こんにちは。
巫女の朽津由美子です。
本日は朝からグングンと気温が上がり、25℃を超える夏日となりました!大鳥居前の新緑は太陽の光を浴びてキラキラ輝き。。。
境内でみつけた小さなテントウムシくんは思いがけない暑さから身を守ろうと、日陰に向かって一生懸命に歩いていました^^
さて、数日前より日替わりでご案内しております神前結婚式のあれこれですが、今回は「玉串拝礼(たまぐしはいれい)」についてお話しさせていただきます。
玉串拝礼はお式の中で新郎新婦様やご媒酌人様(またはご親族代表者様)に行っていただく儀式で、玉串(榊に紙垂を付けたもの)を神前にお供えいただき、二礼二拍手一礼でお参りいただきます。
榊(さかき)は常緑樹で常に繁っていることから、繁栄を象徴する「栄木」、神域を示すことから「境木」などの語義があるそうです。数ある草木の中から榊を使うのには、このような理由があるからなんですネ^^
尚、お式の間、新郎新婦様がお席からご移動して行っていただく儀式はこの「玉串拝礼」のみとなります。緊張なさる方もいらっしゃいますが、お式の中で巫女が都度、作法をご案内いたしますので、どうぞご心配なく♪
また、今回、ご案内しております玉串拝礼をはじめ、参進や誓盃の儀など、新婦様は特に重さのある和装をお召しになられてのことですので、思いのほか動きが制限されてしまう場合がございます。神職をはじめ巫女も随時、新郎新婦様のご様子を確認させていただきながらお式を進行いたしますので、どうぞ焦らずごゆっくりご対応くださいネ!※5月8日撮影の新郎新婦様です。やはり色打掛をお召しの新婦様より袴姿の新郎様の方が身軽なご様子ですネ^^
冠稲荷神社での大前神前結婚式の流れについてはこちらもご参考ください^^