな水たまりができました。

水が溜まり落ち葉が流れていくのが分かります。

小さい池みたいですね。

参道から見る拝殿も、雨に濡れているせいか少しさみしそうに見えます・・・。

ですが、雨の日にもお参りして下さる方がいらっしゃり、とても嬉しく思いました*^^*

中には名古屋からきてくださる方もいらっしゃり、冠稲荷神社の御朱印をもらっていって下さいました。

遠方よりご来社頂き、ありがとうございます♪

今度は晴れた日にぜひお参りにきてくださいね。

さて、雨の日でもあまり濡れて頂きたくないので、人形代のお社と、実咲社のところには大きな傘を用意しております。

こちらが実咲社。

真ん中に白い傘を用意しております。

こちらは人形代。

緑の大きな傘を用意しております。

広く大きな傘を用意しておりますので、お参りの際もあまり濡れることがなくお参りして頂けます。

なので、もしご来社の際雨が降っていてもご安心なさってお参りにきてくださいね♪